お客様からのオーダーで、四つ目編みのバッグの試作。
四つ目編みと云うのは、一番基本的な編み方で、一本ずつ、上に下にへと、交互に進んでいく編み方だ。実にシンプルな編み方だが、実に様々な表情が出る。
縦・横に編むのと、斜めに編むのでは、全く違った物になる。
今回は、この縦・横の四つ目編みで試作
真ん中に茶色の炭化竹を使い、両サイドはもう少し白っぽい磨き竹の3本セット、
九州地方には、あまり細い竹は無いので、1本1本のヒゴに丸みを持たせる事が出来ない、その代わり、真竹の上品な質感や繊細な表情が出る。
底編みをしたら、コテを使って起こす。
側面を編むとき、この様に縦の骨ヒゴと、横になる回しヒゴを編む場合、木型を内側に入れ、形を作っていくのだが、今回は試作であるので、木型は無い。
網代編みの様に、斜め45度で編み上げて行くときは、木型は要らない。
一般の人から見ると、縦横だろうが、斜め45度だろうが、同じことの様に思えるかも知れないが、我々にとっては、全く別な編み方なのだ。
側面を編み上げたら、縦骨を折り返して留める。
折り返した所を、接着剤で固める。
今日はここまで、
接着剤が固まるまで、次の仕事に取り掛かる。
続きは、また・・・・
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