~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

青春18きっぷ ⑤ 肥薩線~おれんじ鉄道ひとり旅 part2

2019年04月15日 | 鉄旅
4月も半分過ぎ、ソメイヨシノはすっかり散り葉桜となり
今は街路樹には赤と白のハナミズキが満開です。
熊本地震から3年になりますが先日は嬉しい記事が・・・

熊本地震の土砂崩れで不通になっていた豊肥線の大津~阿蘇駅間
2020年度中には全線開通し大分まで繋がりそうです。
残念ながら南阿蘇鉄道はまだ復旧のめどがたっていませんが・・・・
鉄道復旧記事に復興していることを感じられました

さて、青春18きっぷ利用の一人鉄旅に出掛けて10日も経っていますが残りをUPします。

ななつ星に遭遇した人吉駅から吉松までいさぶろう号に乗車し
最初の停車駅は楽しみにしていた大畑駅



満開の桜の大畑駅を後に・・・



日本で唯一、ループ線の中にスイッチバックを併せ持つ大畑駅を
眼下に眺めいさぶろう号は進み・・・矢岳駅を過ぎ・・・
日本三大車窓の景色は残念ながら雨で霞んでいました。

そして、今回の旅の一番の目的でもある真幸駅へ
実は2年前、駅舎の横にある枝垂桜に感動した私はこの時期になると
無性に無人駅にひっそりと咲くこの桜に会いに行きたくなるのです。
しかし、今年は少し早すぎたよう・・・


枝垂桜の横に撮り鉄さんの車が停車し、これまた少し残念

その代わりと言ってはなんですがシャクナゲが満開でした。



「また来年会いに来るから・・」と真幸駅の桜にサヨナラ

11:22吉松駅到着し3分の乗り換えで観光列車「はやとの風1号」に乗車
人吉駅で購入した駅弁を食べ・・・

車窓から桜を眺め・・・


満開のミツバツツジと桜の散る嘉例川駅

8分の停車中は雨も上がり・・・




12:16 隼人駅で下車し普通列車へ乗り換えます。
はやとの風の終点は鹿児島中央駅でこのまま乗車も出来ますが
観光列車は特急なので青春18きっぷでは利用できません。
別に乗車券・特急券が必要となるので乗車区間は少しでも短くし節約(笑)

13:04鹿児島中央駅着後13:26発川内行きへ乗車
川内駅からはおれんじ鉄道に乗車し予定では「おれんじ食堂車」が停車する
薩摩高城駅で海岸散策予定でしたが時々小雨が降る天気なので
諦めてそのまま終点八代まで乗車することにしました。
天気が良ければ青い海が見れたのですが残念ながら鉛色の空と海

おれんじ鉄道は今回で3回目の乗車になりますが未だ青い海には出逢えない私
またリベンジしろと言うことでしょうネ(笑)

水俣を過ぎると車窓には急に桜の花が目立ち・・・
津奈木駅を過ぎると左手に重盤岩が見えます。

写真ではよく解りませんが岩の先のポールには鯉のぼり?桜も満開かな?

おれんじ鉄道はのんびりとしたローカル線で(1両編成ワンマン)
車窓には菜の花や桜、レンゲソウの畑の田園風景が続き
乗客のほとんどが地元の高校生や高齢者
確か田浦御立岬公園駅だっただろうか・・・
下車しようと席を立ったおばあちゃんがいきなり転倒したらしく
私の席からは見えなかったが大きな悲鳴を聞き直ぐに近寄ると
側にいた男子高校生がおばあちゃんを抱え上げようとしていたので
ふたりで両側から抱え座席に座らせると同時に飛んできた運転手さんが
顔見知りなのか「歩けるかい?けがはないかい?」と腕を組みホームへ
幸にもケガも無い様子で歩くおばあちゃんの姿を見送りホッとしました。
おばあちゃんを一緒に抱える私に向かって「いち・にの・さん」と
タイミングを合わせるため掛け声をかけた男子高校生の機敏な行動
何事もなかったかのよう気づかぬ間にその駅で下車したさりげなさ・・・
思いがけないアクシデントを振り返りながらも
とても心豊かな幸せな気持ちになりました

たのうら御立岬公園駅を過ぎトンネルを抜け肥後二見駅付近まで
列車は海のすぐ横を走ります

鹿児島では雨模様だったのに天気は良くなり・・・

もう少し遅い時間だったら見事な夕景が見れるはずでした。

途中すれ違ったくまモンラッピング車両

今回利用したのは「おれんじフリーきっぷ」なのでここで乗り換え
逆戻りし佐敷駅かどこかで次の八代行き列車に乗れれば
「バッチリ夕日が見えてたかも?」と気が付くのが少し遅すぎました。
帰宅後、我が家から見た美しい夕日を見ながら益々後悔したのでした(笑)

実はこの鉄旅は2017年11月のおれんじ鉄道乗車のリベンジでもあったのですが
今回も「薩摩高城駅」下車&散策は実現ならず
いつの日か必ず・・・
これに懲りず「3度目の正直」を信じ、また挑戦しましょう