快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  気になる地震空白期 北半球ではMw6以上の地震空白期がもう1カ月近く継続中

2022-08-24 13:17:12 | 地震 津波
 国内ではここ2週間、やや目立つような感じに思える地震が多いようですが、実際には北半球ではMw6以上の地震はもう1カ月近く空白期が続いています。
 今年7月11日(UTC)以降に発生したMw6以上の地震はEMSCで次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes&min_mag=6&min_intens=0&max_intens=8&view=1

                        Deph Mw
2022-08-23 14:31:42.8 4.97   S 103.13 E 60  6.2 南スマトラ, インドネシア
2022-08-14 21:04:47.8 22.03 S 170.87 E 80  6.2 ロイヤルティ諸島の南東
2022-08-14 13:44:17.9 32.77 S 178.93 W 10  6.4 ケルマデック諸島の南
2022-07-28 04:15:03.9 21.99 S 70.26 W 45  6.1 アントファガスタ沖、チリ
2022-07-27 18:58:58.3 22.27 S 68.55 W 108  6.2 アントファガスタ、チリ
2022-07-27 00:43:23.9 17.48 N 120.83 E 10  7.0 ルソン島, フィリピン
2022-07-15 19:37:20.7 44.62 S 79.63 W 10  6.4 チリ、アイゼン沖
2022-07-12 19:16:59.9 22.57 S 114.27 W 10  6.8 イースター島嶼地域
2022-07-11 21:10:48.3 18.14 S 169.03 E 10  6.0 バヌアツ

引用終了

 と言うように該当するのは7月27日のルソン島で発生したMw7.1の地震が北半球で発生した地震です。
 なのでもうそろそろ北半球でMw6以上の地震が発生しても決して不自然ではありません。
 それともう一つ、気になるのは、

2022-08-14 21:04:47.8 22.03 S 170.87 E 80  6.2 ロイヤルティ諸島の南東
2022-08-14 13:44:17.9 32.77 S 178.93 W 10  6.4 ケルマデック諸島の南

の2件です。
 当ブログで記事で何度も書いている通りで傾向則が有ると思える事と、これが発生してから2週間と言う事で、更にやや要注意期間を長く設定して20日とするとですが少なくとも9月初旬までが気になります。
 そう思いたくなるもう一つの要因ですが8月27日が新月と言う事で月齢から言うとやはりどちらかと言えばと言う程度ですが要注意となります。
 そして北半球では満月よりも新月の時の方が(どちらかと言えばですが)目立つ地震が多いと言う傾向について、これも以前の記事で書いた通りです。
 これだけ多くの要素が重なっている点で、やはり当分は目立つ地震について注目するつもりです。

仕組みとアプローチ -  小麦価格は10月以降も据え置き それだけ高値の政府買い上げで安値で売るなら米粉の活用にも政府介入をすべき

2022-08-16 12:28:05 | 国富の獲得か流出か
 先程、政府が小麦価格、10月以降も据え置きの方針を示しました。
 
引用開始(一部抜粋)

https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_economy_business_VJQPYFYW3JP6XB3W67D336BSJU.html

小麦価格、10月以降も据え置き 首相、物価高対策追加指示
2022/08/15 12:02

政府は15日、物価高対策を協議する「物価・賃金・生活総合対策本部」の会合を開いた。岸田文雄首相は、製粉会社に売り渡す輸入小麦の価格について、改定が予定される10月以降も据え置くことを指示した。ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、対策を取らなければ2割程度値上がりする可能性があるとした。家計や企業の負担軽減を目指す。

会合で岸田首相は、「日常の生活に欠かせないパンや、麺類などの製品価格の高騰は切実だ」と説明。日本は小麦の約8割を海外からの輸入に頼っており、大半は商社を通じて国が一括して買い付け、製粉会社に売り渡す。価格は国際相場の変動などを基に、4月と10月の年2回改定されるが、10月の改定ではウクライナ危機の影響が本格的に反映され、さらなる値上がりが懸念されていた。

引用終了

 まあ確かに小麦粉でないと食材として使えないケースも有るかも知れないので、これが100%マチガイとは言い切れないのですが、基本的に国産の米を使った米粉を小麦粉に代用するような創意工夫をする食品メーカーとか飲食店とかに国や自治体が補助金を出すか、或いは米粉を政府が高値でも買い取って安値で売るとかして、なるべくは国産の米を多く使うような政策に転換するのが望ましいのではないかとも思っています。
 その1つの理由ですが、最近の小麦の高騰で多くの国では食材の高騰で生活が脅かされている人達が多いとの話もネットで散見されます。
 あの豊かな英国でさえも食料やエネルギー代の高騰で一部の人達は生活資金に余裕が無くなり、飼っているペットを手放すケースが増えたようなニュースも有るのです。
 なので新興国や途上国などではもっと多くの人達が小麦粉の高騰で困っているのではないでしょうか?
 日本は一方で米離れや人口減やその他の理由で米価が低迷傾向なわけで、ならば米粉が小麦粉に代用できるような範囲について政府が支援策をするのが妥当と思われます。
 これは国内の米作農家の保護だけでなく世界的な食糧高騰で困る人達に対しての支援になるはずなのです。
 現在、日本では耕作放棄地が膨大なのですから、これを活用するのが本来の国の在り方ではないでしょうか。
 そして高値で小麦を買って外国に国富の流出をするなら、寧ろ国産で余っている米を高値でも買い取るような公的介入をした方が「撒いた公的資金は国内で回る」はずですね。
 まずはお米を学校の給食で使われる割合を増やすとか、米粉を使ったパンや麺類などを活用するだけ公的補助が多く受けられるような「仕組み」が今は必要と考えています。
 オマケですが、欧州は干ばつで今年の小麦はあまり期待できないようなニュースも有るようです。
 今後の雨量によりどうなるかはわかりませんが、兎に角これからは「食料安保、エネルギー安保、建材安保の為なら国産品保護の為の公的介入政策が悪党では無く正義になれる」と言う大義名分をロシアがウクライナ問題でワザワザ悪役みたいな役柄を買って出て作ってくれたのですから、日本はこのチャンスを大いに活用すべきなのは言うまでもありません。

仕組みとアプローチ -  食器をパンで拭いてますか? 半世紀以上前の日本 どれだけムダが無かったかの事例

2022-08-15 20:46:44 | 国富の獲得か流出か
 私の年代で小学校の低学年の頃はトイレと言えば地域によっては完全水洗トイレ、しかし地方とかのエリアによってはまだ汲み取り式のトイレだったりした時代でした。
 戦後の食糧難の時代からそう回復しきれていない時代。
 しかし当時の給食を振り返ってみると実に無駄が無い、エコなシステムだった気がします。
 それが何かと言うと、当時は給食の食器がアルマイトで擦り傷だらけのもので、私はそうでない都市部からの転校生だった為、当初は抵抗が有りました。
 しかしその食器は熱消毒されているわけで慣れれな気にもならなくなります。
 そして当時は「アルマイトの食器のおかずを食べた後に食器にまだ僅かについている汁とかの残りをパンで拭いて食べなさい」と言われて実際にパンで綺麗に拭いて食べていたのです。
 これって今は行儀が悪いとか言われるのかどうかは知りませんが、実にエコで合理的、環境にも良かったのですね。
 何故かって捨てる食材がなるべく少なくなるだけでなく、食器の油とか汁とかが殆どパンで拭かれて除去されてるので食器を洗浄する時の負担も少なくなるのです。
 実はこの経験で今も自宅で食器を可能な限りはパンで拭いてます。
 そうすると殆ど綺麗になり、(自分だけが使うだけならですが)うまく行けばその食器を冷蔵や冷凍してそのまま、また次の食事に使えたり或いは多少の水を入れてレンジで熱消毒したりするだけで殆ど問題無い位に綺麗になります。
 この方法をしないと食器洗浄剤とか、水を多量に使ってしまうだけでなく、洗う手間もかなり大きい。
 そして浄化槽エリアである場合には食器洗浄剤の中性洗剤が浄化槽の微生物による浄化にどれだけ悪影響を及ぼしているか、と言う点が有るのです。
 浄化槽が仮に洗剤無しのただの水での排水だけだったら浄化槽からの処理水がどれだけ今より綺麗になるでしょうか。
 自宅は既に浄化槽ではありませんが、以前は浄化槽だったのでこうした点が気になってなるべく洗剤を使わないようにしていました。
 日本人に限らず世界の人達は豊かになるに従い、一方では贅沢になり、愚かになったと言う一つの例ではないかと思います。
 今でも食器をパンで拭くようにしている国や人達がどれだけいるのでしょうか?

仕組みとアプローチ -  暑くて熱中症が危険だからいつもエアコン? それを世界の皆がやったら地球は熱暴走するのでは

2022-08-15 19:21:53 | 地球温暖化
 私の年代だと高校生とかの頃は真夏の30℃以上の時でも運動部で過激な部活練習など日常だったし、しかも練習中は水を飲むなとか、或いはそれらの影響も有ってバテてると「根性が無い」とか軽蔑される時代だったのですが今はそうした狂気の世界が是正され、30℃以上の多少の暑さでも熱中症に対策しないといけない、とかの世の中になってます。
 まあこれも正常化の一つなのでしょうが、しかしだからと言って誰もが熱中症回避の為にエアコンを使ったらどうなるでしょうか?
 エアコンと言う冷凍サイクルについては以前も記事にしましたが、冷房してもらえる人間だけには冷房なんですが、成績係数の原理でわかる通り、エアコンで冷房すればするほどに地球は暖房されてるんですね。
 なので地球が夏に暖房されるとますます地球は暑くなり、更にエアコンが必要となり、そしてそれがまた地球を熱くする、と言う悪循環で、地球が熱暴走し始めるのではないか?と言う懸念が有ります。
 最近ではヨーロッパでの酷暑が有り、以前は多くのヨーロッパで冷房を必要とするケースが少なかったのに、流石に40℃前後とかになる事が有ると暑さで亡くなる人も多くなってエアコンが今後は劇的に増えるのかどうか?
 経済的に貧困なエリアならそう簡単にはエアコンは導入されないのでしょうが、ヨーロッパと言う経済的に豊かなエリアで本格的にエアコン導入されると、これてかなりは地球の熱暴走に貢献(?)してしまうのかどうか?
 それに対して、いやいやそれは違う、「エアコンによる暖房機には冷凍サイクルの成績係数でわかる通り、暖熱を得る分、その7割~8割とかそれなりに冷熱を外気に放出するのでそれ程は地球温暖化にはならない。かえってこれまでの単純な暖房よりも成績係数の原理では地球の温暖化は防げる」と言う考え方も確かに間違いとは言えません。
 ただですねえ。エアコンだけの成績係数だけ考えててもダメなのですよ。
 エアコンに必要な電力は発変電、送配電などの効率が決して100%ではないわけで、つまりは熱を発しながらエネルギー供給しているわけです。
 特に交流送配電網って直流と違い、インピーダンス負荷とか、変圧器の銅損、鉄損とかと言うのが有って、大した負荷が無くても結構エネルギーのロスが有るのですね。
 交流送配電網って実は時代の遺物かも、です。
 今はLED、コンピューター、その他の家電などもまともに交流6600V、100V、200Vで稼働しているのではなく結局は直流の5V、12Vその他とかに変換してるのですね。
 変換アダプタを触ってみればわかる通りで、その変換アダプタだってたかだか変換する為だけに熱を放出してるんです。
 確かに世界は人類平等、人権重視とか言うのが正義みたいな世の中になってますが、じゃあ誰もが熱中症防止にエアコンとかやり出したらどうなるのでしょうか?
 地球が熱暴走するのはそう遠くないのではないでしょうか?
 私は自己責任で日中は水風呂に何度か入る事でなるべくエアコンを使わないようにしてます。
 ただこれも水の温度が低すぎると腹を壊したりとか、低すぎると心臓に危ないとかなので温度管理は慎重に自己責任でやってます。
 なのでどこまで冷たい温度の水風呂か水浴びで対応するかですが、それはその人の年齢や体力とか健康状態とかによるのでここではその境界線を確定するような事は言えません。
 あくまで自己責任です。

仕組みとアプローチ -  今こそ保護貿易主義と言われずに国産品保護政策が正当化できる絶好のチャンス

2022-08-15 18:37:13 | 国富の獲得か流出か
 前回記事の続きです。
 ウクライナ問題の為、世界的に食料やエネルギーの価格が暴騰しただけでなく、その必要量確保自体も不確かとなって、食糧安保(安全保障)、エネルギー安保、ウッドショックも含めれば建材安保の必要性が優先され、「どんなに公的保護政策がなされてもそれは保護貿易主義とは言われない」と言う大義名分が出来たわけです。
 長年、日本が苦しんだ「保護貿易主義ネタ」を諸外国が使えなくなる口実、大義名分がウクライナ問題で醸成されたわけで、しかも本来なら「保護貿易主義」と悪役にされる所を、現状ではロシアがその悪役を引き受けてくれてるワケでこんなオイシイチャンスはありません。
 今度の冬の電力不足だって、放置林の杉や竹などの枝葉や落葉、落ち枝を使った薪ストーブで少なくとも給湯や調理の熱源はかなり助かるかと思えます。
 まあマンションとかだと薪ストーブは無理だし、都市部の狭小住宅とかでは薪ストーブから出る煙とかを近所が問題視するとなかなか実行できないのでしょうが、郊外とか地方とかでは薪ストーブが可能なエリアもかなり有ります。
 それと放置林と言えども樹皮や葉には多くの肥料成分が含まれており、これらが実は放置林の地面には結構積もっていて腐葉土に近い状態になっているケースも有ります。
 仮に放置林の伐採をしなくても地面に積もっている半腐葉土などを田畑に撒けばかなりの肥料節約になるかも知れません。
 また米作の保護政策も今度ばかりは食料安保と言う大義名分で公的支援もやり放題。
 かくして日本国内の耕作放棄地や放置林はかなりが一掃されるのかどうか?
 それは国や自治体の方向性次第。
 逆にこれだけ絶好のチャンスが有るのにそれを活用できないのだとしたら、まさに「国の指導層としての素養が問われる」と言う所でしょうか。
 また電力会社も今なら山林などを購入してそこの放置林から得られる木質燃料で発電する小型発電所を多く設置できれば経営も安定するのではないでしょうか。
 何しろ木質エネルギーはその草木が再生されさえすれば再生可能なんで、脱炭素問題も軽くクリアできるのです。