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囲碁9路盤の打ち方

2009年01月23日 | 囲碁
 昨年11月に行われた囲碁女流プロによる九路盤棋戦「妙花」を見ていて不思議に思ったことがある。それは、初手が、天元であったり、星であったり、小目であったり、天元脇であったりと、実に様々だったことだ。

 狭い盤なので、プロが少し研究すれば、有利に展開しそうな第1手は明らかになりそうなものだが、女流プロ達は、あえて様々な手を打ったのではないかという感じもしている。

 囲碁に定石はつきものだが、狭い9路盤に定石ができて広まっては、9路盤戦が定型化してつまらなくなってしまうことだろう。9路盤は、入門者のために使われている。自分で考えることをせずに、形を覚えるようになっては意味がない。9路盤の定石化は弊害でしかない。