快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

自然災害 仕組みとアプローチ -  今年は有感地震の多い年でした

2016-12-31 12:33:20 | 地震 津波
 今年も残すところ後半日を切りました。
 今年は通常に比べて有感が多かったと言うのは殆ど誰もがご存知と事と思うのですが、データ上でもこうでした。

引用開始(一部抜粋)

http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10010824451_20161230.html
震度1以上 ことし6500回超観測 去年の3.5倍に
06:54NHKニュース&スポーツ
ことし震度1以上を観測した地震の回数は、4月の熊本地震などの影響で29日夜までに6500回を超え、去年1年間の3.5倍に達しました。

引用終了

 そして今日も福島県沖 M5.6 最大震度4 が有りました。
 去年はどうだったのかと言うと、確かに有感地震は今年より少なかったのですが、小笠原諸島西方沖で地震 - Mj 8.1が有り、 薩摩半島西方沖で地震 - Mj 7.1も有りました。
 地震のエネルギーだけから考えればM8.1はM7.1の約31.6倍なので、実際には去年の方が地震のエネルギーの総量は大きかったのですが、小笠原諸島西方沖は震源がかなり深い海域、それと薩摩半島西方沖のように横ずれ型でかなり沖合いだったと言う事で、たまたま被害が少なかった年だったと言うのは以前にも記事の中で書いた通りです。
 つまりは去年から実際には今年に地震多発の種は蒔かれていたとする考え方もあるのではないでしょうか。
 今年は世界的にも地震や暴風雨や水害などの自然災害では多くの犠牲者と被害が出てしまいました。
 これまで国内に限らず世界で発生し自然災害によりお亡くなりになられた方 に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げ ます。一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
 来年は自然災害のできるだけ少ない年で有りますように。
 
 
 

自然災害 仕組みとアプローチ -  地震と断層パターンの他の観点。 「延長 分岐 回帰 連結 」

2016-12-30 17:11:39 | 地震 津波
 前回の記事では新たな断層の発生について書きました。
 これについての可能性については今後の地震に十分考えられる事ではあるのですが、今回の茨城県北部M6.3の地震についてどの程度の可能性があるのかはわかりません。
 既存の断層が動いた可能性が80%で、新たな断層の発生はが20%とかそんな感じなのかどうか。
 新たな断層の発生については他に考えられる事がいくつか有ると筆者は考えています。
 一つは延長断層。--------
 二つ目は新たな分岐断層。
 三つ目は回帰断層。
 四つ目は連結断層。
 延長断層とは既に有る断層が更に延長すると言う新たな断層が発生するもの。
 分岐断層とはそれまでに無かった分岐が新たに発生するもの。
 回帰断層とは既に有る断層から離れた場所で新たな断層が発生し、それが既に有る断層に引き寄せられるように伸びて連結されれるもの。
 連結断層とは既に有る断層間を連結する新たな断層が発生するもの。
 これらは全く新たな断層と、既に有る断層の中間的な存在です。
 今回の茨城県北部M6.3の地震だけでなく、薩摩半島西方沖地震、熊本地震、鳥取県中部地震など上記のどれかが関係しているものも多いのかどうか、と言うところです。
 筆者はその可能性、特に一つ目の延長断層の可能性は高いと考えています。
 何故なら、「仮に長さ20kmの断層が既に存在するとして、そこがその長さ、その位置でいつまでも何度も断層型地震を繰り返すとは考えられない。必ず拡大、或いは移動するはず」と考えられるからです。

自然災害 仕組みとアプローチ -  茨城県北部M6.3の地震と未知の断層

2016-12-30 00:43:38 | 地震 津波
 11月28日に発生した茨城県北部M6.3の地震ですが、次のような見解が有るようです。

引用開始(一部抜粋)2件

http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/35/ee7257f89ecd8dfb9972a69f76fabce1.html
<茨城震度6弱>長さ15キロ程度の地下断層動く 調査委
(毎日新聞) 12月29日 22:10
 政府の地震調査委員会は29日、臨時会を開き、茨城県北部で起きた地震は、北北西−南南東方向に延びる長さ15キロ程度の地下断層が動いたとみられるとの見解を示した。委員長の平田直・東京大地震研究所教授は「主要な活断層がある地域ではないが、東日本大震災の影響で地震が起きやすくなっている」とし、注意を呼びかけた。

http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e8%8c%a8%e5%9f%8e%e9%9c%87%e5%ba%a6%ef%bc%96%e5%bc%b1-%e2%80%9c%e6%9c%aa%e7%9f%a5%e3%81%ae%e6%96%ad%e5%b1%a4%e2%80%9d%e3%81%8c%e5%8b%95%e3%81%8d%e7%99%ba%e7%94%9f/ar-BBxG4WA
(c)AFP=時事/AFPBB News
 28日に茨城県で発生した最大震度6弱の地震について、政府の地震調査委員会は、長さが15キロ程度の未知の断層が動いた、との見解を示した。

引用終了

 両者で多少表現が異なりますが、「地下なのでわかっていなかった断層が動いた」と言う事なのでしょう。
 なるほど、その可能性は確かに高いのでしょうが、筆者は次の様にも考えています。
 それは 「今まで断層でも何でも無かった所に力がかかってバリっと割れてずれ、新たな断層が発生した」 と言う事です。
 その断層が既に知られているものであろうがなかろうが、地震で既に存在していた断層だけが動くのであれば、日本や世界でこれだけ断層が膨大に有るわけはないはずなのです。
 新しく断層が発生するからこそ断層が膨大に存在するのではないでしょうか。
 地殻にかかる歪(ストレス)は以前と全く同じ位置、方向、大きさである事はまず有りません。
 そう、「地殻にかかる歪(ストレス)について全く同じ位置、方向、大きさは二つと無い」。
 だからこそ新たな場所でバリっと割れるてずれる事も少なからずは有るのではないでしょうか。
 真相はどうなのでしょう。

自然災害 仕組みとアプローチ -  茨城県北部でM6.3の地震発生と薩摩半島西方沖地震

2016-12-29 00:34:33 | 地震 津波
 先ほどの地震です。

 2016年12月28日 21時38分ごろ 茨城県北部 M6.3 最大震度6弱

 その後も関連する地震は多発しています。
 先日の20時29分の記事、サブタイトル「地震トリガーとして明日の新月をどう見るか」 から2時間もしないうちにこの状況と言うのいは、やはり国内の地震発生がハイペースなのでしょうか。
 これで国内では、2016年11月25日 6時56分ごろ  与那国島近海 M5.7 最大震度2 を最後にM5以上の有感地震が福島県沖地震以外では発生していなかったのは終了です。

 その福島県沖地震ですが、

引用開始(一部抜粋)

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201611/20161123_63024.html

<福島沖地震>南相馬の観測点 5cm移動

 国土地理院(茨城県つくば市)は22日、福島県沖を震源とするマグニチュード(M)7.4の地震に伴って、同県沿岸部にある南相馬市の観測点が北西方向へ約5センチ動く地殻変動が起きたと発表した。

引用終了

 と言う事で、短時間にこれだけ地殻変動があれば、「では地殻変動していない、或いは少なかった場所との間は一体どうなってるの?」と考えればそれは普通は「歪が貯まっているのでは・・・」となるのが普通ですから、この事も記事にしようかどうかと考えていた矢先の地震です。
 今回の震源である茨城県北部ですが、福島県沖地震の震源域の隣接域に近いエリアですが、もう少し全体のメカニズム等を確認したり、更に様子見してからにしようかと考えている所でした。
 もともとストレスが貯まっていた所に新月に近く、月と太陽の総合引力トリガーで発震となった。
 去年11月14日の薩摩半島西方沖地震もそうだったのでしょう。

自然災害 仕組みとアプローチ -  地震トリガーとして明日の新月をどう見るか

2016-12-28 20:29:56 | 地震 津波
 明日12月29日は新月です。
 新月の前後数日もどちらかと言うと要注意期間と言うのが筆者の考え方ですから、今日は既にその期間に入っています。
 今の新月は未だ小さい方の新月です。
 満月が大きい時の直近の新月は地球と月の距離が長いため小さく、満月が小さい時の直近の新月は地球と月の距離が短いため大きい、と言うのは12月23日の記事、サブタイトル「今年4月7日の新月がスーパームーンと見られなかったのは何故か? 」で引用したサイトの図でわかります。
 では問題ないのか?と言うと、筆者はそうでもない、と思っています。
 新月の大きさ自体は小さい方ですが、新月の大きくなる変過度はかなり大きくなりつつあるからです。
 わかりやすく言えば、X軸に日付、Y軸に新月だけの大きさをとると、そのグラフでは確かに今はY軸での値自体は小さい方なのですが、日付(つまり時間)微分値はプラスでありそれも結構大きい値だからです。
 つまり新月の大きくなる変化率は大きい。
 なのでこれから来年の年間では大きい新月であろう5月26日と6月24日、特に前者の5月26日にかけては満月やその近辺よりも新月やその近辺にどちらかと言えば要注意かと考えています。
 同様な論理で、反対にその後は大きい満月(来年のスーパームーンは無いとする考え方が主流で2018年1月2日がスーパームーン)に向けて、新月やその近辺よりも満月やその近辺の方がどちらかと言えば要注意だと考えています。

引用開始(一部抜粋)

http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0530.htm

1990~2050年のスーパームーンの日付
(近地点通過の瞬間± 6時間以内に新月・満月となるもの)

(B) ○ 2015/09/28 (B) ○ 2016/11/14 (B) ○ 2018/01/02 (B) ● 2020/10/17

引用終了


 去年は9月28日の満月がスーパームーンでしたが、その後、11月14日に薩摩半島西方沖地震が有りました。
 この日は11月12日の新月の二日後なのでした。
 オマケですが2020年10月17日のスーパームーンが新月と言うのも気なりますね。
 月と太陽がどちらかと言えば同じ方向なので、と言うのは以前の記事にも書いた通りです。
 地震が発生するか、そしてその大きさがどうかは月の引力トリガーだけではなく、地殻やプレートの歪の状況、その場所での固着できる限界値、宇宙からの影響、その他諸々有りますので、実際にどこでどれだけ、どのような地震が発生するのかは全容が把握できていないのでわかりません。