快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  東京オリンピックの各リスク対策 予備会場確保としての「貸し貸し交換」

2018-07-31 12:28:01 | 地震 津波
 東京オリンピックの台風直撃リスク、猛暑や熱中症リスクと対策ですが、少なくとも一部の競技時刻を夜間、早朝にすれば、東京ドーム、西部ドームなどの屋内施設をバックアップの為の予備会場として確保しやすい事は以前の記事で書いた通りです。
 これについては「予備会場と言っても確実に使用するわけでもない会場の確保に少なからぬ予算を割くのは現実的ではないのではないか?」と言う疑問が出て来るかも知れません。
 資金の問題をどうクリアするのか?
 この件について対策をあれこれ考えた所、次のような対策案が浮かび上がって来ました。
 それは「物々交換ならぬ貸し貸し交換」です。
 東京ドーム、西部ドームなどの屋内競技場を借り切る代わりに、オリンピック・パラリンピック期間ではない時には相当分の会場として逆に東京ドーム、西部ドームなどの経営組織に有明テニス場などを貸す事です。
 後で有明テニス会場などをタダで借りられれば東京ドーム、西部ドームなどをタダか小額で貸した分のもとは取れるはずです。
 全部タダ貸しの「貸し貸し交換」なら資金はゼロで済みますが、そこまで行かなくても有る程度の割合だけ「貸し貸し交換」とし、残り分をお金で支払うのも資金を最小限にするのには効果有りかと思われます。
 猛暑、熱中症リスク、台風直撃リスクなど様々なリスクに対して予めどれだけバックアップがとれていたのか、多段防御システムをどれだけ組まれていたのかと言うのは、世界がおそらく注目するだろう事かと考えています。
 備え有れば憂い無し。
 
  

仕組みとアプローチ -  東京オリンピックの各リスク対策 夜間早朝競技と移設容易なスポット冷房ユニットと組み合わせれば二石八鳥

2018-07-30 18:12:05 | 地震 津波
 移設容易なスポット冷房ユニットについては元々の目的が災害時に転用すると言う事なので、特に東京オリンピックに向けたものではありませんでした。
 なので今月26日に書いた記事では一石五鳥としたのですが、仮に東京オリンピックでの猛暑、熱中症対策を目的にしたものと仮定すれば「二石五鳥」と言う事になるのかも知れません。
 深夜を含む夜間や早朝に競技時刻をシフトするメリットについてはまだ有りますので今回記事にしました。
 まず挙げられるのが例えばタレントのデーブ・スペクターさんが書いている通り、日本と時差の大きい外国からの視聴率について価値が上がると言う点です。
 世界の人口は60億以上。 
 仮に東京オリンピックを視聴、或いは観戦できる人口が20億人だとしても日本の人口の十数倍以上であり、マーケットの観点でそれを重視しない手は有りません。
 国内の視聴率だけを評価基準にしたとて、それは国内から国内に支払いがされているだけであり、結局はゼロサム経済でのストロー作用に過ぎません。
 一方で、国内の視聴率が一見表面上低くても外国での視聴率や外国からの観光客が多ければそれは日本全体としてパイが増える事になり、これで得られた富は後々国内で循環して経済の好影響を与えると考えられます。
 次に挙げられるのは夜間の照明をLEDで演出する事です。
 LEDなら大したエネルギーでなくても自在に照明で演出できるだけでなく、青色LEDを発明したのが日本人である事のアピールにもなるかと思います。それまで作れなかった青色LEDがあるからこそLEDであらゆる色を作り出せるのです。
 更に挙げられるのは日本人選手も含めたの時差合わせ技術の開発です。
 一般には昼間に熟睡し夜間に活動する必要がある場合、日中に寝室を真っ暗にして就寝しても体のリズムはごまかせないので良い眠りはとれない、と言うのが通説のようですが、それをクリアできる技術を開発して行くのは価値が高いと思われます。
 今の日本は高齢化社会。
 医療、介護など変則勤務の多い医師、看護士、介護士、施設管理者などが、変則勤務を回避し、どれだけ夜間定時でカラダにダメージを受けないようにするか、と言う技術の向上に繋がるかと思われます。
 これらのメリットも考え、かつ移設容易なスポット冷房ユニットを東京オリンピックの猛暑や熱中症リスク対策を主にするならば、やり方次第で「二石八鳥」にできると考えています。

仕組みとアプローチ -  台風12号 コースと位置の稀な組み合わせで発生したと思われる事

2018-07-29 11:06:15 | 地震 津波
 今月27日の記事で、「いつもの台風とは異なるタイミングや方向で強い風になる地域が多いと考えられ、暴風対策を建物のどの方向に対して強化するべきか、どのエリアで高潮が発生する可能性が有るかも通常とは異なって来るケースが多いと思われます。」と書きましたが、1件は高潮ではなくいつもと違う方向の強い風によって発生する高波ではあったものの大体想定通りと考えられる事が発生しました。

引用開始 2件(一部抜粋)

https://www.yomiuri.co.jp/national/20180728-OYT1T50092.html
熱海のホテル食堂、海側のガラス割れ5人負傷
2018年07月28日 23時05分

(中略)

 静岡県熱海市では午後7時45分頃、「ホテルニューアカオ」で「食堂の窓ガラスが割れて負傷者が出ている」と、ホテル従業員から119番があった。市災害対策本部などによると、ホテル2階の食堂で海側の窓(高さ6メートル、幅20メートル)が割れ、宿泊客4人、従業員1人の計5人が軽傷を負って病院に運ばれた。高波か強風で窓ガラスが割れたとみられる。千葉市稲毛区では午後5時40分頃、強風で80歳代の女性が転倒し、太ももの骨を折る重傷。


https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%8f%b0%e9%a2%a8%ef%bc%91%ef%bc%92%e5%8f%b7%e3%82%a2%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%ae%e5%b1%8b%e6%a0%b9%e5%90%b9%e3%81%8d%e9%a3%9b%e3%81%b6-%e3%81%91%e3%81%8c%e4%ba%ba%e3%81%aa%e3%81%97-%e5%a5%88%e8%89%af/ar-BBLbNXq

台風12号:アパートの屋根吹き飛ぶ けが人なし 奈良
2018/07/29 09:55

 台風12号による強風で29日午前2時半ごろ、奈良市敷島町1の2階建てアパートの屋根がはがれて吹き飛んだ。けが人はなかった。

引用終了

 「こんな強い高波がこんな方向から来た事はこれまで無かった」、「こんな強い風がこんな方向から吹いた事はこれまで無かった」、と言う事によるものだったのかと見られます。
 千葉市稲毛区のケースは状況が定かでは有りませんが、「以前、台風が今回と殆ど同じ位置の時にはこんな強い風がこんな方向から吹かなかった」と言う事が或いは有ったのかも知れません。
 今後の台風の強さ、位置、進行方向などに油断は禁物と思われます。



仕組みとアプローチ -  大雨、豪雨、大雪時やその後の地震発生リスクをどう見るべきか

2018-07-28 13:08:53 | 地震 津波
 大雨、豪雨の最中、或いはその後などに地震が来る事まで果たして想定すべきなのか?と言う考え方も一部にはあるかも知れません。
 ですが個人的にはそうしたタイミングで無視できない震度の地震が発生する事は有ると思います。
 一般論として、そして個人的にも地震は雨天時、降雪時、曇天時にはどちらかと言うと発生しにくい、と思っていますが、確率として100%と言うわけでは有りません。 
 雨や雪が降っている最中の地震がゼロでないのは調べてみるとわかります。
 例えばですが、次のようなケースも有ります。
 世界では時々かなり大きな地震が発生します。
 EMSCなどで見ているとわかるのですが、その大きな地震が発生した数分後とか数十分後、或いは数時間後などに地球のかなり離れた場所で地震が連動するかのように発生する事が有ります。
 しかもそれがめったに地震の無いエリアだったりする事も有るのです。
 大地震の地震波が地球の遠く、場合によっては地球の殆ど反対側にまで届き、それがトリガーとなって地震が発生した、としか考えられないようなケースです。
 なので日本国内で大雨、大雪、曇天であっても世界のどこかは晴天で大きな地震が発生すれば、その地震波によるトリガーで少なくとも中小の地震が発生するリスクと言うのは、世界的な地震や大雨多発の状況では今後想定しなければいけないのではないでしょうか。
 大雨などで地盤が緩み、場合によっては亀裂も発生し、水位も高いような状況の所に、震度1とか程度の地震程度でもそれが襲って来た場合、地震が無い場合より当然決壊、損壊が発生しやすい事は言うまでも有りません。
 こうしたリスクを想定した上での避難体制、ハザードマップなどが今後は必要となって来るはずと考えています。

 尚、夕べ書いた前回の記事ですが、一部訂正箇所が有りましたので追記しておきました。 
 

仕組みとアプローチ -  台風12号と満月や皆既月食から地震発生をどう見るべきか

2018-07-28 12:10:44 | 地震 津波
 台風12号の影響で関東地方でも雨が降り出した地域が出て着ました。
 今日の未明は皆既月食。
 太陽と地球と月がほぼ一直線に並ぶ位置関係となりますが、地球から見て太陽と月は反対方向です。
 この位置関係による引力がどう地球に影響するかですが、考え方は多々有ると思われます。
 少なくとも言える事は、今回の満月が年間最小満月である事から地震に関しては月の引力はあまり影響しない事が多いと考えています。(但し歪の状況次第で僅かなトリガーでも最後の一押しとなって目立つ地震になるエリアが存在する可能性はゼロでは有りません。)
 またハワイで目立つ噴火や地震が有る事から1790年の最大噴火の後に世界的な大地震の空白期が有った事を以前に記事にしました。
 この事から仮にこれと似た状況ならばの話になりますが、大地震は暫く来ない、と言う可能性はゼロでは有りません。
 一方ではこれまで記事にして来た通り、EMSCデータ上で世界的にM6.5以上の地震空白期が実質もう2ヶ月以上も続いている事、M7以上の地震が既に2年3ヶ月以上続いているエリアが有り、そこに日本が入っている事、M8以上の地震に見られる震源連続性傾向則が仮に今回も再現されるなら今度は北半球で発生する事、更には最近バヌアツでM6以上の地震が2度発生している事、そして台風一過の地震晴れが今回はどうなるかなど、悲観材料も多々有り、総じて地震に関しては悲観材料、楽観材料が交錯していて見えにくい状況です。
 個人的にはここ数日よりも来月11日の年間最大新月とその前後期間の方が、どちらかと言えばトリガーとしては気になります。
 しかしこれも歪の状況次第で僅かなトリガーでも最後の一押しとなって目立つ地震になるエリアが存在する可能性はゼロでは有りません。
 いずれにしても有感地震など日本全国いつどこで起きてもおかしくはない以上、大雨、豪雨、或いはその後に川やため池、ダムなどの水位が高い状況で地盤が緩んでいる状況に於いて有感地震が発生すれば、有感地震が無い場合に比べればそれは当然堤防やため池の決壊や土砂崩れなどが発生しやすい事が殆どです。
 今年はこれまで大雨時やその後に目立つ地震が起きていませんが、こう何度も大雨が来るようだと、いつかは「大雨やその後 AND 有感地震」と言う状況が来ると考えられます。
 ではどの程度の震度の地震を想定して予めその分だけ余裕をとって早めに避難するのか?と言うのは難しい問題かと思われます。
 無論、震度7を想定して堤防などの決壊、土砂崩れなどの発生が起きる事を想定して避難すればそれはベストなのですが、現実的にはそうもできない人が多いかも知れません。
 ただ豪雨、大雨の多発、目立つ地震の多発がこのまま続くようなら、避難基準やハザードマップが仮に「大雨、豪雨やその後には地震が無い」と言う前提で作られたものである場合には、そろそろ前提となる震度を変えて行く必要が有るのかも知れません。

2018.07.28  12:10 一部訂正

一部誤植が有りましたので訂正します。
「今回の満月が年間最小満月である事から」は「今回の満月が年間最小満月に準じる小さな満月である事から」に訂正です。
 今月の満月が年間最小満月に準じる小さな満月である事は以前の記事で書いた通りです。