基礎から、真っ直ぐに積み上げて行くのは、比較的簡単に進んでいく。
難しいのは、アーチ型にレンガを積み上げる部分だ。
ここは、型枠を作って、その上に耐火レンガを積んでいくことになる。
まず、コンパネをアーチ型に切り抜く、これは県の試験場の大型機械を使って制作した。
「ルーターマシーン」
高速で回転するドリルで、板をくり抜いていく、
綺麗な円をくり抜いたりするには、最高のマシーンである。
しかし、高速回転しているので、少しでも気を抜くと大怪我をすることになる。
木目に沿ってくり抜いていく時と、木目に逆らって、くり抜いていく時では、手ごたえが全く違う、
ややもすると、物凄い力で、板ごと弾き飛ばされそうになる。
くり抜いた後は、3枚の板をつなぐ、骨木を組み込む部分を切り込む。
まず、鋸で切れ目を入れ、小口はノミで削り取る。
この切れ目に3本の木を渡し、こんな形に組み合わせる。
レンガを積んだ後は、このまま燃やしてしまいます。
耐火モルタルは、熱を加わえることで、初めて硬化し始めるので、型枠を燃すことで、固めることが出来ます。
今回、出張前にここまで進みました。出張から戻ったら、残りのレンガ積みです。
これで燃焼部分はほぼ出来上がりました。
今度は、これ全体を覆う様に、赤レンガを積んで行く事になりますので、まだまだ、先は長いぞ!
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