前回までの当ブログ記事で、ザハ・ハディド 氏が今後の新国立競技場に多少とも寄与する可能性について書きましたが、どうもその方向性もゼロではなさそうです。
引用開始(一部抜粋)
http://www.nikkansports.com/general/news/1510972.html
ザハ氏側、新国立関わりたい…政府に交渉申し入れ
新国立競技場の計画案を白紙撤回された英建築家ザハ・ハディド氏の事務所が、政府に直接交渉を申し入れたことが21日、設計関係者への取材で分かった。デザインをゼロベースで見直す場合でも約2年間かけて行われた基本、実施設計を生かせるところは生かし、切迫する工期のリスク軽減などを提案する。
設計関係者によると、ザハ・ハディド氏を含めた事務所の総意は、新国立のプロジェクトに最後まで関わりたい意向。現時点で違約金などを求める段階ではないという。サッカーW杯招致のため、常設で8万席などの条件が出ており、このままでは総工費は下がらず、白紙撤回があまり意味をなさないとの見方もある。今週中にも政府関係者と直接対話をしたい考えだ。
また、ザハ事務所への白紙撤回の通知が簡易の書類1枚だった。安倍晋三首相が白紙撤回を表明した17日夜、契約を取りやめる旨の書類が添付されたメールが事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)から送付されたという。
引用終了
と言う事で、ザハ・ハディド氏側もオリンピック競技場についての実績を作っておくのも悪くはないし、今度は耐震、耐食等の日本側の設計者のチェックがなされながら進められるので、有る程度の手間まではそれがたとえ以前のデザインとは別の支払が無に近くても、貢献度の面で参加する意味は出て来るものと思われます。
森会長の立場も難しかったかも知れませんし、「クラウン(=日産スタジアム)に乗っていたらセンチュリー(=新国立)がやってきて“こっちのほうがいい”と言われて乗ったらパンクして、ラグビーだけまた降ろされた。初めから乗らなきゃよかった」と言うのは、その通りで、今後もラグビーはオリンピックとは別にして日産スタジアムか、収容人数でワールドカップで容認される規模であればで良いのではないかと思われます。
ただ、森会長の「たった2500億円」に関しては、このブログでこれまで記事にして来た屋根の軽量化など、地震、特に地震頻発時の就寝時不安による国民の生存不安を解消するものと直結する事業と、この「たった2500億円」とをリンクさせられれば、有る意味「国民の味方」「元首相の名会長」かもしれないし、そのリンクができない公共事業、つまり一部の人や企業や利権者に利益が偏ってしまうなら「国民の敵」ともなるわけで、今の所はどちらなのか、或いは今後どうなるのかはわかりません。
引用開始(一部抜粋)
http://www.nikkansports.com/general/news/1510972.html
ザハ氏側、新国立関わりたい…政府に交渉申し入れ
新国立競技場の計画案を白紙撤回された英建築家ザハ・ハディド氏の事務所が、政府に直接交渉を申し入れたことが21日、設計関係者への取材で分かった。デザインをゼロベースで見直す場合でも約2年間かけて行われた基本、実施設計を生かせるところは生かし、切迫する工期のリスク軽減などを提案する。
設計関係者によると、ザハ・ハディド氏を含めた事務所の総意は、新国立のプロジェクトに最後まで関わりたい意向。現時点で違約金などを求める段階ではないという。サッカーW杯招致のため、常設で8万席などの条件が出ており、このままでは総工費は下がらず、白紙撤回があまり意味をなさないとの見方もある。今週中にも政府関係者と直接対話をしたい考えだ。
また、ザハ事務所への白紙撤回の通知が簡易の書類1枚だった。安倍晋三首相が白紙撤回を表明した17日夜、契約を取りやめる旨の書類が添付されたメールが事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)から送付されたという。
引用終了
と言う事で、ザハ・ハディド氏側もオリンピック競技場についての実績を作っておくのも悪くはないし、今度は耐震、耐食等の日本側の設計者のチェックがなされながら進められるので、有る程度の手間まではそれがたとえ以前のデザインとは別の支払が無に近くても、貢献度の面で参加する意味は出て来るものと思われます。
森会長の立場も難しかったかも知れませんし、「クラウン(=日産スタジアム)に乗っていたらセンチュリー(=新国立)がやってきて“こっちのほうがいい”と言われて乗ったらパンクして、ラグビーだけまた降ろされた。初めから乗らなきゃよかった」と言うのは、その通りで、今後もラグビーはオリンピックとは別にして日産スタジアムか、収容人数でワールドカップで容認される規模であればで良いのではないかと思われます。
ただ、森会長の「たった2500億円」に関しては、このブログでこれまで記事にして来た屋根の軽量化など、地震、特に地震頻発時の就寝時不安による国民の生存不安を解消するものと直結する事業と、この「たった2500億円」とをリンクさせられれば、有る意味「国民の味方」「元首相の名会長」かもしれないし、そのリンクができない公共事業、つまり一部の人や企業や利権者に利益が偏ってしまうなら「国民の敵」ともなるわけで、今の所はどちらなのか、或いは今後どうなるのかはわかりません。