シュウメイギクの子房表面に並んでいる突起は雌しべと考えられます。前回よりやや拡大して撮影しました。突起は球形というより両端が丸まった短い棒状です。ただし,一定の揃った形というわけではありません。雌しべの表面には微小な突起がびっしりと生えています。茶色に変色している蕊は受粉して熟成が進んていると想定しています。
撮影日:2012.9.23(鯖江市内) ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(TAKAHASHI)
シュウメイギクの花の中央には薄緑色の子房が存在しています。子房は直径6mm程度の円錐形です。ただし単純な円錐ではなく最下部は3~4mmくらいまで絞り込まれたような形をしていま。子房の表面に多数並んでいる突起は雌しべなのでしょう。次回は毛少し拡大して眺めましょう。
撮影日:2012.09.30 ミクロラボΠーSSABAE ポリ亭