蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

味噌汁に

2007年09月17日 | Weblog

 緑豆のもやしと、かいわれ大根の味噌汁。これが香りのいいこと!
 緑豆のもやしの炊き込み御飯も、もやしを入れただけなのに電気釜の蓋を開けた途端にものすごくいい香りが! 今回は、御飯にキムチ少々で味を補ってみる。


「シンドラーのリスト」

2007年09月17日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
 この映画は、総タイム195分と極めて長く、私の記憶ではテレビで放映されたのは1度だけである。監督はスティーブン・スピルバーグ。 映画評論家の淀川氏がこの映画については非常に厳しい批評をしていたのを記憶している(この人はプロに対しては非常に厳しい)。その内容は、「スピルバーグ はオスカーが欲しくて欲しくて仕方がなくて、オスカーをとるために作ったユダヤ向け映画。ホロコーストについてはこれまでいろいろな形で多数伝えられてい るのに、あえて映画にしたのはそのため。シンドラーは聖人君子ではなく、戦争景気にのってユダヤ人をただ同然で雇い暴利を貪ろうとしたナチス党員の実業家 で、偽善的な映画である・・・。」というのがその内容だったように思う。米国にはユダヤ系が多くアカデミー賞にも影響を持つ。

  この作品は、約50人ものインタビュー等をもとに小説風の手法でまとめられたものを映画化したのだという。ノンフィクションではないのだが、それを知ったうえで、まだご覧になっていない方にはお勧めしたい作品ではある。なお、原作の翻訳本が新潮文庫にある。

ぽすれん・レビューAmazon・レビュー
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演者:リーアム・ニーソン、ベン・キングズレー、レイフ・ファインズ、キャロライン・グッドール
Story:
ス ティーブン・スピルバーグ監督がアカデミー賞7部門を受賞した傑作人間ドラマ。第二次世界大戦を背景に、ナチの虐殺からユダヤ人の救済を決意したドイツ人 事業家・シンドラー。“労働力の確保”という名目で彼らを安置所へ移動させようと試みるが…。※本編2枚組(シンドラーのリスト)

鳴かぬ蛍

2007年09月17日 | 独り言
「恋に焦がれて鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす」

 もう10数年前にもなるが、ある保険のパンフレットに書かれていた歌を文庫本「山家鳥虫歌」の中に見つけた。パンフレットにはこの歌だけがぽっと掲載さ れていたはずだが、初めて読んだ時に妙に感心して以来何故か覚えていたものだ。実はかなり古い有名な歌で、起源は室町時代まで遡るらしい。

 源氏物語にも「声はせで身のみ焦がす蛍こそいうよりまさる思ひなるらめ」とあり、蝉と蛍は、恋情に焦がれる虫として対照的に歌われているという。蛍は忍ぶ恋の代表格である。そういえば森進一の歌に「蛍」という歌があったようにも思う。

 そこで、はっと気づくのだが・・・以前のNHKの大河ドラマ「利家とまつ」の中で、利家と信長の妹のお市が2人で蛍を見るというシーンがあるが覚えておられる 方はおられるだろうか。「蛍」には深い意味があるのである。なかなか見事な設定だ・・・今になって気付くのだが。(Cafe 02.12.24)