快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  オーロラが太陽黒点とほぼ無関係に起きた今月 犯人はプラズマなのか

2018-02-27 20:59:57 | 地震 津波
 今月16日と18日の記事に書い月の引力と地磁気活動の変化ですが、最近発生したオーロラはどうも太陽黒点と関係なく発生したようなので引用します。

引用開始(一部抜粋)

https://earthreview.net/amazing-auroras-in-the-sky-under-sun-spot-zero/

太陽黒点ゼロの下で出現し続ける強力なオーロラ群

投稿日:2018年2月25日

太陽活動はさらに日々弱くなっていまして、この数日はまったく黒点が出ていない状況となっています。
オーロラという現象は太陽からの磁気の影響によって出現するものでもあり、一般的な部分では、「太陽黒点が多く、活動が活溌な時に激しいオーロラが出現する」という傾向にあります。
しかし、この 2月22日から 23日には、太陽黒点がゼロの状態の中、ノルウェーやアラスカなどで、非常にインパクトのあるオーロラが出現していました。
もちろん、オーロラの出現は太陽黒点との相関だけにあるものではないですが、まったく黒点がない状態でも、ここまで鮮烈なオーロラが出る物なのだなあと、やや驚いた次第です。

引用終了

 このオーロラを起こした要因が月の引力による地球の変形パターンの変化なのかどうかと言うのはわかりません。
 今月16日(UTCで)から発生したM6以上の地震はEMSCで次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2018-02-26 15:17:59.1 6.44 S 143.26 E 10 6.3 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-02-26 13:34:54.8 2.72 S 126.81 E 17 6.1 CERAM SEA, INDONESIA
2018-02-25 17:44:44.2 6.08 S 142.79 E 30 7.5 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-02-16 23:39:40.1 16.59 N 97.73 W 15 7.2 OAXACA, MEXICO

引用終了

 オーロラが出た日を挟むようにしてM7以上の地震が2回発生。
 「それならばきっと大地震の前に地殻からプラズマが噴出したのかもしれない」とも考えられなくもないのですが、震源の位置とオーロラの位置が離れ過ぎにも思えます。
 ただ地球広域規模で所々の地殻などに暫く無かったパターンの力がかかったのでそこからプラズマが放出された、とも考えられなくはないのですが、はっきりした事はわかりません。
 月齢の観点では2月16日が新月、それも次第に大きくなりつつある新月でした。
 やはり「新月という引力パターンで暫くストレステストしていなかった分、一部のエリアにストレスが開放されずに貯まっていたのかも知れない」と個人的には考えているのですが真相はどうなのでしょう。



仕組みとアプローチ -  パプアニューギニアでM7以上の地震発生

2018-02-26 08:24:44 | 地震 津波
 ここ2日間、記事を書きませんでした。
 記事を書けない程、特に忙しかったと言うわけでもなかったのですが、記事があまり毎日でも何か義務感で書いているような感じにもなって来るような気がして、こうして時々気が乗らない時は書かない事もあるかと思います。
 ただ逆に筆が進む時は一日2件以上書く事もあるかも知れません。

 今日は先程パプアニューギニアでM7以上の地震発生が発生しました。
 EMSCでは次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2018-02-25 22:28:09.6
38min ago
6.10 S 142.65 E 10 5.0 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-02-25 21:47:47.4
1hr 18min ago
6.03 S 142.50 E 10 5.0 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-02-25 21:11:44.7
1hr 54min ago
5.67 S 142.53 E 54 5.0 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-02-25 20:17:33.0
2hr 48min ago
5.94 S 142.86 E 74 5.2 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-02-25 19:40:46.9
3hr 25min ago
6.34 S 143.48 E 2 5.3 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-02-25 18:47:18.2
4hr 18min ago
6.06 S 142.92 E 35 5.0 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-02-25 18:28:39.5
4hr 37min ago
24.41 N 122.09 E 15 5.0 TAIWAN REGION
2018-02-25 18:26:14.2
4hr 39min ago
6.43 S 143.49 E 35 5.4 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-02-25 18:11:34.7
4hr 54min ago
5.79 S 142.36 E 40 5.5 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-02-25 17:44:44.2
5hr 21min ago
6.08 S 142.79 E 30 7.5 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-02-25 16:28:39.1
6hr 37min ago
37.54 N 141.84 E 30 5.6 NEAR EAST COAST OF HONSHU, JAPAN

引用終了

 パプアニューギニアでこのクラスの地震が発生するのはそう珍しくもないのですが、この地震が発生する前に日本でM5.8の地震が、後には台湾でM5.0の地震が発生していると言うのがやや目に止まる、と言う所でしょうか。
 以前の記事で何度か書いていますが、フィリピン、グアムを含むこのエリアから北、カムチャッカを含まないこのエリアより南の環太平洋西側では2016年の熊本地震を最後にM7以上の地震は発生しておらず、長い空白期が続いています。

仕組みとアプローチ -  地球は温暖化しているのか?寒冷化しているのか?

2018-02-23 21:45:16 | 地震 津波
 海水温度上昇に関連する事についてはこれまでに何度か記事にして来ましたが、では大気の温度はどうなのか?と言うと、以前に主流だった温暖化しているとする説、そして最近は反対に寒冷化しているとする説に意見が割れて来ているようです。
 個人的には今世紀に入ってからの巨大地震連発の後に、火山活動が活発となりその直接間接の影響で海水温度は上昇する、と言う事はこれまでの記事で書いて来た通りです。
 では大気の温度はどうなのか?と言うと、例えば2016年9月19日と10月1日の当ブログ記事で書きました通りです。
 1582年から1600年までのペルー沖での大地震の連発とその後のワイナプチナ大噴火、そしてその後の地球規模の寒冷化と一部エリアの飢饉に結びついたというプロセスが現在の状況とどれだけ似ているのか?と言うのは比較できる火山灰量の正確な数値を把握できないので断言とまでは言えないのですが、個人にはどうも今世紀に入ってからの大噴火の連発でかなりの火山灰が地球を覆っている影響も少なくないのではないか?と言う見方をしています。
 最近の噴火で噴煙が1万メートルを超えたものも結構多いようです。
 なので「少なくとも今世紀に入ってからの噴出した火山灰の総量とその年間推移が果たしてどれだけなのか?」と言うのを当然知りたいのですが、その試算値を載せている資料やサイトは見つけられていません。
 最近の気温低下傾向を太陽活動によるものとするとするニュースは目立ちますが、要因の一つとしてならばある程度はそれも言えるのかも知れませんが、最近の噴火の多発による火山灰については何故触れられていないのでしょうか?
 これだけ大噴火が続発すればやはり飛散した火山灰により一定期間は有る程度の気温低下傾向となるのではないでしょうか。
 全体としてですが、火山活動で海水温度は上昇、太陽活動や火山灰の影響で大気温度は低下、の言わば交錯状態であって。いつ太陽活動が変化するのか?火山活動で新たな熱供給や火山灰の新たな噴出が有るのか? それはわからない不安定な状況、と言うのが今の地球なのではないかと考えています。

仕組みとアプローチ -  海洋酸性化は火山活動や酸性雨などの影響も少なくない、とする仮説

2018-02-22 21:45:30 | 地震 津波
 海洋の酸性化については一般に大気中の二酸化炭素が増加するのに従ってそれが海水に溶け込む量が増大する事によって起きる、とするのが定説なようです。
 「海洋 酸性化」「海 酸性化」で検索すると大体その通りの検索結果が出て来ます。 
 確かに大気中の二酸化炭素増加による影響が大きいのは間違い無いのかも知れませんが、他の要因も少なくないと個人的には考えています。
 それが何か?と言うとですが、まず挙げられるのが酸性雨や酸性雪。
 以前から酸性雨や酸性雪については問題視されており、海洋の酸性化の話題になると何故かこの話が消えてしまう、と言うのは不可解だと思います。
 これらは何も陸地にだけ降るのでは有りません。
 海洋にだって降るし、仮に陸地に降ったとしても河川などに流れてやがて海へ流れて行く割合が多いはずです。
 酸性雨や酸性雪が世界全体でどれだけの量が発生し、それらが海洋に降ったり流れ込むものの総量は?と言うデータを私は見た事がありません。
 二酸化炭素は植物プランクトンなどが光合成に使って栄養分として取り込まれればその分減るケースも有るのですが、硫黄酸化物などは厄介だと思います。
 「二酸化炭素だけが増えたなら植物プランクトンがそれを取り込んで増えるはずのところが、酸性雨、雪の硫黄酸化物などによる海水の酸性化で植物プランクトンが従来のように光合成できなくなって増えにくくなった」、そんなケースも少なくないと考えています。
 そして火山活動の世界的な活発化で、(酸性である事が多い)火山灰の降灰、(酸性である事が多い)地下水(つまり一部は温泉)の地上や海底での噴出量増加とそれらが最終的に海に流れ込む事による海洋の酸性化、と言うのがもう一つ挙げられます。
 これらの推定総量がどれだけ増えたのか?と言うデータも筆者は見た事が有りません。
 単純に探しきれなかっただけなのでしょうか。
 それともデータが存在しないのか?
 少なくとも言える事は酸性雨、酸性雪も、酸性地下水も従来型植物プランクトンの光合成を妨げる事の方が多いと考えられるので、どうやって中和して行くのか?というのが課題だと思います。
 農業にも使われるような石灰などのアルカリを薄めて撒いたからと言ったって、その量は膨大となるでしょうし、素直に植物プランクトンなどの量が回復するとは限りません。
 それと海水の温度上昇とそれによる熱膨張ですが、海に注がれた太陽エネルギーが従来なら植物プランクトンにより光合成で、草木と同様に有機物と言う栄養としてのエネルギーに変換していたはずなのですが、その植物プランクトンによる光合成が減れば、注がれた太陽エネルギーは栄養となる有機物、或いはそれらを捕食する動物のタンパク質と言うように窒素などを含んだ細胞とはならずに、熱のまま海水に残ってしまっているのではないでしょうか。
 「注がれた太陽エネルギーが以前より熱のまま海水に残ってしまっている」事も海水温度上昇の一因となっていると疑って良いのかも知れません。
 このように「海洋酸性化や海水の温度上昇、海水面の上昇という一連の出来事は、単純な個々の話ではない」と筆者は考えています。
 

仕組みとアプローチ -  海水面上昇の原因 海底地殻やプレートの熱膨張、そして海底火山の山体膨張や溶岩ドーム形成と増大

2018-02-21 19:16:13 | 地震 津波
 海水面上昇の原因ですが、海底の地殻やプレートが温度上昇して熱膨張やガスの増加などで堆積膨張が進めば。海底が隆起したのと同じになり、その分海水面上昇となるケースは多いと思われます。
 特に今世紀に入ってからスマトラ沖地震を始め多くの大地震が頻発、それまで突っかえ棒としてプレートや地殻の動きに抵抗していたものが外れてよりスムーズに動くようになった結果、運動エネルギーが熱に変換されてプレートや地殻の温度上昇、マグマ生成などになったケースが多く、これらが海底を実質隆起させたのと同じ結果となり、その分だけ海水面が上昇、と言う所でしょうか。
 マグマ生成にかんしてはごく一部の例として次のものが挙げられます。

引用開始 2件(一部抜粋)

http://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2018_02_09_01.html

鬼界海底カルデラ内に巨大溶岩ドームの存在を確認

2018/02/09
海洋底探査センター

研究ニュース

 神戸大学海洋底探査センター (KOBEC) では平成27年のセンター設置以来、神戸大学大学院海事科学研究科附属練習船の「深江丸」を用いた3回の探査航海を「鬼界海底カルデラ」で実施しました。その結果、7300年前の巨大カルデラ噴火以降の短期間に、32km3を超える地球上で最大クラスの巨大な溶岩ドームが形成されたことを確認しました。またこの溶岩は、巨大カルデラ噴火を起こしたマグマとは異なり、現在の薩摩硫黄島などの後カルデラ火山と同じ化学的特性を示します。現在も鬼界カルデラの地下に巨大なマグマ溜りが存在している可能性があります。


https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10011335531_20180220.html

日本の面積 わずかに拡大し最大に 西之島の噴火で

04:37NHKニュース&スポーツ

去年10月の時点の日本の面積は、小笠原諸島の西之島が噴火活動で拡大したことなどからおととしよりわずかに広がったことが、国土地理院の測定でわかりました。

引用終了

 鬼界海底カルデラの方は別に今世紀に入ってから急にマグマ溜りが増えたのかどうかと言うのはわかりませんが、西之島の方は東日本大震災の後で拡大が活発化したように見えます。
 このように海底火山の山体膨張や溶岩ドーム増大、海底地下でのマグマ溜りの増大による体積膨張、そして全体として地殻やプレートの温度上昇による熱膨張なども海水面上昇の一因と筆者は考えています。
 世界全体でどの位このような事で海底が実質隆起しているのと同じなのか?と言う試算値をまだ調べ切れていません。
 NASAあたりはどのような見解なのでしょうか。
 これらの温度上昇によって海水温度までが上昇し、熱膨張して海水面上昇の一因になっている面も有ると言う事は以前の記事で書きました通りです。