高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

公民館掃除

2008年10月14日 09時36分15秒 | 安心院

年に2回、地域の公民館の掃除が担当で回ってくる。私の住んでいる「萱籠地区」は全部で30戸ほどの地域であるが、その中から、7~8軒くらいでグループを作り、掃除の当番になる。今回も、朝8時半に公民館に集合と言う連絡が入ったので、8時15分に公民館に行ったら、私達夫婦が一番最後であった。以前から何度も書いているが、この萱籠地区は「限界集落」と呼ばれている、年寄りばかりの過疎地域である。だから、何にしても、時間を早く早くして集まるのだ。「8時半集合」と言えば、みんな8時くらいには集まってくる。私としては「それならば、最初から8時集合!」と言ってくれれば、と思うのだが?

女性陣は公民館の中の掃除、男性陣は回りの草刈が主な仕事になる。私も背負い式の草刈機を持ち込んで参加する。草刈機には主に、背負い式と腰振り式の2種類であるが、専業農家の人はこの地域では100%背負い式である。急な斜面を草刈したり、弦など高い所も刈り込まなければならない時は圧倒的に背負い式のほうが使い易いのだ。

20081012145432ここは公民館横の国道沿いだ。この写真では少し判りにくいが、高さ6メートルほど、傾斜が60度くらいあるところを、スパイダーマンのようにへばり付きながら草を刈っていく。80歳を過ぎても、まだ現役の農夫たちである。みんな、無駄な食べ物は食べないので、贅肉などは無く、メタボとは無縁な体型だ。ちょっと見方を変えると「日干し」の様にも見えるが。軽いから、こんな急傾斜の所でも、へばりつくことが出来るのだ。ヘタッピなのは私と最近入植ばかりの陶芸家「山本」さんだ。彼に付いてはそのうち紹介する時があるだろう。私などは重たいので、ちょっと足を滑らせると、あっという間に下まで滑り落ちてしまうのだ。

秋になると、地域の催し事が多くなる。豊作を願った秋祭りもあちらこちらで行われる。

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