快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

自然災害 仕組みとアプローチ -  ベヨネース列岩の新たに複数の場所で気泡が確認された件をどう見るか

2017-04-30 23:52:23 | 地震 津波
 ベヨネーズ列岩ですが、新たに複数の場所で気泡が確認されたと言うのが一昨日のニュースで有りました。

引用開始(一部抜粋)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170428/k10010965461000.html

海底火山のベヨネース列岩 新たに複数の場所で気泡

4月28日 18時05分

先月、熱水の噴出が原因と見られる海面の変色が確認された伊豆諸島の青ヶ島の南にある海底火山「ベヨネース列岩」で、新たに複数の場所で気泡が発生していることが上空からの観測で確認されました。気象庁は、小規模な海底噴火が起きる可能性があるとして、噴火警報を継続し、周辺の海域では警戒するよう呼びかけています。

引用終了

 これだけなら単に火山性活動域の拡大と言う話なのですが、4月28日以降に環太平洋西側の北半球エリアで発生したM5以上の地震は次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

http://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-04-30 12:22:45.5
1hr 31min ago
29.13 S 175.96 W 20 5.2 KERMADEC ISLANDS REGION
2017-04-30 09:36:02.8
4hr 18min ago
20.03 S 70.88 W 20 5.2 OFFSHORE TARAPACA, CHILE
2017-04-30 05:15:21.9
8hr 39min ago
52.94 S 27.51 E 10 5.0 SOUTH OF AFRICA
2017-04-30 01:57:22.3
11hr 57min ago
21.33 N 121.85 E 107 5.3 TAIWAN REGION
2017-04-29 23:49:18.3 18.63 N 145.71 E 210 5.0 PAGAN REG., N. MARIANA ISLANDS
2017-04-29 20:22:57.6 30.76 N 131.34 E 10 5.0 KYUSHU, JAPAN
2017-04-29 12:32:33.4 30.79 N 131.42 E 30 5.7 KYUSHU, JAPAN
2017-04-29 10:53:22.0 6.10 S 29.93 E 10 5.2 LAKE TANGANYIKA REGION
2017-04-29 10:06:34.0 3.87 N 75.90 W 74 5.0 COLOMBIA
2017-04-29 10:02:13.6 9.67 S 111.78 E 10 5.6 SOUTH OF JAVA, INDONESIA
2017-04-29 08:36:25.6 24.92 N 127.76 E 10 5.0 SOUTHEAST OF RYUKYU ISLANDS
2017-04-29 01:46:01.0 33.20 S 71.97 W 12 5.0 OFFSHORE VALPARAISO, CHILE
2017-04-28 20:23:18.8 5.48 N 125.08 E 42 6.8 MINDANAO, PHILIPPINES
2017-04-28 17:41:49.2 33.30 S 72.01 W 10 5.2 OFFSHORE VALPARAISO, CHILE
2017-04-28 15:49:41.1 33.22 S 71.89 W 10 5.1 OFFSHORE VALPARAISO, CHILE
2017-04-28 15:33:28.3 33.30 S 72.02 W 20 5.1 OFFSHORE VALPARAISO, CHILE
2017-04-28 15:30:05.5 33.22 S 71.89 W 15 5.9 OFFSHORE VALPARAISO, CHILE

引用終了

 国内では九州沖縄エリア、国外ではフィリピンエリア、マリアナ諸島エリア、台湾エリアが発生しています。
 噴火関連では桜島の噴火、えびの高原硫黄山、西之島、そして上記のベヨネース列岩と言う事で、やはり「時計回り」で来ている傾向が現時点では有るのかも知れません。
 次回の大きな新月5月26日ですが、5月、6月、7月は以前の記事でも書きました通り、地震と火山を総合すると月の引力による揺さぶりとその後の影響のピークが来ると筆者は考えています。
 これに時計回りの法則が重なると、もしかすると5月、6月は注目かも知れません。
 世界的にはM7以上の地震空白期が依然として続いています。




仕組みとアプローチ -  阿蘇山の地震計RMS振幅データにおけるパターン変化発生 の傾向則は存在するのか

2017-04-29 08:56:16 | 地震 津波
 前回の記事で書きました阿蘇山の地震計RMS振幅データですが、過去のデータを見た所、2016年10月4日朝あたりから10月7日夜あたりまでと若干似ている事が保存されているデータでわかりました。
 細かく書くと、2016年10月4日朝あたりから10月6日夕方あたりまで2日以上、ほぼ一本調子で上昇。その後10月7日昼頃まで下降、10月7日夜まで急上昇しましたが、その後急降下してます。
 そして10月7日朝に再度やや上昇し、その後急降下しほぼ通常レベルに戻りました。
 実は阿蘇山は2016年10月8日午前1時46分ごろ噴火しました。
 ただこの時はえびの高原 硫黄山は特に火山性活動が活発だったと言う事はありませんでした。
 そうすると今回の阿蘇山地震計のRMS振幅データのパターン変化は、阿蘇山と言うよりも、えびの高原 硫黄山の火山活動活発化の予兆だったのでしょか。
 阿蘇山自体の火山性活動の変化は、現状特に従来と異なる情報が関連機関から出ておらず、阿蘇山の火山性活動が今後活発化するかどうかは現状わかりませんが、仮に噴火しなかったとすると、阿蘇山の地震計のRMS振幅データのパターン変化は次のような傾向則の指標になるのかも知れません。
 「地震計のRMS振幅データのパターン変化は『えびの高原 硫黄山』 OR 『阿蘇山』 の『火山性活動の活発化』 OR 『噴火』 が発生する予兆となる確率が(100%であるかどうかは別として)どちらかと言うと高い」。

仕組みとアプローチ -  阿蘇山の地震計RMS振幅データのパターンに変化が発生

2017-04-29 00:54:48 | 地震 津波
 VIVAのサイトを見た所、阿蘇山の地震計RMS振幅データのパターンがここ3日以上一本調子で上昇しているのが目に入りました。
 記憶ではこのようなパターンがこれまで無かったような気がするのですが、良く調べてみないと過去のデータで同じようなものが無かったのかは定かではありません。

 前回記事の中で書いたえびの高原に近い霧島山のデータも含めておきます。

引用開始(一部抜粋)

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_asos.html

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_kiri.html

引用終了(画像は直接御覧ください)

 現在、火山性活動がやや活発化兆候のニュースが有る、えびの高原 硫黄山からは、霧島山の方が近いのですが、その霧島山はここ3日は特に上昇基調でもないのです。
 一体、何が起きているのか、もう少し様子見です。
 

仕組みとアプローチ -  M7以上の地震空白期は依然として継続中 一方で火山活動に新たな動き

2017-04-28 06:45:26 | 地震 津波
 M7以上の地震空白期は3ヶ月を過ぎましたが依然として継続中です。
 一方で火山活動は新たな動きが有りました。

引用開始(一部抜粋)

https://news.goo.ne.jp/article/rescuenow/nation/rescuenow-00000005546891.html
〔霧島山・えびの高原〕硫黄山の一部観測点で再び傾斜変動を観測 火山活動の推移に注意(4/27)

04月27日 17:30レスキューナウニュース

福岡管区気象台・鹿児島地方気象台によると、25日に一部の観測点で傾斜変動が観測された、宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島山のえびの高原にある硫黄山で、きのう26日午後からきょう27日明け方にかけて、再び一部の傾斜計に変動が観測されました。気象台では27日17:00、霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)に対して「火山の状況に関する解説情報」を発表し、今後の火山活動の情報に注意するよう呼びかけています。

引用終了

 地殻やプレートがスムーズに動いているから火山活動が活発、と言う見方も有るのですが、「それだけスムーズに動いていると言う事はやや離れた周辺エリアや本来火山活動有っても良い場所で現在火山活動が活発でないエリアは逆に動きを遮る固着が有ってストレスが増大している、と疑われる確率はどちらかと言えば高い事が多い」、と筆者は考えていますので、油断はできません。
 結局のところ、こう言う事なのだと思います。

引用開始(一部抜粋)

https://news.goo.ne.jp/picture/nation/ASK4T44FMK4TUBQU00F.html
30年以内に大地震、太平洋側で確率高め 予測地図公表
04月27日 17:34朝日新聞

震度6弱以上の確率

(朝日新聞)

 政府の地震調査研究推進本部は27日、特定の地点が30年以内に地震に見舞われる確率を示す「全国地震動予測地図」の2017年版(1月1日時点)を公表した。建物が倒壊し始めるとされる震度6弱以上では、千葉、横浜、水戸市役所がいずれも8割を超えるなど、関東、東海から近畿、四国にかけての太平洋側が引き続き高かった。
 地図は、地震の起きやすさと地盤の揺れやすさの調査を元に作製した。30年以内の確率で、0・1%以上3%未満は「やや高い」、3%以上は「高い」とされる。

(中略)

 太平洋側では南海トラフ地震など海溝型地震の確率が微増。市役所の所在地でみると、千葉85%、横浜・水戸81%、高知74%、徳島72%、静岡69%の順に高かった。

 一方、熊本市役所は、熊本地震を引き起こした布田川断層帯・日奈久断層帯に依然、強い揺れを起こす恐れがある区間が残っているため、昨年と同じ7・6%だった。

 平田直・地震調査委員長(東京大教授)は「自分の所は安全だと思わず、日本はどこでも強い揺れにあう可能性が高いと考えて欲しい」と呼びかけている。

引用終了

仕組みとアプローチ -  今日は新月。そしてゴールデンウィークをどう見るか。

2017-04-26 07:06:15 | 地震 津波
 以前の記事でも書きましたが、今日は新月、それも4月、5月、6月は年間で大きい方の新月です。
 去年は3月、4月、5月が年間で大きい方の新月で、地震の一つのピークが4月と6月に来ました。
 新月の大きさのピークから約1ヶ月遅れで地震のピークの一部が来たので、今年は仮に同じパターンであれば5月と7月に来るのかと考えていましたが、現時点では世界的に地震よりも火山活動の方にシフトしている傾向が見られますので、どうなるのかはわかりません。
 今回の新月とその前後数日が過ぎれば、後は年間では小さい方に満月にかかって行くので、新月とその前後数日の期間よりも、満月とその前後数日の期間の方が、地震や火山はどちらかと言えば相対的に静穏かと見ていて、今度のゴールデンウィークは月齢とのタイミングと言う観点だけならば、新月後の数日とズレてくれる日が多いので悪い方ではないとは思います。
 ただこれも地殻やプレートの固着(アスペリティー)の状況と弾ける限界との関係、そして地震トリガーの他の要素である宇宙からの影響、その他がどうなるかで、正確な予想は出来ません。