快気分析

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仕組みとアプローチ -  カマラ・ハリス候補はインド系とアフリカ系のハーフ アメリカ大統領選はどうなる? 

2024-07-27 19:11:45 | 大統領選
 カマラ・ハリス候補がインド系でもあると言うのは間違いではないのですが、それは母方がインド系なのであって父方はジャマイカ系と言う事らしいので、調べててみるとこうでした。

引用開始(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B9

カマラ・ハリス
(中略)
アフリカ系(ジャマイカ系)アメリカ人女性としては2人目、南アジア系(インド系)アメリカ人としては初の連邦上院議員である[3]。2021年1月20日に女性・アフリカ系(黒人)・インド系アメリカ人初の副大統領に就任した。
カリフォルニア州オークランドにてジャマイカ出身の経済学者であるドナルド・ハリスとインド出身の内分泌学研究者であるシャマラ・ゴパラン=ハリスの間の娘として誕生した[4]。7歳の時に父母が離婚し母に育てられた[4]。なお父はアフリカ系(黒人)で母はインド系である[5]。

引用終了

 つまりインド系とアフリカ系のハーフなんでしょうね。
 なのでアメリカ民主党としてはインド系だけでなくアフリカ系からの得票数を期待するならカマラ・ハリス候補擁立が理に適うなうのかも知れません。
 一方のトランプ候補の共和党陣営ですが、副大統領のバンス氏の奥さんがインド系なのですが、インド系であってアフリカ系との混血ではないようです。 
 まあ何もインド系かアフリカ系かと言うだけで投票者が判断するとは限らず、民主党や共和党の過去の実績(その反面のペナルティ)をかなり考えての投票となるのですが、無党派層などで政策やこれまでの利権などで「どちらでも良いかな」と考えるグループはやはり自分の人種、民族などを優先する傾向が有るかと思えます。
 そんな時にこうした無党派層に大きな影響を及ぼす出来事が有りました。
 それはビヨンセさんのカマラ・ハリスです。

引用開始 2件(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%A8%E3%83%B3%E3%82%BB

ビヨンセことビヨンセ・ノウルズ・カーター(英語: Beyoncé Knowles-Carter、1981年9月4日 - )は、アメリカ合衆国・テキサス州ヒューストン出身のシンガーソングライター、ダンサー、音楽プロデューサー、女優。
[
生い立ち
アフリカ系アメリカ人のマシュー・ノウルズ(Matthew Knowles)と、ルイジアナ・クレオールの祖先(アメリカインディアン、フランス人の血を引く)を持つティナ (Tina) との間に、長女として生まれた。フランス領ルイジアナとのゆかりからフランス系の名「ビヨンセ」と命名される。Beyoncé(発音は異なる)は母・ティナの旧姓で、結婚する時に苗字を継ぐ男兄弟がいなかったために生まれた長女に「ビヨンセ」と名付けた[14]。


https://www.cnn.co.jp/usa/35221841.html

ビヨンセ、ハリス陣営に「フリーダム」の使用を許可 CNN EXCLUSIVE
2024.07.24 Wed posted at 08:35 JST


ハリス氏は22日夜に選挙対策本部を訪れた際、「フリーダム」が流れるなかで登場した。

同氏に近い関係者がCNNに語ったところによると、その数時間前に陣営スタッフがビヨンセさんに許可を求め、快諾を得た。ビヨンセさんはさらに、ハリス陣営が選挙戦を通して「フリーダム」を使うことを許可したという。

ビヨンセさんは楽曲の使用に関し、厳しい基準を設けていることで知られる。ハリス氏への支持を正式に表明してはいないが、同氏を応援する姿勢がうかがえる。

ビヨンセさんの母ティナ・ノウルズさんは21日、バイデン大統領がハリス氏を後継候補に指名した直後に、同氏を支持するコメントをインスタグラムに投稿している。

ビヨンセさんはこれまでの大統領選で民主党候補を支持してきた。2013年にはオバマ元大統領の就任式で国歌を歌い、16年の選挙前にはヒラリー・クリントン元国務長官を応援するコンサートに夫のジェイ・Zさんとともに登場。20年大統領選ではインスタグラムを通し、バイデン氏への投票を呼び掛けた。

「フリーダム」は16年に発表された楽曲。20年に広がった黒人差別への抗議デモのテーマ曲にもなった。

引用終了

 なるほど。
 これは強いですね。
 カマラ・ハリス候補がアフリカ系の血を引いてると言うのはアメリカ国内のアフリカ系の人からの支持を大きく得られる可能性があるわけですが、一方のバンス副大統領候補の奥さんはインド系であてアフリカ系ではない。
 なのでアフリカ系有色人種のアメリカ人はカマラ・ハリス候補になびくケースが増えるかも、です。
 こういう状況になるのが実はわかっていてこのようにする計画が以前から実は有ったのにそれをひた隠しにしていた可能性については考えても良いかもです。
 バイデン大統領の老化傾向が激しいのに再選立候補したのも変でワザと老化のパフォーマンスをしていたのか、と疑問に思ったのは以前の記事で書きましたが、仮にワザと老化のパフォーマンスをしていなかったのでなかったのなら、老化傾向が激しいバイデン大統領を次期大統領に立候補させてた民主党陣営が「ワザと擁立した」と考えてもおかしくないかと思えます。
 票の獲得に関しての駆け引きがどうも巧妙過ぎる面が有るように見えるので、もしかしてアメリカ民主党は大統領選に向けて高度な人工知能(AI)を導入して支持者獲得を実行しているのではないでしょうか。



仕組みとアプローチ -  バイデン大統領擁立が実はアメリカ民主党陣営によるフェイント攻撃だったのかどうか

2024-07-24 18:48:29 | 大統領選
 今月21日の記事、サブタイトル「バイデン大統領はワザと老化が酷くなったフリをしているのか それならワカル」の中で老化が顕著なバイデン大統領を止めもしないで何でまた大統領選に立候補させたのかについての疑問について書いたのですが、どうもこれってもしかしてアメリカ民主党のフェイント攻撃だったんじゃないか?と思えて来る事が有ったので今回記事にします。
 前大統領のトランプ候補なんですが中国からの輸入品に対して一律60%の関税を課すことを検討しているとか過激な事を言ってます。
 これについては何だか違和感を覚えませんか?
 何故かって、大統領選挙前からこんな過激な事を言ったら少なくとも中国系移民である程度の割合の有権者がトランプ離れを起こすからです。
 トランプ候補が「いずれ中国からの輸入品に対して一律60%の関税を課す」なら何も大統領選挙前に言わず、大統領になった後からいろいろなネタ(例えば中国による南沙諸島などへの侵攻など、その他諸々)を中国制裁の材料に使って「中国からの輸入品に対して一律60%の関税を課す」と言ってしまえばそれで済むわけです。
 これは騙し討ちには当たらないレベルの政治的行為でに過ぎません。
 なのに何故わざわざ選挙の得票数が減るような過激な対中国政策を言ったのでしょうか?
 これについては見方が2つ有ると思えます。
 一つは「トランプ候補の共和党陣営はバイデン大統領があれだけ老化してる仕草や表情なのに次期大統領に立候補したと言うので油断した為、対中国関連の過激な政策をついうっかり口にしてしまった。」つまり「民主党陣営によるフェイント攻撃にのせられて勇み足のミスをしてしまった」と言うロジック。
 もう一つは「最初からアメリカ共和党が民主党から政権奪還をする気がさらさら無いので、ワザと中国系選挙民や中南米からの移民で選挙権が有る人達が嫌うような事を主張し続けて民主党に票が行くようにしている」と言うロジック。
 果たしてどちらなのでしょう。

仕組みとアプローチ -  アメリカ大統領選 カマラ・ハリス候補で接戦になる可能性を考える

2024-07-24 09:13:40 | 大統領選
 今月22日の記事、サブタイトル「バイデン大統領撤退声明とインド系のカマラ・ハリス氏の擁立」の中で、パンデミックとかの特殊要因でも起きない限り、共和党有利かもしれないと言う主旨の事を書きましたが、どうも情勢把握が十分でなかったようで、もう少し調べてみると民主党も賛同者がまだ結構多いかも知れず、大統領選は接戦になるかもと思えて来ました。
 一つの理由はバイデン大統領のこれまでの政策で恩恵を受けている人達は少なからずいるわけで、その恩恵を維持したいと考えている可能性が高いからです。
 例えば移民容認、不法移民のある程度の容認ですが、それだけ激安な低賃金で働いている人が多くいるわけで、そうすると例えアメリカの中間層とかでもそうした激安低賃金労働者がいてくれた方が助かるはずです。
 また低所得層はそれなりに公的支援を受けられるて、かえって中間層よりも安定した生活をしているケースも少なくないとかで、これが(アッパーミドルでない)中間層の不満になっているとかの話もネットでは散見されます。
 もしかして低所得層の少なからぬ割合は民主党に票を入れる方向となるのでしょうか。
 これまでの民主党バイデン大統領の政策に嫌気がさしている人達がいる一方で、その裏返しでバイデン政権の恩恵が続いてくれた方が良いと考えているグループもいるのでしょう。
 また中南米からの移民とかでも家族を早くアメリカに呼び寄せたい、家族に仕送りしたいと考えている人達は民主党政権が続いてくれた方が良いと思っている可能性が有り、更に対中国で厳しい政策を宣言しているトランプ候補が大統領になると困るような中国系のアメリカ有権者もまた民主党に傾くのでしょうか?
 多くの情勢を調べる程、大統領選がどうなるのかわからなくなってきました。