「碁的」を読んでいると「囲碁ガール」という言葉が出てくる。
何故「若い女性」なの?若い女性に広まれば男性が付いてくるのか?というムキもあるかもしれないが、少し違うと思う。
「普及」は地道な活動である。撒いた水もすべて植物に吸収される訳ではない。「子供」には「ヒカルの碁」があった。しかし一般向きの普及は難しい。
そこで、これまでの碁的のターゲットをより明確にして、情報・流行に敏感な女性を動かそうとしているのでは。それは単に「女性」のファンを増やすだけでなく、さらに囲碁のイメージを一新させようという壮大な戦略? それであらゆる年代の囲碁ファンを増やすのである。碁的の配布も今のところ囲碁サロンを中心にしている。入手するには囲碁サロンに足を運ぶことになり、始めるキッカケにもなるかも。
万波佳奈さんのウエディングドレス姿がすてき。旦那さまは小学校の同級生だという。また、万波奈穂さんと女優南沢奈央さんの対談や囲碁ガールの紹介、辰巳琢郎さんと稲葉禄子さんの対談など、よくできている。無料で配布するフリーペーパーなので予算も限られているはずなのに、これら企画、企画力はものすごい。半端な仕事ではない。業界の人間には一目でそれが分かるのではないか。だから、テレビやラジオ等でこれほどまでに取り上げられているのではないかと。