正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

seikoクオーツ・Ωスピードマスター・ジラールペルゴを修理疲れました。

2008年09月02日 | 時計修理
今日も暑い一日になりそうです。
少し前の涼しさはどこに行ったのでしょうか?

 9月に入って今日は電車での通勤でした。(今日は居残りでかなり遅くなりそうなので…)
8月のことを思うとかなり混んでいました。これからしばらく続くんでしょうね。

 昨日の時計の修理です。
セイコークオーツ1221キャリバーでH様からのお預かりです。
止まっていました。発信音は聞こえていましたので歯車の調子が悪いのだと思い分解掃除しました。
  
終了後数値も規定内で完了です。

 Ωスピードマスターです。7751キャリバーの時計で一昨日に続き気合入れました。
Y様からのお預かりです。


おとつい修理したΩです。今朝は順調に動いてくれていました。不具合が出るとまた針を外さないといけないので文字盤も針もつけていません。
昨日修理したのは、文字盤のついているほうです。


時間が結構遅くなってしまったのですが、ジラールペルゴーの時計の修理が気になってしょうがなかったのでばらしました。
オリジナルの機械みたいで難しい機械でした。いい勉強になりました。
Y様からのお預かりです。上記のオメガも同じお客様で後2こ修理お預かりしています。
それもIWCとパティックノーチラスです。ビビりますね。
Ref4990と刻印がありました。
ダイバーでパワーリザーブつきです。

最初どんな機械が入っているのか楽しみでしたが、バラしていくうちに汗がドヒャドヒャ出てきました。
通常一つの部品がそーっとバラすと2つに分かれていたりして、慎重にバラしていかないと後が大変だと思います。
写真もいっぱい撮りました。
パワーリザーブのアップです。香箱から歯車が出ていてこの部品と接していてこの部品のまま回転する機構でした。
ある程度のところまで行くとスリップする歯車も一枚かんでいました。


裏側もものすごい部品の数でした。分針車と日の裏車は2個の部品に別れていました。Ωによくある2番車に筒カナが入っているタイプでした。


自動巻きの機構はかなりシンプルで助かりました。
自動巻きの薄型の機械なので慎重に慎重にお掃除しました。


一応機械を組み上げ問題なく動くことを願って帰宅。
12時半ごろの帰宅となってしまいました。
途中ブラックコーヒーを買って車に乗り込みました。
風呂に入って缶ビールをグビッとやりました。

気がつくとテレビの前で爆睡していて4時ごろに布団に

今日も気合一杯でガンバロ