快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  台風24号 今回高潮は伊勢湾沿岸でリスク大との事です

2018-09-30 20:48:20 | 地震 津波
 台風24号ですが、コースと位置の関係から今回は伊勢湾沿岸がやや心配なおうです。

引用開始(一部抜粋)

https://news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-00402050CX.html

記録的な暴風・高潮のおそれ 台風24号、西日本上陸へ
16:40

台風24号について、警戒が必要なポイントを木村雅洋気象予報士に聞きました。
今回の台風は、とにかく勢力が強いため、風に警戒が必要となる。
30日午後9時の風の予想だが、紀伊半島から東海など、風速15メートルという予想だが、瞬間的には風速60メートルくらい、ブロック塀が倒れるくらいの風になる見込み。
さらに注目するのは、伊勢湾周辺で、南東から集まってくるような場所のため、記録的な高潮になる可能性がある。
1959年の伊勢湾台風の際は、高潮による大きな被害が出たが、この時観測された高潮というのが、愛知・名古屋で3.89メートル。
ただ、今回予想されるのが3.9メートルのため、伊勢湾台風に匹敵するくらいの高潮になりそう。
今回の場合は、接近が夜と重なるため、家の2階以上で過ごすなど、対策が必要になる。
自治体からの避難情報などにも、十分注意する必要がある。

引用終了

 伊勢湾に位置する中部国際空港はどう対応しているでしょうか。
 ここは知多半島ですが、当ブログの歴史ジャンルで何度か記事にした通り、戦国時代は水野氏の所領でした。
 戦国時代の言わば台風に匹敵する権力闘争で生き残った水野氏の旧所領は今回どうなるでしょう。

仕組みとアプローチ -  スマホや携帯電話などを長時間停電にどう対応させるか

2018-09-29 21:33:02 | 地震 津波
 台風24号の影響で沖縄では既に停電が発生しているようですが、これから本州なども台風の影響が予想されます。
 これが果たして停電になるかどうかと言うのは判りませんが、停電が長時間続いた場合に備えておけば大地震などにも有る程度は対応できると思われるので対策例を挙げておこうかと思います。
 スマホや携帯電話などUSB規格のDC5Vの電源を確保する事になりますが、使用している内にバッテリーがあがり、手回し発電でも出来なくはないが有る程度は疲れるし手間と時間がかかります。
 では対策をどうすれば良いかですが、、自動車のバッテリー(DC12Vか24V)からUSB規格のDC5Vに変換するコンバーター(シガーソケットに差し込んで車からの電源をとれるものが多い)がカー用品として売られているので、例え車を持っていなくてもこれを一つと軽自動車用などの小さなバッテリーも一つ、そしてその充電器(日常、そのバッテリーをコンセント電源で定期的に充電しておく為)をセットで持っているのも悪くはないと思います。
 停電が長期にわたり持っているバッテリーがあがってしまったら、誰かに助けを求めて自動車で充電させてもらえる事も有るからです。
 自動車は台数が多く、災害時、大停電時などの移動発電機としての役割をかなり期待できます。
 通常のエンジン式自動車も、発電機を大きめにした仕様のものには税制で優遇する手も「国土強靭化」にはかなり有効かと思われます。
 そしてプラグインハイブリッドカー、更には以前に記事にしたようにプラグアウトインハイブリッドカーもかなり有効で有る事は言うまでも有りません。
 二酸化炭素問題についてはマツダの開発した新型ガソリンエンジンを採用してバイオエタノール対応仕様にすればカーボンニュートラルとできてEV車に引けをとらないばかりか、災害時の移動電源車としてかなりの価値があるはずなのです。
 

仕組みとアプローチ -  台風24号上陸予想 台風21号の時と高潮、高波はどう違うか

2018-09-28 20:52:55 | 地震 津波
 台風24号ですが、21号と方向は違うもののまた大阪湾に接近または通過するとの予想が多いようです。
 今度の台風接近も9月4日の台風21号の時と月齢はやや近いのですが、例えば岸和田で台風の影響が無いと言う前提での満潮時潮位は今回の方が9月4日の時より僅かに高いと言うデータになっています。

引用開始(一部抜粋)

https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php?stn=J2&ys=2018&ms=08&ds=29&ye=2018&me=09&de=12&S_HILO=on&LV=DL#hilo
            時刻 潮位 時刻 潮位
2018/09/03(月) 13:57 115 22:52 120
2018/09/04(火)   15:58 123 23:23 117 

https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php?stn=J2&ys=2018&ms=09&ds=28&ye=2018&me=10&de=12&S_HILO=on&LV=DL#hilo
            時刻 潮位 時刻 潮位
2018/09/30(日)   10:32 137 21:31 129
2018/10/01(月)   11:40 127 21:18 122 

引用終了

 今回は台風の進行方向や速度、強さが台風21号の時とは違う事から単純に比較は出来ません。
 更に風向きや潮流、そしてその持続時間も9月4日の時とは違って来るかもしれないので、仮にそうなった場合は「前回高潮、高波の被害が無かったエリアなら今回も大丈夫、と言う油断は禁物」となります。
 そして台風と満潮潮位とのタイミングがどうなるかですが、潮位が高くならないようにうまくずれてくれる方が助かるのですが、果たしてどうなるでしょうか。

仕組みとアプローチ -  正弦波インバーターは生命維持に関連する装置などの停電対策として備蓄しておくべき

2018-09-27 22:10:42 | 地震 津波
 今月発生した北海道の地震では生命維持にかかわる装置の電源について次のような事が有ったようです。

引用開始(一部抜粋)

http://www.abc-nursing.com/1993/

【北海道】北海道地震 停電時の医療にもろさ露呈 災害拠点病院も被害

産経新聞 2018/9/16

■医師会、対処法検討へ
 最大震度7を観測した北海道地震による停電で、道内の医療機関は一時、深刻な状況に陥り、患者の生命が脅かされた。外来診療を取りやめる病院が続出し、多数の患者に対応できる能力があるはずの災害拠点病院でも診療制限を余儀なくされた。電気が必要な酸素吸入器や人工透析も使えなくなり、電力に依存する医療のもろさが露呈。日本医師会は、停電による医療機関の対処法を海外事例を調査した上で検討することを明らかにした。
 「もし建物の倒壊や火災が起こっていたら対応できなかった」。札幌厚生病院(札幌市)の幹部はこう振り返る。患者約400人が入院する同院では6日の地震発生から情報収集などに追われたが、十分な人数の職員が集まらなかった。
 停電で非常用発電機が稼働したものの、発電機の燃料の備蓄は8時間分。人工呼吸器の利用患者もおり、「タイムリミット」に焦りを募らせていた。取引先の石油業者は流通ルートの混乱で「約束できない」との返事。最悪のケースとして手動で空気を送り込む呼吸器の使用も覚悟した。
 ようやく燃料は確保できたが、同院幹部は「8時間分という燃料設定はどうだったか。備蓄のことも考える必要がある」と強調。ただ、燃料の大量備蓄は保管施設の整備や管理に労力や費用がかかるため、一般の病院は対処が難しい。
 厚生労働省によると、今回の地震で道内の計376カ所の病院が停電し、82カ所が水も使えなくなった。発生から2日経過しても約150カ所が停電したままで、全病院の電力復旧まで3日たっていた。34カ所ある災害拠点病院も停電。非常用発電機で対応したものの、発電機に入れる燃料は数日分の備蓄がほとんどだった。
 また日本透析医会によると、道内の透析医療機関16カ所で透析治療ができなくなったという。一時、人工透析を取りやめた恵佑会(けいゆうかい)札幌病院(札幌市)の担当者は「災害時に対応できず、じくじたる思いだった」。

引用終了

 病院、介護施設、個人などで生命維持にかかわる装置を使っている事は少なくないわけで、では長時間にわたる大停電に対してどのようにすべきか、を今回は考えて見ました。
 酸素発生器や人工呼吸器、人工透析器などは装置が一人用など小さなものであれば消費電力もそれ程多く無いと思われます。
 例えば酸素発生器であれば数百ワット以下と言う程度の事が多いようです。
 今回の停電を教訓にどうすれば良いかと言えば、結論から言うと「そうした装置個々の消費電力に対応できる容量以上の正弦波インバーターと自動車用バッテリーを用意しておけば有る程度は対応できる」と個人的には考えています。
 家庭や病院で使われる酸素発生器や人工呼吸器、人工透析器などの装置は通常、AC100V(110Ⅴ)かAC200V(220Ⅴ)でしょうからこれと同じ出力のインバーターと自動車用のバッテリー(正弦波インバーター1台についてバッテリー2個以上)が有れば有る程度の時間は対応できます。
 自動車用のバッテリー(DC12VかトラックなどはDC24Vも多い)であれば近所で車を所有している人に助けを求めたり、或いは電話などで車を集めるようにお願いしたり、道路に出て助けを求めたり、と様々な方法で自動車に建物の近くまで来てもらい、充電されたバッテリーを酸素発生器などの近くに運び込んで正弦波インバーターでその装置の交流電源に変換し、その間、使っていて放電しかけたバッテリーを車で充電します。
 これから充電しようとするバッテリーが放電しすぎていると車にエンジンがかからないのでもう一つのバッテリーはその時の予備の為にあるわけです。
 走っているか、駐車している自動車の台数はかなり多いでしょうし、大地震の時や停電の時にわざわざドライブで遠くに行く人もそういないでしょうから人海戦術で対応すればこうした生命維持にかかわる装置の使用可能時間を有る程度は長くする事ができます。
 できる事なら自動車にすぐ近くまで来てもらってケーブルで自動車のエンジンをかけながら直流電気を貰うのがより楽ですが、距離的に或いは雨天時などに困難なケースもあり、また装置の消費電力と自動車の発電能力の面でそれも難しいケースも有るかと思います。
 そして鉛蓄電池は一度過放電すると劣化が進み、元の容量には戻らないので、有る程度の放電で充電した方が良い事になります。
 またインバーターを擬似正弦波のものではなく、正弦波インバーターにすべきなのは、酸素発生器などの装置の電源が通常電力会社から受電している正弦波のものにしか対応できないものが多く、間違ってはいけないからと言うのと、正弦波インバーターであれば他の家電機器でも使えるものが多いからです。
 例えば電気を使う灯油式風呂釜や石油ファンヒーターとかの電源です。
 それともう一つ、酸素発生器などの装置を最初からDC12V、DC24Vを電源とする手も有りかと思います。
 その場合は正弦波インバーターは不要になり大停電時の対応はやや楽になりますが、通常でも受電した交流電力を直流に変換する必要があるのでその分エネルギー損失が有る事になります。
 


仕組みとアプローチ -  台風24号と台風一過の地震晴れ

2018-09-26 20:50:42 | 地震 津波
 台風24号ですが、既に影響を受けて雨雲がかかっている所が全国的に多いようです。
 この台風は現在速度が遅いため雨天曇天が長く続くエリアも多くなっているので、仮にこの状況が続けばですがそれだけ地盤の緩みが進む所も多くなると考えられ、そして地殻のストレスはこの間にどちらかと言えば貯まり易いと言えます。
 日照は秋になり弱くなりつつあるので多少の晴間が有っても草木による水の吸収は夏に比べて期待はしにくい状況です。
 このままの状態が続いた場合、台風が通過した後にはあの「台風一過の地震晴れ」にはどちらかと言えばなりやすく、しかも地盤の緩みが進んだエリアも増える事となるので油断は禁物です。
 月齢的には今月25日が満月でしたから、タイミング的には最悪とは行かなくてもあまり良いとは言えません。
 後はどれだけ地殻やプレート境界などにストレスが貯まっているか、ですがこればかりは全容が把握できないので果たしてどれだけの大地震リスクが有るかと言うのはわかりません。
 既に何度も記事で書いて来た通り、日本を含むあのエリアでは2016年4月の熊本地震を最後にM7以上の地震について空白期が既に2年5ヶ月以上も続いています。