当ブログで3月29日の記事でも少し書きましたが、災害対策の備蓄として食料や水、特に水について、備蓄場所に注意です。
仮に10日間分の備蓄とした場合、食料は大した重量にはならない事が多いのですが、水に関しては飲料以外で使う分まで入れると、相当な量になります。
洗濯、風呂、そしてトイレなどで、仮に普通に使うとどうなるかは、水道使用量でわかります。
大地震や津波、大規模な噴火による大量な火山灰などで、下水処理施設まで機能停止した場合は排水自体を流せませんから、水そのものも使用量は少なくなるはずです。
しかし下水処理施設が機能できているのに、停電、或いは上水道だけが機能低下や停止した場合の為に、かなりの水を備蓄しておけばそれなりの生活が維持できます。
その場合、戸建ての住宅や事業所などでは雨水を集めたりできる事、そして貯めた水を庭や倉庫などに置けるので耐震性が問題ないようにやりくりできるケースは多いと思います。
水の入った容器を床下、土間、庭などに保管せず、2階などの上部階に置いた場合は耐震性が悪化する事が殆どなので避けるのは当然です。
ではマンションなどはどうか、と言うとこれらの建物は設計時に構造計算しますが、積載荷重をそれなりに想定しているのでこの範囲は守らないといけない事になります。
特にトイレですが下水道は機能していて上水道が機能低下、或いは停止した場合に備えて多量に備蓄する世帯が多くなると、どれだけになってしまうのか? と言う点は注意かと思われます。
仮に1世帯あたりポリタンクで10缶、計180kgとしても50世帯で9トンになります。
風呂の水が200~300Lですから、それ位かそれ以上を浴槽以外でも保管する人もいるのかどうか、はわかりません。
積載荷重に対して通常どれだけ余裕があったかにもよりますが、備蓄品無しでもギリギリに近い状態の所へ災害対策で水を備蓄すると構造計算の想定を超える事がないのか?と言う事です。
仮に超えなくても、地震の震度、または地震波の種類によっては耐震性に大きく影響する事は考えられるかも知れません。
特に上層階での多量の備蓄はやはり問題かも知れないのと、もう一つはポリタンク程度で貯水していても地震によって容器が破損し、水が自在に動き回る事になると、想定していた建物の固有振動は変化してしまう為、石油タンクのスロッシング同様、地震波の種類や周期によっては想定外のダメージを受けたり、或いは建物ならば免震、制震システムなどで想定した機能が得られないケースも考えられます。
これらの点については管理組織などでしっかり対策して上限重量を超えないよう、できればなるべく軽く、そして重量が偏在しないように管理しておくべきだと考えています。
仮に10日間分の備蓄とした場合、食料は大した重量にはならない事が多いのですが、水に関しては飲料以外で使う分まで入れると、相当な量になります。
洗濯、風呂、そしてトイレなどで、仮に普通に使うとどうなるかは、水道使用量でわかります。
大地震や津波、大規模な噴火による大量な火山灰などで、下水処理施設まで機能停止した場合は排水自体を流せませんから、水そのものも使用量は少なくなるはずです。
しかし下水処理施設が機能できているのに、停電、或いは上水道だけが機能低下や停止した場合の為に、かなりの水を備蓄しておけばそれなりの生活が維持できます。
その場合、戸建ての住宅や事業所などでは雨水を集めたりできる事、そして貯めた水を庭や倉庫などに置けるので耐震性が問題ないようにやりくりできるケースは多いと思います。
水の入った容器を床下、土間、庭などに保管せず、2階などの上部階に置いた場合は耐震性が悪化する事が殆どなので避けるのは当然です。
ではマンションなどはどうか、と言うとこれらの建物は設計時に構造計算しますが、積載荷重をそれなりに想定しているのでこの範囲は守らないといけない事になります。
特にトイレですが下水道は機能していて上水道が機能低下、或いは停止した場合に備えて多量に備蓄する世帯が多くなると、どれだけになってしまうのか? と言う点は注意かと思われます。
仮に1世帯あたりポリタンクで10缶、計180kgとしても50世帯で9トンになります。
風呂の水が200~300Lですから、それ位かそれ以上を浴槽以外でも保管する人もいるのかどうか、はわかりません。
積載荷重に対して通常どれだけ余裕があったかにもよりますが、備蓄品無しでもギリギリに近い状態の所へ災害対策で水を備蓄すると構造計算の想定を超える事がないのか?と言う事です。
仮に超えなくても、地震の震度、または地震波の種類によっては耐震性に大きく影響する事は考えられるかも知れません。
特に上層階での多量の備蓄はやはり問題かも知れないのと、もう一つはポリタンク程度で貯水していても地震によって容器が破損し、水が自在に動き回る事になると、想定していた建物の固有振動は変化してしまう為、石油タンクのスロッシング同様、地震波の種類や周期によっては想定外のダメージを受けたり、或いは建物ならば免震、制震システムなどで想定した機能が得られないケースも考えられます。
これらの点については管理組織などでしっかり対策して上限重量を超えないよう、できればなるべく軽く、そして重量が偏在しないように管理しておくべきだと考えています。