正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

4月12日の修理

2007年04月13日 | 時計修理
昨日は目覚まし時計と掛時計の機械交換をしました。クロック関係の修理も多く一番多いのは「針が取れた」です。目覚まし時計に特に多いのですが、落としたり蹴ってしまったりすることがあるのだと思います。
掛時計も最近の時計は大体ですが10年を超えると調子が悪くなってしまう事が多く感じます。以前は目覚ましも掛時計も分解して修理していたのですが、今は機械交換をしています。歯車がプラスチックなので掃除をしても歯車自体が悪くなってしまっていることが多く再修理もあったのが理由です。
メーカーに送ると送料や技術料で新しい時計を買える値段になってしまうので機械だけ取り寄せお店で交換しています。(機械の出ない機種もあります)

それにしてもメーカーでの修理が高くなってきましたね。びっくりするほど上がっています。あるメーカーでは時計のベルトを注文すると「時計を送っていただいて当サービスセンターにて取替え送らせて頂きます」との事。ベルト代+交換手数料6300円なんてメーカーもあります。メーカーのベルト交換と町の時計屋さんのベルト交換と交換方法が違うのかもしれませんが、ちょっと驚きですね。交換手数料の6300円で国産の安い時計が買えますもんね。
これからもっと値段が上がっていくと思います。