『職場のストレス』

2008年11月04日 | Weblog
◎職場のストレスなどが原因で「心の病気」になる従業員への対応策が企業で急務の課題となっています。
   
    神奈川県内で07年度中に仕事でうつ病など心の病気になったとして労災申請された件数は74件。

    これは、過去最高。

    職場での成果主義の導入、長時間勤務によるストレス、パワーハラスメントなど職場環境の影響も指摘されています。

    自殺者が10年連続で3万人を越えて深刻な社会問題にもなっています。
    自殺者の大多数にうつ病などの精神疾患の既往が見られたとの報告もあります。

    うつ病対策が自殺予防に効果的なことがわかってきています。
   
    うつ病まで追い込まれないような社会環境づくりが大切。
    
    公明党は、活発な調査活動を経て総合うつ対策を厚生労働大事に申し入れしています。

   『総合うつ対策』の骨子(公明党うつ対策ワーキングチーム提言)
  
   ・うつ病に対する理解を広げ早期発見・早期治療をめざす。
   ・患者の受診率欧米並みの5割以上に引き上げる。
   ・薬物療法と認知行動療法などの精神療法との併用を普及させる。
   ・労災保険の休業補償をはじめ、患者が安心して治療に専念出来る社会をつくる。
   ・社会復帰プログラムを整備・拡大し再発率の低下を目指す。