正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

パティックの婦人物手巻き時計とモバードの手巻きコハゼバネ別作の仕上げ

2015年06月09日 | パティックフィリップ
昨日は緊張の修理でした。
婦人物のパティックの金無垢ケースです。




















文字盤、11時付近に汚れ(埃?)がたくさん見られました。

分解し点検、歯車のカナの部分に錆がたくさん見られました。
部品の入手が困難な機械なので慎重に錆を落として組み上げ、調整しました。
歩度もいい感じで出ていると思います。

次は先日から部品をバネ材から作っていたモバードのコハゼバネ仕上げをしてケースに入れました。
先の角穴車に当たる部分を少し修正しました。

なんとか効いてゼンマイが巻けるようになり時間も順調です。

喜んでくれると思います。

今日は堺雨です。
ロレックスの分解掃除から修理始める予定です。




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