高住神社公式ブログ

英彦山豊前坊高住神社の公式ブログです。

6月6日(月)の様子

2011年06月06日 16時19分17秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れのち曇り

◆13℃

 

今朝はヤマガラが数羽、桜の木々を飛び回っていました。

桜の木につく虫でも食べているのか、器用に足でつかまりながら一回転したりとなかなかの芸達者ぶり。

ヤマガラはおみくじ引きをしたりと賢い鳥らしいですね。

( 参考動画:ヤマガラの芸 http://www.youtube.com/watch?v=nYDa9gK7TGQ )

ヤマガラは下の駐車場近辺で遊んでいることが多いので、注意して観察してみてください。

 

さて、先日お伝えしたセッコクがついに開花しました。

P6060004

こう見ると、やっぱりランの仲間なんだなと思いますね。

花芽があと2つあるので、しばらくしたらそれも開くでしょう。

 

今は観賞用として園芸店で入手できるようですので、山から採取していかないでくださいようお願いします。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月4日(土)の様子

2011年06月04日 16時55分00秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆晴れ

◆14℃

 

土曜日です。天気も良く、なんと気持ちの清々しいことか。

新緑から深緑に移り変わる今のシーズン、日に日に緑が濃くなっていくのを見るのが楽しくて仕方がありません。

鳥の囀りも響き渡り、虫もわんさと……これはちょっと鬱陶しいですが(笑)

 

お水汲みに来る方も増え、境内では子供たちの元気の良い声が響いてきます。

ちょうど駐在さんが駐在所だよりを持ってきたので、先日起きた遭難事故の話をうかがいました。

他県から来た中学生の団体のうち4名が下山途中に迷子になってしまったのです。

その日は霧も深くどうなるか心配だったのですが、日ごろから山岳訓練にあたっている駐在さんが大南神社で迷子を発見。怪我もなく無事に下山することができました。

今年に入って山岳救助が5件ほど。山登りは慎重にならないといけませんね。

子供たちのみならず大人でも当てはまることですから、しっかりと計画を立て、万が一に備えた行動を心がけましょう。

P6030003

駐在さんと仲良しの子供たち。

パトロールをしながら英彦山地区の安全を守ってくれる存在です。

気さくな方なので、ぜひお気軽に!?駐在所を訪ねてみてください。

 

さて、先日奉納されたフキですが、ご奉仕に来てくださった方が料理してくれました。

P6030008

長いフキはサンショウの実と一緒に煮物に、葉ワサビは葉とともに甘辛く炒めてあります。新タマネギはサラダに。

写真にはありませんが、赤ソラマメをご飯とともに炊き上げ、刻んだセリを入れたまぜご飯もありました。

これ全部、月次祭のお供えや奉納品などのお下がりからできているのですよ。

こんなごちそうが食べられる幸せもさながら、なおそれが神饌撤下品というのもありがたいものです。

 

近頃、「いただきます」という言葉がなぜ必要なのかと、小学生の父母から問われることがあるそうです。

給食費を収めているから当たり前だ、という考えからかも知れません。

食物の生命をいただく、生産者に感謝を込めて、作ってくれた調理者への御礼と、「いただきます」の一言には、数限りない感謝の念が込められているのです。

私たちはさらに、食物を育んでくれた自然への感謝と、神様へのお供えと持ってきてくれた方々の気持ちに、そして神様の食べ物を分けてもらうことへの御礼を込めて、食前食後に感謝の気持ちの「いただきます」「ごちそうさまでした」と忘れないように心がけています。

我々の口に入るまでに様々なことを経由してきている訳ですから、それらすべてへの御礼が「いただきます」に集約されているのです。

 

神職の食前感謝の祈りの言葉。

「たなつもの 百(もも)の木草も天照らす 日の大神のめぐみえてこそ」

食後感謝の言葉。

「朝よひに 物くふごとに 豊受の 神のめぐみを 思へ世の人」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月2日(木)の様子

2011年06月02日 15時47分00秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆曇りときどき晴れ

◆9℃

 

先月末ぐらいに、玉串用に剪定したサカキの新芽を挿し木しました。

P6010009

園芸に詳しい人に指導を仰いだものの、初めてのことなのでどうなるか心配だったのですが、杞憂をよそに無事に芽を開いてくれました。

 

2台あるうちの写真手前の鉢は今年出た若い芽。奥の1台は冬場に使っていた玉串をカットして刺したのですが、やはり成長ホルモンでもあるのか今年の新芽のほうが成長具合が良いですね。

ある程度成長したら境内に植え替えようと思います。

 

実は他にも栽培しているものがあります。

P6010011

これが何か分かりますか?

 

これはセッコクといって、岩肌や樹上に自生する着生ランの一種です。

大雪で落ちてきた杉の幹を伐採していたときに発見。

植物学者の熊谷先生が育ててみては?とおっしゃられたので、目につきやすいところで育ててみることにしました。

P6010012

着生植物なので空気中から水分を取り入れて成長するようですね。

幸い、ここは霧雲霞の立ち惑うところ…なので、水分には事欠かないでしょう。

 

セッコクは漢方薬として使われるらしく、薬用になることから医薬の神・少彦名命にちなんで「少名薬根(すくなひこなのくすね)」という呼び名もあるそうですよ。

ここには豊日別神とあわせて少彦名命をお祀りしているので、これも何かの縁!?と勝手にこじつけてみました(笑)

 

そろそろ花期ですから、うまくいけば今月中には花が咲くのではないでしょうか。

成長を見守っていくのが楽しみです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月1日(水)の様子

2011年06月01日 13時55分00秒 | 日別天気・交通情報

本日の高住神社の状況です。

◆曇り

◆13℃

 

今日は月次祭。

宮司、禰宜の二人奉仕にて執り行われました。(私は撮影役)

P5310001

宮司より皆さんにご挨拶。今回は神幸祭にまつわる話でした。

 

4月に始まった田川市郡の神幸祭(じんこうさい)もようやく終わりを迎え、英彦山神宮から始まり、先月末の春日神社神幸祭で一段落。

田川の神幸祭は五穀豊穣を祈願する祭りですから、稲作とともに水が深く関わってきます。

宮司の話によると、棚田には地球温暖化を防止する効果があるとのこと。

このあたりの山間部では現在でも棚田が何個所かありますし、英彦山の南側に位置する東峰村には、日本の棚田百選に選ばれている「竹地区の棚田」があります。

生産面では手のかかる棚田ですが、土砂崩れの防止に繋がるなどの利点も多く、近年見直されつつあるようです。

 

日本の原風景を思わせる郷愁をさそう風景。

そろそろホタルの活動時期ですから、棚田とホタルを訪ねに出掛けてみてはどうでしょうか。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする