高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

仙台

2008年10月01日 08時35分21秒 | もんく

昨日は一日中、電車の中で新聞や本を読んでいた。朝、上野発のスーパーひたちで福島県いわき市まで2時間半、そこで来年の展示会の打ち合わせ、おかげ様で良い話が出来ました。打ち合わせを終えて、仙台に移動しようとすると、1時間に1本しか電車が来ない。私がいわき駅に付いた時には、5分前に電車が出たばかり。次の電車まで1時間待ち(普通電車)、特急が来るのは2時間待ちである。距離的にはそんなに遠くは無いのだが、いわき市から仙台まで3時間以上掛かってしまった。一日中、電車に揺られていた様だ。

新聞を3誌買い込み、週間ポストを1冊、全部読みきってまだ時間が余る。気になるのは、朝のニュースで言っていた、「アメリカ議会が金融特別法案を否決、世界恐慌か?」我々の仕事も、平和であり健全に経済が回っている上での仕事である。あながち、世界恐慌という言葉も大げさでなく現実味のある話になってきている。以前から、考えるのであるが、アメリカなどの富裕層の動きの一喜一憂に、貧しい国の人達まで巻き込まれ、生死をさまよう事になる。なんと、理不尽な事か?

18時頃仙台到着、1件、取引先にご挨拶をした後、東横インにチェックイン。早速部屋に入りパソコンを繋いで見るが繋がらない!フロントに電話するが、「お部屋にインターネットの利用方法のマニュアルがありますので、それを読んでパソコンの設定をして下さい」とマニュアル通りの事を言う。私のパソコンは普段からホテルで使うことが多いので特別な設定をしなくても、全国どこの東横インでは、何もしなくても繋がるのだが?一応、利用方法を読みながら設定の確認。何も問題は無い。もう一度電話すると、マネージャーが自分のパソコンを小脇に抱えてやってきた。そのパソコンを繋いでもやはり繋がらない!「晩御飯に出るので、その間に何とかして!」と言う事でホテルを出る。

食事から戻って来て、フロントで部屋番号を言うと、2本の鍵をくれる。

「ネットが繋がら無いので、部屋を替わって下さい」と言う。

別に荷物を広げている訳では無いので「良いですよ」と快く承諾すると、

「部屋を移ったら、前の部屋の鍵をフロントに持ってきて下さい」と言う。

「?」「?」

「私のせいで、部屋を替わるわけでは無い、ホテルの設備の不備で部屋を替わるのに、替わった後にフロントに鍵を持って来い とは可笑しんじゃ無いか!」と文句を言ってしまった。別にたいした事じゃ無いので、気持ち良く持って行ってあげれば済むことかも知れないが、筋道が通っていない事を言われると、妙に腹が立つ。私がホテルのフロントであれば

「ホテルの不備でご迷惑をおかけしています。違うお部屋を用意しましたので、荷物は移しておきました。申し訳ございませんでした。」

と、せめてこれ位の対応をしなくてはサービス業とは言えませんな!

竹工房オンセ

コメント
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