傾いたマンションの杭の一部が支持層にまで達していない、と言う話について。
これに対してマンションに限らず、通常の他の建物や戸建て住宅も含め、「一般に地震は横揺れだからさほど問題ない」とかの説が出て来ますが、では縦揺れがどの位ダメージを与えるかはまた別として、地震は縦揺れ成分はどのくらいに想定したら良いのでしょうか?
仮に震源の深さが10km、震源の距離がある建物から10kmだった場合について簡単に計算してみます。
横ズレ破壊ならほぼ縦揺れ成分は、かなり少ない事も場合によって或いはあるかも知れません〈場合によっては縦揺れに変化する事も有りえます)が、縦ズレ破壊ならは単純に、sin45° つまり 震源の縦波の 1/√2 ≒ 0.707 倍 に更に距離の分の減衰分(線状破壊なら約距離の2乗分の一、点破壊なら距離の3乗分の一の)を掛けた縦波が来ると思われます。
また震源で縦斜め45°方向への破壊だった場合で、かつその地震波がその建物を正面に向いたものなら、sin45°にはならず、倍率は1倍で、それに距離の分の減衰分(線状破壊なら約距離の2乗分の一、点破壊なら距離の3乗分の一の)を掛けた縦波が来るのではないかと思われます。
だからよく言われる「首都直下型地震」とかでなくても、震源の位置と深さと地震波の種類や大きさでは、大きな加速や振幅となる可能性は(場合によりけりですが)、あるのだと思っています。
10/31 19:00追記
上記の
「縦ズレ破壊ならは単純に、sin45° つまり 震源の縦波の 1/√2 ≒ 0.707 倍 」
についてはもう少し良く考えると、cos45°× sin45°なのかも知れません。
従って
「縦ズレ破壊ならば単純に cos45°× sin45° つまり 震源の縦波の 1/√2 × 1/√2 = 0.5 (倍)」に訂正なのかも知れません。
それと、震源の真上の縦波は、池に石や棒を投げたときの波と同様に横に広がりますから、この分の縦波加算も考慮しないといけないのかも知れません。
ケースは様々で複雑です。
反射波なども含めると更に増加もあるのでしょう。
更に言うと、距離ですが、これは震源との水平距離ではなく、高さも含めた実際の距離です。
これに対してマンションに限らず、通常の他の建物や戸建て住宅も含め、「一般に地震は横揺れだからさほど問題ない」とかの説が出て来ますが、では縦揺れがどの位ダメージを与えるかはまた別として、地震は縦揺れ成分はどのくらいに想定したら良いのでしょうか?
仮に震源の深さが10km、震源の距離がある建物から10kmだった場合について簡単に計算してみます。
横ズレ破壊ならほぼ縦揺れ成分は、かなり少ない事も場合によって或いはあるかも知れません〈場合によっては縦揺れに変化する事も有りえます)が、縦ズレ破壊ならは単純に、sin45° つまり 震源の縦波の 1/√2 ≒ 0.707 倍 に更に距離の分の減衰分(線状破壊なら約距離の2乗分の一、点破壊なら距離の3乗分の一の)を掛けた縦波が来ると思われます。
また震源で縦斜め45°方向への破壊だった場合で、かつその地震波がその建物を正面に向いたものなら、sin45°にはならず、倍率は1倍で、それに距離の分の減衰分(線状破壊なら約距離の2乗分の一、点破壊なら距離の3乗分の一の)を掛けた縦波が来るのではないかと思われます。
だからよく言われる「首都直下型地震」とかでなくても、震源の位置と深さと地震波の種類や大きさでは、大きな加速や振幅となる可能性は(場合によりけりですが)、あるのだと思っています。
10/31 19:00追記
上記の
「縦ズレ破壊ならは単純に、sin45° つまり 震源の縦波の 1/√2 ≒ 0.707 倍 」
についてはもう少し良く考えると、cos45°× sin45°なのかも知れません。
従って
「縦ズレ破壊ならば単純に cos45°× sin45° つまり 震源の縦波の 1/√2 × 1/√2 = 0.5 (倍)」に訂正なのかも知れません。
それと、震源の真上の縦波は、池に石や棒を投げたときの波と同様に横に広がりますから、この分の縦波加算も考慮しないといけないのかも知れません。
ケースは様々で複雑です。
反射波なども含めると更に増加もあるのでしょう。
更に言うと、距離ですが、これは震源との水平距離ではなく、高さも含めた実際の距離です。