高住神社公式ブログ

英彦山豊前坊高住神社の公式ブログです。

1月17日(月)の様子

2011年01月17日 14時50分28秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆曇り

◆-5℃

◆積雪量・・・60cm~

 

最近雪の話ばかりしかしていない気がします。

見渡す限りの雪景色だから仕方がない気もするのですが(笑)

こんな大雪に見舞われたのは、昭和38年の大雪以来と英彦山の方談。

気象というのは周期的に訪れるものですから、もしかしたら今年は大雪の年なのかも知れませんね。

 

さて、今日はについてのコラムを。

雪という字の成り立ちは、雨冠に「ヨ」と書きますが、

「ヨ」とは羽状に降る雪をあらわしているという説と(象形説)

旧字体で雨冠に彗(ほうき)と書き、空から降って払い清めるもの(会意説)という説があります。

   Photo_2

彗の字は、手で草を持ち掃くの意。

雪は訓読みで「すすぐ」と読み、雪辱とは受けた辱めを取り除くという意味ですから、

ほうきで払いのけられる雨を表したようです。

また象形説を取るならば、雪の異体字は雨冠に羽と書き、ハラハラと舞い落ちる姿を表したのでしょう。

 

雪の語源は、神聖であることを表す「斎(ゆ)」に「潔白(きよき)」の「き」から成り、

潔斎を意味する「斎潔(ゆきよし)」を意味する説があります。

白は「潔白」や「純白」など、清らかで汚れのないものを表す言葉。

天から舞い落ちて雑多なものを白一色で覆いつくす雪を、清く神聖なものと受け取ったのでしょう。

昔の人は雪という現象に不思議なものを感じ、これは神様が払い清めるために降らせたのだと思ったのかも知れません。

 

明日は雪にまつわる熟語や慣用句について書いてみようと思います。

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1月16日(日)の様子

2011年01月16日 13時28分00秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆雪

◆-10℃

◆積雪量…60cm~

 

またもや日本海側に大雪警報が発表されました。

こうなると山間部でも雪が降るであろうことは予測され、大雪に対して構えなくてはいけません。

前日の夕刻からすでに吹雪き、路面はすでに10cmを越える積雪、さらに視界をさえぎる横なぐりの吹雪。

ただでさえ道が細くカーブの多い山道を、慎重に慎重に進まなくてはなりません。

道中、路肩にたまった雪にはまり込み立ち往生をしている車があり救出したのですが、

車の性能と己の技量を見極め、無理だと感じた時点で引き返す勇気も必要です

安易な判断でさらに大きな事故に繋がることもありますから。

 

それは山登りも同じこと。

この天候続きでは雪深くてトレース跡もあっという間に消え去ってしまいます。

そして腿ほどの雪をラッセルしながら登らなくてはならない個所が続くので、

体力的にも大幅に消耗しますし、時間も通常の倍はかかるでしょう。

行きだけではなく、帰りのことも考えて行動すべきでしょう。

 

さて、その大雪の具合はというと・・・

P1160002

あらかた雪が落ちた屋根にまたこんもりと積もってしまいました。

落ちた雪が小山になり、160cmぐらいの高さに積み重なっているのですが、

これが落ちたら2mぐらいなるかも知れませんね。

そうしたらもう壁になってしまいます。どうしたものか。

 

P1160013

山のほうはというと、雪がまとわりついた枝が縦横無尽に広がる雪細工のよう。

触ったらポキリと折れてしまいそうなくらい。

 

P1160009

ですが太くて堅い木よりも、細くて柔軟な枝のほうがしなりがあって風雪に耐えられるようです。

杉の枝はこの通り、雪の重みで下向きに垂れ下がって折れてしまいますから。

自然に対しては抗うよりも受け流すほうが賢明なのかも知れませんね。

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1月10日(月・祝)の様子

2011年01月10日 15時49分24秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆曇りときどき雪

◆-3℃

◆積雪量・・・15cm~

 

今日は成人式。

街では晴れ着や正装に身を包んだ新成年たちがお祝いをしていることでしょう。

田川市郡でも9日・10日いずれかに成人式を行うようで、

外に出て行った若者もこの日ばかりは旧友たちとの出逢いのため、郷里へ戻って来ているようですね。

 

さて、今日は新たに日ごろお世話になっている方々のHP・ブログとリンクをしましたので、そのご紹介を。

 

○英彦山からの便り

英彦山ボランティアガイドをされているYamahikoさんのブログです。

英彦山の歴史説明・観光案内で精力的にご活躍されており、私たちもお世話になっております。

ブログでは日々の風景写真や催事紹介をされていますので、英彦山観光にお越しの際は

ぜひチェックされてみてください。

http://hikosan.sblo.jp/

 

これから英彦山観光ガイドとしてリンクを増やしていこうかと思います。

お楽しみに。

※なお、営利目的の相互リンク等は受け付けておりません。

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1月8日(土)の様子

2011年01月08日 16時10分00秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れ

◆-4℃

◆積雪量・・・10cm~

 

今日は天気が良く、登山者が次々と登った模様。

別所駐車場が雪で埋もれているため、喫茶『姫沙羅』の前に何台も駐車して、

登山計画でしょうか、何やら打ち合わせしていました。

 

高住神社から北岳経由で登って行かれた方もいましたが、雪深くて途中で引き返してきた方も。予想以上の積雪のようです。奉幣殿~中岳コースはルートが分かりやすいので、慣れてない方はそちらから登られた方が良いでしょう。

下りてきた顔なじみの登山者さんに山の状況を聞くと、こんなに見晴らしの良い日に巡り合わせたのは初めてで、遠くの山々がくっきりと見え、雲間から抜き出た普賢岳が見えたと感動されていました。

長崎のほうに「彦山」や「豊前坊」の名のつく山・地名があります。

歴史を調べると英彦山権現を勧請して祀ったことに由来するそうですが、

いにしえの英彦山修験者も英彦山山頂に立ち、遥かに見える雲仙を眺めつつ、

英彦山権現の功徳を説き広めるための目印の山としたのでしょうか。

唐津街道や長崎街道など旧街道に沿って山々を訪ね歩いたら、英彦山修験の名残に出逢えるかも知れませんね。時間があれば調べてみようと思います。

 

今年は倒木などの除去に追われて雪遊びができなかったのですが、

お詣りに来た家族連れが可愛らしい雪うさぎとかまくらを作って下さいました。

P1080002

出来上がった雪うさぎの前で記念写真。

鼻はみかん、目はチョコレート。良い参拝記念になったでしょう。

今はほんのりと粉雪がかかり、仔ウサギのにこ毛のようになって一層可愛らしくなっています。

お詣りに来た際は、ぜひ見ていかれてください。

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1月7日(金)の様子

2011年01月07日 13時14分38秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れ

◆-4℃

◆積雪量…10cm

 

今日は今までとうってかわって、快晴に近い晴天です。

正確には「でした」

天気が良かったのは朝方だけで、今はもう雪曇り。

この雪が続く中で、わずかな晴れ間がのぞくと嬉しくなります。

 

Dscn1694

朝の英彦山交差点(別所駐車場)は真っ白く、スケート場のようにまっ平らになっています。

 

Dscn1693

駐車場内は除雪が入らないのでこの通り。

広い雪遊び場になっています。

かまくら作ったり雪合戦をしたら楽しいでしょうね。

 

Dscn1691

花見ヶ岩からの英彦山展望です。

スロープカーと英彦山の集落が見えます。

英彦山の家の屋根は大きく傾斜がついています。

元々萱葺きの屋根に覆いをつけたようですが、雪が落ちやすい角度も計算されているのでしょうか。

昔は今よりも雪が多かったと聞きますから、白川郷のような雰囲気だったのかも知れませんね。

 

Dscn1697

豊前坊駐車場から見える杉林。

粉砂糖をふりまいたような景色。

英彦山銘菓として抹茶チョコに粉砂糖をふりかけたお菓子作ったら面白いだろうなと思うのですが、

どなたか商品化してくれませんかね(笑)

 

Dscn1696

こんな雪だるまが作ってありました。

落し物のメガネに水道管の鼻。

お父さん雪だるまでしょうか。

 

今日のような気温が低い晴れの日が、一番雪遊びにうってつけです。

連休中はぜひ雪遊びに起こし下さい。

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