コリウスの中心部のマクロ写真です。先のとがった花弁は6枚生えており，根元は白で中央部より上は薄紫色です。雌しべは3本生えており，その柱頭は雄しべより背が高くまで伸びています。自家受粉は起こりにくい状況です。
撮影日：2012.10.9 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
コルチカムは秋に入るといきなり花茎が地面から現れてきて咲き始めます。く雌しべも雄しべもしっかり識別でき，マクロ写真を撮らなくてもよいくらいです。今回は集団で咲いている様子です。花の後，そのままにしておくと球根が増えてきて集団で咲くようになります。
花が咲いた翌年の春には葉がいっぱい出てきて逞しく成長します。夏前には葉が枯れます。
撮影日：2012.10.9 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
前回まででノシメランに関する連載を終了し，次回からはコルチカムについれ連載します。今回はその繋ぎとしてアオサギの離水の瞬間を写した写真を載せます。