気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

屏風岩公苑の山桜 1 (奈良県宇陀郡曽爾村)

2021年04月19日 | 

 

関西の桜の季節はほぼ終わりを迎えましたが、今日から4月12日の奈良県曽爾村の屏風岩公苑の山桜の風景を紹介します。例年ならこれから本番を迎える屏風岩の山桜ですが、今年はここの桜も10日ほど早かったようです。

4月9日にはブログ友のはりさんが、11日には錫杖さんが行かれて、既にお二人はブログにもアップされました。takayanは平日を選んで12日の月曜日でしたが、平日にもかかわらず屏風岩公苑の山上の駐車場は順番待ちの状況でした。

やはり開花情報を良く調べて、見頃の時期を見計らって訪れているようでした。錫杖さんが行かれたのは前日の日曜日でしたので、相当混雑していたでしょうね。

山上の駐車場までは細い林道が続きますので、今は直下に大きな駐車場ができていて、そこから15分くらい登って来るのがいいかも知れません。数年前には上の駐車場が満車で、下の駐車場へ誘導されたこともありました。

屏風岩公苑には何度となく行っていますが、過去の写真を見てみると2017年以来行っていませんでした。当時はお昼からライトアップまで粘って、途中で山を降りて食料の買い出しに行ったこともありました。ライトアップのお撮影を終え、その後に曽爾高原のおかめの湯に浸かって帰ることが多かったのですが、今では明るい内に帰ることにしています。

残念ながら到着した頃から曇り空となりましたが、帰る間際に少し青空が見えた時がありましたので、その風景からアップしていこうと思います。

 

雲の流れが早く、青空が一瞬見えたと思うとすぐに雲が広がってしまいます。

 

このくらいの青空しか見られなかったのですが、その瞬間を逃さないよう連写してました(笑)

 

屏風岩(標高940m)は兜岳の西側にあり、奇峯がその名の示すように南面にあたかも屏風を立てたように屹立しています。その幅2km、鋸の刃のように鋭くそびえ、垂直に柱状節理の岩壁が約200mの断崖をなしています。岩壁には、ミツバツツジなどが咲き誇り、麓に広がる公苑は、春には大木の山桜が咲き乱れ、秋には紅葉で彩られる岩壁とのコントラストは圧巻。※昭和9年12月に屏風岩は、国の天然記念物に指定されています。(曽爾村観光協会ホームページから引用)

 

 

 

この柱状節理は見ごたえがありますね。大昔の火山活動により出来たものだそうです。

 

 

 

 

ここは紅葉の季節も素晴らしい風景が見られます。2017年には曽爾高原のススキの撮影の前にここに立ち寄りました。

2017年の紅葉のブログはこちらから

 

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これは駐車場のそばの大島桜です。

 

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そらは白くなりますが、曇天ならではの優しい色合ですね。

 

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柱状節理の岩肌にミツバツツジの紫色があちこちに見えます。

荒々しい柱状節理とその前に広がる柔らかな色合いのグラデーション。

その対比が創り出すこの風景が屏風岩公苑の最大の魅力です。

 

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次回に続きます。

 

撮影日 4月12日

撮影地 屏風岩公苑(奈良県宇陀郡曽爾村長野)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)