イワシの頭(2)構造物Ⅱ()撮影部位 2007-06-14 15:58:52 | Weblog イワシの頭を構成する矩形の膜状構造物(Ⅱ)全体の写真です。アルファベットは撮影した部位を示しています。全体として平たいのですが,膜の内部は均一ではなく,左下の厚いところ(黒く見えるところ)より放射状の構造が領域FEGHあたりに見えます。 ミクロラボ Π(パイ) ポリ亭 参照:高分子-ミクロの世界-
イワシの頭(1)構成する構造物-全- 2007-06-14 15:46:05 | Weblog ◆ これから数回,イワシの頭を構成する"部品”について説明しましょう。昔から,「鰯の頭も信心から」とよく言います。ことわざ辞典によれば,「例えどんな詰まらないものでも,信心の仕方次第で,尊くありがたいものになる・・」とか。鰯さんには気の毒だが,鰯の頭は世の中の詰まらないものの代表のように言われています。 ◆ イワシの頭は手で押すと簡単にぐずぐずに壊れてしまいます。大型の鯛のように立派な「頭蓋骨」があるわけではないからです。壊れたイワシの頭部からは,写真に示したような,いろいろの形の膜状の構造物が取り出されます。これらの構造物がタンパク質でつながって頭の形を保持しています。 ◆ 今後のブログでは構造物ⅠとⅡについて顕微鏡写真を紹介することにします。 ミクロラボ Π(パイ) ポリ亭 参照:高分子-ミクロの世界-(Yahooブログ)