馬・牛の外寝うらやむ星月夜 鷹羽狩行
現代俳人の雄である作者にこの句があるとは
なんとも救われる気になる
難解句から離れて平易な措辞で終始していて安心させられる
(小林たけし)
【星月夜】 ほしづきよ
◇「星月夜」(ほしづくよ) ◇「星明り」
満天の星の光が、月のように明るく地上を照らす夜。空気が乾燥するこの時期の空は清澄で、星夜の美しさが強く感じられる。
例句 作者
かりそめに人に生まれて星月夜 室生幸太郎
その手摺乗り出しやすく星月夜 近恵
ほろ酔ひて本音するりと星月夜 菊地章子
われの星燃えてをるなり星月夜 高浜虚子
オペレッタは恋の筋書き星月夜 尾畑悦子
チェロ弾きのめくる譜面の星月夜 対馬康子
レコードのノイズふつくら星月夜 田中亜美
かりそめに人に生まれて星月夜 室生幸太郎
その手摺乗り出しやすく星月夜 近恵
ほろ酔ひて本音するりと星月夜 菊地章子
われの星燃えてをるなり星月夜 高浜虚子
オペレッタは恋の筋書き星月夜 尾畑悦子
チェロ弾きのめくる譜面の星月夜 対馬康子
レコードのノイズふつくら星月夜 田中亜美