こちらで仕事のため製品開発力増補版を読了した。
先週だけど。
増補版の前の「製品開発力」は以前にも紹介したが、こちら中国での仕事の際、いろいろ引用したい部分があったが、今回こちらに来た際、まあ使わないだろうと思って、荷物もやたら重くなったのでおいてきてしまって、困って、さるサイトから送料を¥1,000くらい払ってまで購入してしまった。
その結果、増補版は前の版の物足りないところを補っていてけっこう参考になった。
こちらの仕事でも、直接引用する部分は少なかったけど、今後質問等された際には役立ちそうだ。
日本の開発のやり方と欧米の違いをデータに基づき示している点は、私にとってはとても利用価値のある本だ。
まあ、満足でした。
こちらでの仕事をすすめる上で、勇気づけられる一冊となりそう。
Amazon.co.jp: 【増補版】製品開発力―自動車産業の「組織能力」と「競争力」の研究: 藤本 隆宏, キム B. クラーク, 田村 明比古: 本
内容紹介
1993年に刊行された『製品開発力』では日米欧自動車産業への詳細な調査から、製品開発を成功に導く組織能力ーー擦り合わせ型、部品メーカーの活用、製造能力の活用、重量級プロダクト・マネジャー等々ーーが明らかにされた。その分析は時を経ても色あせない。世界的な自動車業界再編の時代を迎えたいま、ものづくりの本質を探るべく、21世紀の自動車産業を展望する序章を加えて、増補版とした。