気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

又兵衛桜 (本郷の瀧桜) (2021) 1

2021年04月04日 | 

 

朝から雨模様。このところ毎週日曜日に雨降りの天気が続いています。

本当なら今日は錫杖さんと佛隆寺の千年桜の撮影に行く予定でした。

先月の寿長生の郷以来錫杖夫妻と一緒に出かける予定でしたが、終日雨の予報で中止になりました。

残念ですが強い雨になるとの予報では仕方ありません。錫杖さん、またよろしくお願いします。

そういう事で朝からPCの前で奈良県宇陀市の「又兵衛桜」のブログの記事を書いています。

今年は本当に桜の開花が早くて、又兵衛桜もその例外ではなく、ブログ仲間のはりさんが、3月24日に

様子見に行かれたときはほぼ見頃を迎えているとの情報と写真をアップされました。

その週の日曜日27日も雨でしたが、錫杖さんが又兵衛さんに会いに行かれ、先日からブログでも紹介されています。

錫杖さん、はりさんのさんと一緒に撮影に出かけた2019年は4月9日で、その頃にちょうど見頃を迎えたました。

そのことを考えると今年の開花がどれだけ早かったのかが分かります。

それぞれ別の日の撮影となりましたが、錫杖さんが行かれた翌日の29日にtakayanも2年ぶりに又兵衛さんに会いに出かけました。

今日から2回に分けて2021年の又兵衛桜(本郷の瀧桜)を紹介します。

 

まず入り口付近からAFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)で最初のショット。

 

一番の見頃です。お天気も良くて平日にもかかわらず人の多さに少し驚きでした。

 

やはり桜には青空が似合います。

でも前日の雨の中での錫杖さんの写真を見て、流石に天気が悪くても上手いものだな〜と感心しながら拝見しています。

 

順路に沿って又兵衛さんの周りをいつも通り一回りします。

 

 

近くから全体の姿を納めるにはAFS NIKKOR 14-24mm F2.8G EDが必須です。

 

 

今年も花桃のピンクがきれいです。

 

トップの写真同じくまともに逆光でのショットです。

太陽がほぼ中央ですが、またこんなシルエット的なショットもいいですね。

撮って出しでは本当のシルエットでしたが、現像時に桜の部分の露出を調整しています。

 

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「本郷の瀧桜」と呼ばれるだけの事はありますね。

 

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枝垂れの様子がまるで流れ落ちる瀧ようです。

 

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こんな切り取りにはAFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)が活躍してくれます。

このレンズも購入からも15年くらいか?古くなりましたが、今も使用頻度の高いレンズです。

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土手の土筆を撮ってみました。以前はここに少しカタクリの花も咲いてましたが、今年は見当たりませんでした。

 

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本当に石垣の隅っこで300年以上も生き続けて、この大きさに成長してきたのですね。

戦国武将の後藤又兵衛の邸跡にあることから「又兵衛桜」と呼ばれてますが、今回目の前のお宅の庭を通らせてもらったところ、

表札には「後藤」の名が・・・関係があるのでしょうかね?

 

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何度訪れても見事な桜で、今年も一番見頃に楽しませてもらいました。

 

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周囲の整備が整っていて、スイセンなども植えられてます。

こうして毎年見事な桜を見られるのも、大切に保護されている地元の方々のおかげですね。

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次回に続きます。

 

撮影日 2021年3月29日

撮影地 又兵衛桜(本郷の瀧桜) (奈良県宇陀市大宇陀本郷)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)


大戸川発電所の桜 (大津市牧)

2021年04月02日 | 

 

2021年の桜シリーズを綴っています。23日の高島市の酒波寺に続き、26日には湖東三山の百済寺に行きました。

今年は開花が相当早かったので、百済寺でも咲いているのか?と思ってましたが、

やはり少し早すぎたようで、まだまだ蕾の状況でした。

桜は駄目でしたが、境内の三椏の花と庭園に群生するショウジョウバカマで、ゆっくり撮影を楽しんで来ました。

その風景は後日に紹介することとし、今日は百済寺からの帰りに立ち寄った関西電力大戸川発電所の桜の風景を紹介します。

 

大戸川発電所は歴史的な赤煉瓦の建物です。電線が邪魔になりますがここは発電所、電線は当然ですね(笑)

 

 

発電所に架かる斧研(よきとぎ)橋

 

 

 

 

 

大戸川発電所は,滋賀県南西端の大津市に位置し明治44年に建築された大変歴史のある水力発電所です。

元々は京都電燈㈱が牧発電所の名称で開発した発電所で、昭和26年に関西電力に引き継がれ、大戸川発電所と改名されました。

滋賀県では明治28年 7 月に京都電灯大津支社が設立され、京都市営の蹴上発電所から大津へ送電する工事を行い、

明治30年 1 月に湖国滋賀県に初めて電灯400灯が大津市に灯りました。

その後、京都電灯は大戸川の水利権を取得,牧発電所を建設、建設後は京都からの送電は中止し、大津市をはじめ

周辺の市町村への供給電力をこの発電所でまかなえるようになりました。

現在も稼動している滋賀県で一番古い発電所であり、レンガ造りの建物がその歴史を物語っています。

地元では今でも牧の発電所と呼ぶことが多く、takayanも小さい頃からそう呼んでいます。

 

 

丸い窓のようなものは、昔の電力ケーブル引出口です。

 

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斧研橋から大戸川の下流を撮影。時刻は17時頃、午後の光で強い逆光です。

 

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上流の風景です。川底は一面の花崗岩です。

 

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自宅から10分ほどの大戸川発電所の桜でした。

 

 

撮影日 3月26日

撮影地 関西電力大戸川発電所(大津市牧)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)


酒波寺近くで見つけた山陰白金草(サンインシロカネソウ)ほか

2021年04月01日 | 山野草

 

今日は大阪のコロナ感染者が616人に・・・3日連続で東京よりも多い感染者数になりました。

花見の人出でもびっくりするような多さでしたので、しばらく後には東京も一気に増えてくるのではないでしょうか?

大阪市に「まん延防止等重点措置」が適用されるようですが、「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」の適用と言われても、

どう違うのかはっきり分かりません。

でもこんなに急激なカーブを描いて感染者が増加し始めれば、今までのような対策を何度やっても駄目かも知れませんね。

GWの頃にはどんな状況になっているのか?聖火リレーが始まってますが、全く盛り上がりはしませんね。

国民の多くがオリンピックの開催を望んでいない中での聖火リレーですので、当然といえば当然の結果です。

昨年の1回目の緊急事態宣言の時には、今しばらくみんなが我慢すれば、来年の今頃はマスクも無しで普通の生活に戻れる。

そんな事を信じて自粛生活を徹底してきましたが、まさかこんな状況になるなんて・・・この先本当にどうなるのでしょうね。

このままだらだらこんな状況が何年も続けば、運よくコロナに罹らなくても、普通の生活が戻る前に寿命が来てしまいそうです。

まあどうあがいても自分でどうにか出来る訳でもなく、少しは楽しいことでも見つけなければあまりにも惨めですね。

今日も午後から近くのの里山へカメラ散歩に出かけ、山桜などを楽しんできましたが、

コロナ禍の下、思うように出かけられませんが、カメラという趣味があって良かった思う今日この頃です。

 

今日は酒波寺の近くで数年ぶりに見つけた山野草、山陰白金草(サンインシロカネソウ)などを紹介します。

 

 

 

サンインシロカネソウ(山陰白金草 キンポウゲ科シロカネソウ属)

本州の福井県以西、島根県まで分布しており、渓谷などで見られますが希少なものとなっています。

ここ今津は福井県と隣接しているので、この周辺でも自生しているようです。

和名の白銀草とは、本種は黄色だが花の白さにちなんだもので、高さ5〜20cm、花の直径1cm程度の可愛いくて小さな花です。

黄色い花びら状のものは実は萼で、内側の先が円くなった棒状のものが花弁です。

花は俯き加減に咲くので、低く構えないと花の内側を撮ることは難しく、腰痛持ちには厳しい撮影スタイルになりました。

 

 

 

数年前にここより少し上の川沿いで初めて見つけて撮影したのですが、翌年に同じ場所に行ったところ、水に流されたのか?無くなっていました。

それ以来一度も出会うことができなかった山陰白金草に、酒波寺の近くの道端で出会えるなんて思っても見ませんでした。

 

本当はtakayanが見つけたのではありません。

先に歩いていた家内が、「可愛い花が咲いているよ」と呼んでくれたので、確認したところ山陰白金草だったのです。

 

昨年もこの道路の反対側で一輪草の撮影をしていたのですが・・・全く気付かなかったのか??

 

みんな俯いて咲いているので、横の草などを支えにして少し花を持ち上げたりしています。

 

 

 

 

 

 

花の正面も可愛いですが、後ろ姿もいいですね。

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狭い用水路の淵に咲いてました。

来年も見られるといいのですが、人も車も通る道端ですので・・・

 

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近くに咲いていたスミレ

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ミヤマカタバミも

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ビラデスト今津へ続く林道を少し上って、いつも休憩する見晴台の東屋まで行きました。

 

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遠くには残雪の峰々・・・山に名前はさっぱりです(笑)

 

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撮り鉄

雷鳥かな〜?マキノ駅に進入するところです。もちろん通過ですね。

 

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普通列車です。

京都方面へ向かってますが、湖西線では山科までは上りになるのかな??

ここからではあまりにも遠すぎますね。

 

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土筆の背比べ

 

 

酒波寺の江戸彼岸「行基桜」が見頃だったので、海津の国道の下にあるお墓の1本桜「清水(しょうず)の桜」を見に行くことにしました。

 

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残念ながらまだこんな状況でした。

 

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お墓の中から撮影

 

アズマヒガンザクラと説明がありますが・・・アズマヒガンザクラって江戸彼岸桜と同じ仲間なのかな???

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そばに咲いていたネコノメソウ

 

 

撮影日 2021年3月23日

撮影地 酒波寺(滋賀県高島市今津町酒波・滋賀県高島市マキノ町海津)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

     AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED