快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

自然災害 仕組みとアプローチ -  9月1日の新月 と 「台風一過の地震晴れ」 その2

2016-08-31 12:20:26 | 地震 津波
 先日からは一部、今日からは日本のほぼ大部分で晴天となる予報です。
 台風一過でどうなるかですが、8/30の午後からの有感地震です。
 熊本関連の地震はいつもの事なので除外しました。

2016年8月31日 8時59分ごろ 和歌山県南部 M3.9 最大震度2
2016年8月31日 6時59分ごろ 鳥取県中部 M2.8 最大震度2
2016年8月31日 5時37分ごろ 茨城県沖 M4.3 最大震度1
2016年8月31日 5時05分ごろ 茨城県沖 M4.9 最大震度2
2016年8月31日 1時38分ごろ 鳥取県中部 M2.8 最大震度1
2016年8月30日 23時11分ごろ 鳥取県中部 M2.9 最大震度2
2016年8月30日 20時19分ごろ 日向灘 M3.6 最大震度1
2016年8月30日 17時50分ごろ 茨城県沖 M3.5 最大震度1
2016年8月30日 17時07分ごろ 福島県沖 M4.3 最大震度2

 これらの有感地震が、

 台風一過の地震晴れ つまり宇宙からの影響か
 気圧や海水面の変化か
 月齢関係か
 海水温分布が元々地震トリガーになっていたのか
 元々ストレス発散寸前だったのか
 どれだけ地殻ストレスを急上昇させるような動きの変化があったのか

等、どれがどれだけの割合で要因になっていたのかはわかりません。
 近畿中部エリアの有感地震が考えていたより関東東北方面より少な目だった事ですが、これは中部近畿エリアを横切った細長い雨雲がそれ程強力なものではなく、しかも台風10号が関東地方東沖に来るあたりから迷走でもなくなり、それに影響されたのか滞在時間も考えていたよりも短かった などがまず考えられます。
 また8月下旬の中部近畿方面の晴天期間は結構あったのが筆者がもう少し正確に調べた方が良かったと思う点です。
 それともう一つ。
 阪神淡路大震災エリアと中越地震エリアに挟まれた中部近畿エリアですが、過去には天正地震、濃尾地震、京都付近の地震など、記録には多数出て来る割には近年は特に目立つ地震も発生していません。
 こと事から筆者はどうも当エリアがいつも気になってしまうのですが、もしかするとどうも比較的静穏気が結構もう暫く続くのかどうか? とも思えてくる事も時々有るので、(結局今後の事は私は無論、誰にもわからないのですが)もう少し分析してみようかと考えています。
 因みに筆者は南海トラフ地震のうち昭和東南海地震について、実際は通常言われているよりも大きかったと考えていて、それからまだ70年少々した経っていない事から、東南海地震発生はまだかなり先か或いは小さいと思っています、しかしこれも真相は誰にもわからないと思います。
 明日は新月なのでもう数日様子見ですが、11月のスーパームーン前に、もう何度か再度小休止期間があるとは考えています。

自然災害 仕組みとアプローチ -  9月1日の新月 と 「台風一過の地震晴れ」

2016-08-30 08:20:26 | 地震 津波
 台風10号が東北地方を通過するようで。これで気になるのが以前にも記事にした「台風一過の地震晴れ」です。
 今回は更に9月1日が新月であり、新月や満月の前後数日は月齢で言うとどちらかと言えばやや要注意期にあたると筆者が考えている事は以前に何度も記事にしました。
 では「今回の東北地方、或いは関東の一部や北海道がどうなのか?」と言うと、今回は台風10号が来る前は結構晴れていた期間が長かったというエリアが多かったので、宇宙からの地震トリガーの影響が曇天、雨天による遮蔽で軽減され、地殻のストレスが貯まる度合いはそれ程大きくはなっていない、と見ています。
 しかしこれもあくまで目安であり、「各地がストレス発散の限界直前かどうなのか?」と言う地殻の状況については全容把握が不可能なので、はっきりした事はわかりません。
 今回は台風とは直接でなく間接的に関係ある曇天、雨天になりますが、寧ろ中部、近畿地方の方が流れ込む気流の関係で雨天曇天の期間と度合いが大だったので、相対的にはこちらの方が、地殻のストレスを貯める期間が長かったと見られ、晴天に変わった場合には宇宙からの地震トリガーが作用すると発震となるか?と言うところですが、「そもそもの地殻ストレスの貯まり方のペースが通常どうなのか?」はわからず、これも発震がいつになるのかの全容把握は困難です。
 宇宙天気予報では

引用開始(一部抜粋)

http://swc.nict.go.jp/contents/index.php
2016/08/29 15:00 更新
活動領域2583でCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
引き続き今後1日間、太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は通常速度の400km/s前後からやや低速な350km/s前後へ緩やかに下降し、地磁気活動は静穏でした。
太陽面低緯度の西35度付近に位置しているコロナホールの影響が、本日から明日にかけて到来し、地磁気がやや乱れる可能性があります。
今後1日間、地磁気活動はやや活発な状態が予想されます。

引用終了

 と言う所で、無視できると言う程は小さくもないし危険レベルと言う程に大きくもない、と言うところです。
 以前の記事でも書きましたが、所詮「台風の中心」とは確度のランク毎に誤差を含んだ値で、しかも台風情報の発表毎に変わる事もあるわけですので、「次の台風情報までに発表される中心位置がいきなり数十km以上跳ぶ」と言う事も想定し、その場合には、中心からの距離、進行方向の右か左か、で風速、風向は大きく異なると想定しておく事が大切かと考えられます。
 また台風の速度はあくまで現在の値であり、急に速度が遅くなる事、コースが変わる事も当然有り得ます。
 その場合にも風向、風速が大きく異なる事は多いわけですから、これも想定しておくべきなのかも知れません。

自然災害 仕組みとアプローチ -  「台風の中心位置の確度」とはこう言うもの

2016-08-28 20:56:49 | 地震 津波
 よく「現在、台風○×号はの西約○×kmにあって」とか報道されてますが、この位置についての話です。

引用開始(一部抜粋)

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/haichi2.html
台風の中心位置の確度
台風の中心位置を決定する際に、使用する資料の精度から推定される中心位置の確度を次のように3階級で表したもの。
階級 確度
正確(GOOD) 概ね60km(30海里)以下
ほぼ正確(FAIR) 概ね60km(30海里)超 概ね110km(60海里)以下
不確実(POOR) 概ね110km(60海里)超

引用終了

 つまり仮に「正確」と言うランクでも概ね60kmまでは誤差の範囲のようです。
 台風9号も、この点で中心がいきなり伊豆大島付近から数十km跳んだのでしょうか。

引用開始(一部抜粋)

http://mainichi.jp/articles/20160822/k00/00e/040/187000c
台風9号
鉄道や空の便 運休や欠航が相次ぐ 関東上陸

毎日新聞2016年8月22日 10時11分(最終更新 8月22日 13時26分)
 強い台風9号は22日、伊豆諸島の南海上を北寄りに進んだ。午後0時半ごろ、千葉県館山市付近に上陸した。関東や東海を中心に大荒れの天候となり、鉄道や空の便で運休や欠航が相次いだ。

 台風9号は22日午前11時現在、伊豆大島付近の海上を時速約20キロで北へ進んだ。中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。中心から半径70キロ以内では風速25メートル以上の暴風域となっている。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160822/k10010646511000.html
台風9号 関東南部の一部暴風域に 上陸のおそれ
8月22日 11時05分
気象庁の発表によりますと、強い台風9号は午前11時には伊豆大島付近にあって、1時間に20キロの速さで北へ進んでいるとみられます。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心から半径70キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。この時間は、伊豆諸島と静岡県の伊豆半島、関東南部の一部が台風の暴風域に入っているほか、東海や関東に台風本体の雨雲がかかっています。

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-afr1608220008.html
 気象庁によると、台風9号は22日午前10時現在、新島付近を時速約20キロで北進。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。中心から半径70キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。22日昼過ぎには暴風域を伴って関東地方に上陸する見込み。その後は、速度を早めながら北上を続け、23日にかけて北日本に進むとみられる。

http://news.goo.ne.jp/article/tenkijp/nation/tenkijp-51401.html
台風9号 昼前後に静岡から関東上陸へ

08月22日 07:40tenki.jp
台風9号は関東地方に接近中です。昼前後に静岡から関東へ上陸のおそれ。これからさらに雨や風が強まり、荒れた天気になりそうです。以下、台風9号の最新の情報です。
台風9号の現在の位置は?

今日(22日)午前6時現在、台風9号は三宅島の南南西約40kmにあって、1時間に30キロの速さで北へ進んでいます。


http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10010645991_20160822.html
台風9号 関東甲信・東海に接近 上陸のおそれ

08月22日 01:54NHKニュース&スポーツ

強い台風9号は伊豆諸島の一部を暴風域に巻き込みながら北上していて、22日午前中に関東甲信や東海にかなり近づき、その後上陸するおそれがあります。伊豆諸島では風が非常に強まり、局地的に非常に激しい雨が降っているほか、関東や東海の沿岸でも風や雨が強まっていて、気象庁は土砂災害や川の氾濫、それに暴風、高波などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

引用終了

 台風の進路の右半分に入るか、左半分に入るかと言う点で、これは重要です。
 更に台風9号のように小さめの台風の場合、中心に数十km近いか遠いかで、風速はかなり違って来るので強風対策をどの程度するのか?と言う点で、この観点は非常に重要となると考えています。

 更に中心からの距離を言っている点でこれも重要です。

引用開始(一部抜粋)


http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/haichi2.html

暴風域
台風の周辺で、平均風速が25m/s以上の風が吹いているか、地形の影響などがない場合に、吹く可能性のある領域。通常、その範囲を円で示す。

暴風警戒域
台風の中心が予報円内に進んだときに、暴風域に入るおそれのある領域。

引用終了

 最初からこの点がわかるように報道するのがベストでしょう。
 「現在の台風の位置」をそのままと勘違いしてしまった人も多かったのではないでしょうか。
 因みに台風10号は、

引用開始(一部抜粋)

http://www.amecs.co.jp/wx/typhoon/index.html
台風呼名 ライオンロック
LIONROCK
日時 8月28日09時
中心位置の確度 正確
暴風域(25m/s以上) 全域 110km(60NM)
強風域(15m/s以上) 南東 500km(270NM)
北西 390km(210NM)

引用終了

 台風10号は迷走タイプのようですので、更にこの点も前提にして対策が必要のようです。

 



自然災害 仕組みとアプローチ -  迷走台風10号

2016-08-27 22:57:28 | 地震 津波
 台風10号の迷走ぶりでこの後の進路予測が難しいようなので、対策などを考えて見ました。
 台風の進路の右側は、進む速度と台風の渦が合わさって、風が更に強くなり、一方、台風の進路の左側は両者が相殺されるので、風は弱くなる、と言うのが一般の見方です。
 しかしこれも実は台風の進む速度がある程度以上の場合であって、迷走台風10号のようにあまり移動しない、或いは移動速度が遅い期間があったりする場合は、台風の進路の左側と言えどもあまり油断は出来ないのではないか?と思われます。
 風速だけでなく、「どこから強い風が来るのか?」と言うのも対策には重要な事なのですが、これの予想が特につきにくいエリアが多いのは今回の台風です。
 潮汐とのタイミングで高潮のリスクを考えないといけないエリアもあるかも知れません。
 9月1日は新月で大潮で前後の数日もタイミング次第では要注意です。
 台風10号に限らず、進路だけでなく台風の移動速度もはっきりわからない場合は、かなりリスクを高めに見て十分な安全対策が必要と思われます。
 

自然災害 仕組みとアプローチ -  今度はミャンマーでM6.8の地震

2016-08-25 00:25:48 | 地震 津波
 今度はミャンマーでM6.8の地震発生しました。
 しかし4月の熊本地震の直前である4/13の地震、そして8/1、8/23に記事にした地震とは震源の位置が多少違うので、同じメカニズム、或いは同じ意味合いのものかはわかりません。
 関連する地震は次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

http://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes
2016-08-24 10:34:54.7
4hr 11min ago
20.95 N 94.61 E 85 6.8 MYANMAR
2016-08-23 02:11:13.3 23.91 N 94.71 E 112 5.0 MYANMAR
2016-08-01 10:01:08.3 21.29 N 94.91 E 140 5.1 MYANMAR
2016-04-13 13:55:17.7 23.14 N 94.93 E 137 6.9 MYANMAR

引用終了

 更に仮に同じメカニズムや意味合いであっても、たった2回の前例で、熊本地震との遠隔連動の傾向があるかどうかはまだ定かでは無い事、そして韓国南部やその近海での目立つ地震も今日は無く、加えて今回はイタリアで地震があり、地球規模でのプレートバランスが以前とは異なっている可能性もある事から、熊本エリアで地震が活発化するかどうかと言うのは傾向程度のレベルでも考えにくく、どうなるのかはわからない状況です。
 地震は以前のメカニズムの再現だけで発生するものでは無いので、また別の要因やトリガーで発生する事も有り得ますが、現在の地殻の状況について全容を把握するのは不可能である事は以前から書いている通りです。
 地震の正確な予測は不可能です。