ライフワークバランスの実践

2007年08月12日 | Weblog
  ◎写真=近くの魚屋さんの前に天日干ししてありました。ひもの(干物)ですからこの毎日続く茹だるような暑さも干物には好環境なのでしょうか…?
しかし…暑い日が続きます。

◎ライフワークバランスについての実践について日本女子大学の大沢真知子教授の講演内容が紹介されていました。昨今、色々語られますが…このバランスが私も大切だと思います。

 まず背景として、先進国では今、ワークライフバランスを実践する事で仕事と家庭、あるいは仕事と個人の生活をうまくバランスさせる事が、個人の生産性を高めて企業価値を上げると考えるようになってきているということです。

 日本では…仕事だけに全力を尽くさずに、自分の生活を充実させることと誤解をされている節があると私も思うのです。

 大沢氏は個人のレベルで言えば、人生の中に仕事、自分(健康・自己啓発)・人間関係(家族・友人)・社会貢献という4つの領域を持ち、それをうまくバランスさせて生きることであると述べます。

これらは、等価値ではなく…ライフサイクルの中で仕事が最も重視される時期もあれば、人間関係が重視される時期もあるのです。あるいは少し余裕ができて社会貢献が重要な意味を持つ時期もある。

 肝心なのは、人生はこの4つの領域があるからこそ豊かになる事を忘れないことです。

欧米諸国ではワークライフバランスが取れるが働き方を導入した企業が成長しているのです。

 個人の充実が自分の能力を成長させる努力に繋がる…
そして生産性が増すという企業文化や社会認識の変革が必要です。