高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

教訓 その1

2012年03月09日 05時15分20秒 | ブログ

昨日は妻と、妻のお母さんと三人で食事に出かけた。
料理を運ばれてくる度に、仲居のおばさんが話しかけてくる、押し出しの強いおばさんで、料理の説明はそこそこに、「お母様、綺麗な髪ですね」とか、「お元気そうで何よりです」などと、おべんちゃらを言う

妻が、「もう83歳ですけど、元気で幸せです」と、言うと
「わぁ~、お若い!私より、お若く見えますわ!」などと、切り替えしてくる
そして、最後に「私、何歳に見えます?」と聞いてきた。

私は心の中で「65歳位かな?」と思ったのだが、一応、女性に年を言うのは失礼だと思ったので、黙っていた。

しつこく、「何歳だと思います?」と、妻にも母にも聞いてくる・・・・・

「いやぁ~、判らないわぁ~」などと、苦笑いでごまかしていると
「遠慮なさらず、仰って下さい」としつこく聞く
それでも、ごまかして答えないでいたが、料理を持ってくる度に「ホントに何歳だと思います?」と、聞いてくる。

当然、そのおばさんが居なくなると・・・・
私 「俺は、65くらいだと思うのだけれど?」
妻 「それは無いは、きっと、普段から若く見られるから、自信をもって聞いているんだわ?」
私 「そうかな?」
妻 「「私と、一緒くらいの若さかな?」と、言っときなさいよ。」などと、小声で話す

最後のデザートを持ってきた時に、
「ホントに旦那さん、幾つだと思います」と、またまた、聞いてきた。

筋書き通りに、
「私と一緒くらいでしょ」
「旦那さん、お幾つですか?」と嬉しそうな声で返してくる
「私、幾つに見えます?」と聞くと、今度は、中々答えない、
「私、56なんです」と答えると、なんとなく、ちょっと腑に落ちないと云うような顔をして去っていった。

レジで会計を済ませる時に、妻が「幾つなんです?」と聞いたら、私より一つ上の57歳であった。

あのおばさんは、本来、見た目に自信を持っていて、普段からいろんなお客に聞いているのだ、
そして、「50歳くらいかな?」と、言われるのを心の中で期待していたのだが、
56歳の私に、「私と同じくらいでしょ?」と、言われてしまった。
しかし、この男性はお世辞も含めて56歳と、言っているのだから、本当は、もっと、上に見ているのかも知れない???
などと、瞬間的に頭の中で、いろんな考えが浮かび、それが、一瞬の妙な顔になったのだろう。

あぁ~、最初に65歳と言わなくて良かった!

随分と状況説明が長くなってしまったが・・・・

教訓として、
「女性の年は、思っている年より、15歳くらい若く言わなければ納得しないのだ。」
と云うことを悟った。

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コメント (2)
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