本日の高住神社の状況です。
◆曇り
◆-1℃
◆路面積雪量…高巣高原ホテルより先、凍結状態
静かな雪山。キュンと甲高いシカの遠吠え?があたりにこだましています。
雪に植物が覆い隠されて食べるものがなくなり、山奥から少しでも雪の少ないところへ下ってくるようです。
道すがらよくシカと出遭うのですが、なかなかシャッターチャンスに巡り合えなかったものの、今朝は青年の家の前で大きな雄ジカを見かけたのでこれ幸いとばかりに写真を撮ってみました。
濃茶の体毛に太く荒々しい立派な角。
車を警戒をしているのか、それとも恐怖で身がすくんでいるのか、動かずじっとしています。
距離を保ちながらズーム撮影してみたものの、もう少し近寄って撮影したいと欲を出して近づこうとしたら、身をひるがえして山へ逃げてしましました。
白い斑紋のある尻を向けて立ち去るシカ。
これを尻斑というそうですが、なぜ尻だけが白いのかインターネットで調べてみると、群れで移動する際の目印だとか、逃走姿勢を見せつつの威嚇信号など、諸説あるようです。
雪原ではこの茶色い体色が目立ってしまいますが、森の中では樹皮や木立の陰と同化して見分けがつきづらく、逃げ去った先を追っかけて見失ったかと思ったら、まだすぐそばにいたなんてこともあります。
早朝や薄暗くなりかけた夕刻によく山道で出遭うことが多く、シカに備えてカメラを常備しているときに限って出遭えなかったり。
いつか間近で写真を撮ってやりたいなぁ、なんて思っているのですがね。
駐車場でうごめく獣の姿を見つけたので子ジカか?と近寄ってみたら、犬でした。
うろうろして雪の中をあさってみたり、電柱にマーキングしてみたり。
これだけモコモコしてたら雪も寒くないでしょうねえ。
これから雪山登りに行くんですよとご主人。
先導するかのようにタッタか進む犬。
よく犬と一緒に山登りをするようで山道も慣れているようです。
シカの尻を目印ならぬ、犬のシリを追っかけての登山?
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