ニラの雄しべの超マクロ写真です（スケールバーは100μｍ）。雄しべは6本雌しべを取り囲むように生えています。この写真は葯の裏側に花糸がついている付近を撮っています。花糸は先細りですがその先端で葯に繋がっています。花粉放出の役目を果たせばすぐ落ちてしまうでしょう。
撮影日：2012.9.23 ミクロロラボΠ(パイ)-SABAE ポリ亭
図はニラの雌しべの上方から撮った超マクロ写真です（スケールバーは100μm）。ニラの雌しべは1本，3個の子房の中央より1本直立しています。花柱は太く，柱頭は花柱とほとんど変わらないくらいで広がりも分岐もしていません。ただし柱頭の天頂部には凹凸があり，花粉をキャッチし易そうな形です。
撮影日：2012.9.22 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
現在，こちら福井ではニラが満開です。我が家では畑や垣根の根元などに群生しています。花が一斉に咲いて風に揺れると結構きれいに見えます。花は尖った花びらが6枚生えています。花芯には緑色の子房が3個あり，その真中から雌しべが1本生えています。雄しべはその周辺を取り囲むように花弁と同じ6本生えています。
撮影日：2012.9.22 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
ヒメウツギシリーズよりニラシリーズに移る前に道北の能取湖の浅瀬に群生しているのサンゴソウの写真を載せます。なるほどサンゴによく似た植物です。