快気分析

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仕組みとアプローチ -  1987年の千葉県東方沖地震を考える

2024-03-01 12:27:10 | 火山 地震 津波 
 千葉県東方沖を震源とする地震はMj5以上のものも少なくないのですが、記録に残る大きな地震としては1987年に発生した千葉県東方沖地震が有ります。 引用開始(一部抜粋) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E8%91%89%E7%9C%8C%E6%9D%B1%E6%96%B9%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87_(1987%E5%B9%B4) 千葉県東方沖地震(ちばけんとうほうおきじしん)は、1987年(昭和62年)12月17日11時8分17秒に千葉県房総半島、九十九里浜付近を震源として発生した地震である。 地震学的概要 震源は、千葉県房総半島九十九里浜付近の北緯35度22.5分、東経140度29.6分、深さ57.9km。 地震のマグニチュードは6.7(Mw 6.7)。 断層様式は、逆断層成分を含む右横ずれ。 本震の約15秒前に、M 2.7 の前震があった。 津波は観測されていない。 発生要因 関東地方南部の地殻構造は、表層の北アメリカプレートに対し、相模湾(相模トラフ)からもぐりこむフィリピン海プレート、日本海溝からもぐりこむ太平洋プレートの3層からなる複雑なものであるが、この地震は2層目のフィリピン海プレートの内部で断層運動が発生したスラブ内地震であった。 引用終了  今日発生したMj5.2の地震とは位置も深さもある程度違うので何とも言えません。  ただこの日は月齢が25.9で、12月21日の新月より4日前でした。  では今度の年間最大新月である3月20日の数日前に何か目立つ地震が有るのか?  それも何とも言えません。  ただ千葉県東方沖を震源とする地震でなくても3月20日の年間最大新月とその前後5日くらいはやはり注目期間と見るべきかと思います。  まあ月齢なんて地震の多種多様なトリガーの一つに過ぎないので、結局はいつどこで目立つ地震が発生するかはわからないのですが、新月か満月、特に年間最大の新月か満月とその前後4日か5日間はやはり平均よりも目立つ地震が多い傾向に有ると考えているので今月の5日から15日については通常よりも注目しています。

仕組みとアプローチ -  千葉県東方沖を震源とするMj5.2の地震発生

2024-03-01 10:33:53 | 火山 地震 津波 
 ここ数日、千葉県東方沖を震源とする地震が頻発していましたが、今朝にMj5.2の地震が有りました。
 銚子沖を含めてこのエリアを震源とする地震で先月27日以降に発生した有感地震は次の通りです。(震源の深さが空白なものは省略による)

                       Mj  最大震度   震源の深さ(㎞)
2024年3月1日 5時43分ごろ    千葉県東方沖 5.2   4       30          北緯35.4度/東経140.5度
2024年3月1日 5時35分ごろ    千葉県東方沖 3.1   2       20
2024年2月29日 18時35分ごろ 千葉県東方沖 4.9   4       20
2024年2月29日 16時27分ごろ 千葉県東方沖 4.8   3       20
2024年2月29日 16時19分ごろ 千葉県東方沖 3.2   1       30
2024年2月29日 12時30分ごろ 千葉県東方沖 4.6   3       20
2024年2月29日 11時25分ごろ 千葉県東方沖 3.3   1       40
2024年2月29日 11時13分ごろ 千葉県東方沖 4.7   3       30
2024年2月29日 8時45分ごろ    千葉県東方沖 3.9   2       30
2024年2月29日 8時42分ごろ    千葉県東方沖 4.2   2       30
2024年2月29日 8時40分ごろ    千葉県東方沖 3.3   1
2024年2月29日 4時15分ごろ    千葉県東方沖 3.0   1
2024年2月28日 20時14分ごろ 千葉県東方沖 3.4   1
2024年2月28日 12時06分ごろ 千葉県東方沖 3.7   1
2024年2月27日 21時44分ごろ 千葉県東方沖 4.3   2       20

 このエリアを震源とする有感地震はこの期間以外でもかなり多いのですが、過去の発生した地震で震源の位置と深さ、及びMjがなるべく似ているものを探したところ、2016年7月19日の地震が該当しました。
 その前後に発生したものも含めて次の通りです。(震源の深さと経度緯度が空白なものは省略による)

                       Mj  最大震度   震源の深さ(㎞)
2016年8月7日 3時45分ごろ    千葉県東方沖 2.7   1
2016年8月6日 18時36分ごろ    千葉県東方沖 3.3   2
2016年8月2日 14時28分ごろ    千葉県東方沖 2.5   1
2016年7月30日 16時40分ごろ 千葉県東方沖 4.5   3
2016年7月28日 4時16分ごろ    千葉県東方沖 2.3   1
2016年7月21日 8時40分ごろ    千葉県東方沖 3.3   2
2016年7月19日 12時57分ごろ 千葉県東方沖 5.2   4       30          北緯35.4度/東経140.4度
2016年7月6日 8時47分ごろ    千葉県東方沖 4.5   2       10
2016年7月5日 12時46分ごろ    千葉県東方沖 4.4   2       30
2016年7月4日 13時41分ごろ    千葉県東方沖 3.3   1       30

 この時と今回の違いはと言うと、今回は今日の地震の前の数日から連続的に有感地震レベルが発生したのに対し、2016年のケースでは7月6日にMj4.5の地震発生後に13日をおいた19日にMj5.2の地震が発生。
 月齢は2016年7月19日の時が14.7で満月の前日で月の引力トリガーが比較的大きい時、今日は20.2で3月10日の年間最大新月の9日前で月の引力トリガーが比較的小さい時です。
 さて2016年7月のパターンと同じにMj5.2の地震をピークとしてその後は暫く静穏化に向かうのか?
 それとも2016年7月4日、5日、6日と連続で有感地震が発生しその後の19日に期間ピークとなるMj5.2となる地震が発生と言うように今回はその地震規模を底上げしてMj6以上の地震とかが今後13日前後あたりに今日より大きい地震が発生するのか?
 今日から13日後と言うと3月14日、それはつまり年間最大新月となる3月10日の4日後にあたるわけで、この点がやや気なりますが実際にどうなるのかはわかりません。
 今は「神のみぞ知る」の領域としか言えません。
 結果はいかに。