黒部ダム寒月光を劈(つんざ)けり 丈子

2年前に黒部ダムを「ひとり旅」した
俳句をはじめたばかりで
目に入るものなんでも五七五にした記憶がある
ダムも詠んだはずだが作品は残っていない
この季節のダムに思いを馳せてのものが警句だ
夜の黒部ダムは煌々たる寒月にてらされて
その轟音を届かんばかりに空に轟かせているだろう

2年前に黒部ダムを「ひとり旅」した
俳句をはじめたばかりで
目に入るものなんでも五七五にした記憶がある
ダムも詠んだはずだが作品は残っていない
この季節のダムに思いを馳せてのものが警句だ
夜の黒部ダムは煌々たる寒月にてらされて
その轟音を届かんばかりに空に轟かせているだろう