さて、いよいよ石釜の制作に掛かり始めました。
丁度、春休みで帰省中の次男坊に助っ人を頼んで、耐火レンガを積み始めた。
耐火レンガを積むには、耐火モルタルを練って、レンガとレンガの間の接着をする。
資料を読んでみると、耐火セメントでは無く、あくまで耐火モルタルが良いそうだ。
30キロの耐火モルタルを2袋買い込んでいた、この耐火モルタルは、適度な水で混ぜ合わせるだけだ。この時、普通のモルタルつくりの様に、砂は入れない。
少し硬めで、もちもちした感じくらいが、作業がしやすい。水を入れすぎると、柔らかくなりすぎて遣りにくい。
この耐火モルタルを積もうとするレンガにこすり付け、載せて行く。ブロックを積むときの様に、下地にモルタルを敷いて行くのとは、ちょっと勝手が違う。
私がレンガを積んで行き、次男坊が、目地を詰めたり、スポンジで余分な所に付いたモルタルを綺麗にする。
この次男坊は、段取りが判る息子で、いつも感心する。仕事の要点を説明すると、自分なりに、次は何をしなくてはいけないか?を、判断し、先回り、先回りして、次の仕事の準備をしてくれる。
これは、こういった仕事に限った事では無く、すべての仕事や、考え方、人間関係、何にでも当てはまることで、「段取りが出来る」という事は、本当に大切なことだ。高校2年生ながら、大したものである。
また、息子とこんな釜作りの遊びが出来ることが、すこぶる嬉しい!
レンガを3段ほど積んだ所で、火床になる大きなレンガを2枚乗せた。この上で、薪を炊くことになる。
1枚が20キロくらいあるのか?随分と重たいものだ。
つづく、
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