先月から発生したハワイのキラウエア火山の噴火は爆発的噴火も含めて、かなりのレベルのようです。
引用開始(一部抜粋)
http://www.bbc.com/japanese/44164686
キラウエア火山で爆発的噴火 米ハワイ
2018年05月18日
活動が活発化している米ハワイ州のキラウエア火山で17日午前4時15分(日本時間午後11時15分)、爆発的噴火が発生し、火山灰が上空9100メートルまで吹き上がった。同火山で爆発的噴火が起こったのは、1924年以降で初めて。
引用終了
と言う事ですが、1924年爆発的噴火は最終であって、その前年の1923年8月25日から爆発的噴火は始まっていたそうです。
この時は僅か数日後の9月1日にあの関東大震災が発生しました。
しかしこの時は有史で最大の爆発的噴火と言うわけでは有りませんでした。
一方でキラウエア火山の最大爆発的噴火はいつだったのか?と言うと、
引用開始(一部抜粋)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%82%A2%E7%81%AB%E5%B1%B1
1790年に有史での最大の爆発が起こっている。火砕サージが発生し約80名が死亡した[8]。1924年にはハレマウマウ火口に近づいて写真を撮っていた1名が爆発によって飛んだ岩に打たれ死亡している[8]。
引用終了
ならば有史での最大の爆発的噴火ある1790年と比べて、今回がどうなのか?と言うのが気になって来るので、調べて見ました。
最近の世界の地震をM6以上についてEMSCで調べて確認すると、
引用開始(一部抜粋)
https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes
2018-06-21 21:13:32.6 17.73 S 168.20 E 30 6.1 VANUATU
2018-06-16 03:23:31.8 16.27 S 177.60 W 10 6.0 FIJI REGION
2018-06-12 23:08:28.8 2.00 S 98.68 E 10 6.0 SOUTHWEST OF SUMATRA, INDONESIA
2018-05-18 01:45:31.3 34.66 S 178.38 W 10 6.2 SOUTH OF KERMADEC ISLANDS
2018-05-09 10:41:44.3 36.98 N 71.43 E 109 6.2 HINDU KUSH REGION, AFGHANISTAN
2018-05-09 07:57:54.8 5.88 S 151.80 E 10 6.0 NEW BRITAIN REGION, P.N.G.
2018-05-05 06:19:04.5 14.47 N 123.92 E 20 6.1 LUZON, PHILIPPINES
2018-05-04 22:32:55.9 19.46 N 155.06 W 5 6.9 ISLAND OF HAWAII, HAWAII
2018-05-02 06:32:48.9 24.26 S 111.65 W 10 6.0 EASTER ISLAND REGION
2018-04-19 21:09:16.7 42.82 S 42.22 E 10 6.0 PRINCE EDWARD ISLANDS REGION
2018-04-10 10:19:34.1 31.00 S 71.39 W 68 6.2 COQUIMBO, CHILE
2018-04-07 05:48:41.1 5.84 S 142.55 E 29 6.3 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-04-02 13:40:34.0 20.65 S 63.05 W 550 6.8 CHUQUISACA, BOLIVIA
2018-04-02 05:57:32.8 24.95 S 176.80 W 80 6.2 SOUTH OF FIJI ISLANDS
引用終了
これは今年4月以降だけのデータですが、その以前の月も同様にわかります。
5月17日はたったの4件。
既に40日以上経っていて4件、しかもM6.5以上は1件もも無い、と言う点が目に止まり、今回のキラウエア火山の最大爆発的噴火後に世界では大きな地震が少なくなっているのか?と思い、もしかすると1790年の時も同様だったのか?と言う事で調べて見ると、
引用開始(一部抜粋)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8#%E8%BF%91%E4%BB%A3%E4%BB%A5%E5%89%8D
東アジア・ロシア東部
(中略)
1789年6月7日 雲南、華寧で地震 - M 7、死者300人 - 1,000人。
1792年
8月9日 台湾、嘉義・彰化地震 - M 7、死者617人。
8月23日 カムチャツカで地震 - Mw 8.5。
9月7日 四川、道孚で地震 - M 6.8、死者205人。
1793年5月15日 四川、道孚で地震 - M 6、死者200人。
(中略)
東南アジア・オセアニア
(中略)
18世紀
1762年4月2日 バングラデシュ・ミャンマー北西部で地震 - M 7.5、津波などにより多数が死亡。
1797年 インドネシア、スマトラ島中部沖で地震 - M 8.4。
(中略)
南・中央・西アジア
(中略)
1789年5月29日 トルコ東部で地震 - M 7、死者5万人。
1796年4月26日 シリア北西部で地震 - M 6.6、死者1,500人。
(中略)
ヨーロッパ
(中略)
1789年9月30日 イタリア中部で地震 - M 5.8、死者500人。
1799年7月28日 イタリア、カメリーノで地震 - M 5.8、死者104人。
(中略)
アフリカ
(中略)
紀元前17世紀
紀元前1630年頃 ヘレニック海溝での巨大地震と大津波[53][54]。
19世紀
1825年3月2日 アルジェリア、ブリダで地震 - 死者7,000人。
(中略)
南北アメリカ
(中略)
1787年
3月28日 メキシコ西岸で地震 - Mw 8.5(M 8.2)、死者11人。
5月2日 プエルトリコで地震 - M 8.0。
1797年2月4日 エクアドル沖で地震 - M 8.3、死者4万人。
引用終了
では日本ではどうかと言うと、
引用開始(一部抜粋)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)#18%E4%B8%96%E7%B4%80
1782年8月23日(天明2年7月15日) 天明小田原地震 - M 7.0、住宅約800破損、小田原城損壊など。
1786年3月22日〜3月23日箱根山で2日間で100回以上の群発地震(有史以来の初記録)[103]。
1789年5月11日(寛政元年4月17日) 阿波で地震 - M 7.0±0.1、土佐室津に津波。
1792年
5月21日(寛政4年4月1日) 島原大変肥後迷惑 - 長崎県島原半島で雲仙普賢岳の噴火が起こり、眉山の山体崩壊による対岸の肥後国(熊本県)大津波。M 6.4±0.2、死者約15,000人。
6月13日(寛政4年4月24日) 北海道後志神威岬沖合で地震 - M ≒ 7.1又はM 7.3[104]。小樽から積丹(しゃこたん)岬にかけての地域で揺れを感じ、津波が発生したとされている[105]。日付を5月24日とする文献もある(『北海道史』)。
1793年
2月8日(寛政4年12月28日) 西津軽地震(鯵ヶ沢地震) - M 6.9〜7.1。西津軽・鰺ヶ沢で強震、津軽山地西縁断層帯が震源で、地震発生よりも前に海水が引く前兆現象があった。津波による死者3人。
2月17日(寛政5年1月7日) 寛政地震(連動型宮城県沖地震) - M 8.0〜8.4、死者100人程度、陸中から常陸にかけて津波。
1799年6月29日(寛政11年5月26日) 金沢地震 - M 6.0±1⁄4又はM 6.7[104]。金沢などで地震。640人死亡、その他の地域でも死傷者あり。
引用終了
すごい。
1790年当年と翌年である1791年はウィキペディアに書かれた歴史に残る地震としては皆無です。
しかも東南アジア・オセアニア、南・中央・西アジア、ヨーロッパ、南北アメリカはデータが結構有ると思われるのにかなりの空白期となっていす。
では日本国内の地震で似ている所はと言うと、数年前の、
1786年3月22日〜3月23日箱根山で2日間で100回以上の群発地震
です。
一方で異なるのは、
1782年8月23日(天明2年7月15日) 天明小田原地震 - M 7.0、住宅約800破損、小田原城損壊など。
1789年5月11日(寛政元年4月17日) 阿波で地震 - M 7.0±0.1、土佐室津に津波。
の2件です。
小田原地震の周期が約73年とも言われているのは以前の記事で引用しましたが、関東大震災でかなりストレスは解消さた可能性もありそれが今回までの空白期となっているのかどうかと言うところです。
しかし既に関東大震災から約95年位になっているため、今後についてはいつになるのか全くわかりません。
阿波に相当する徳島の地震はやや目立って来ているようにも思えますが、津波を伴うものとなると南海トラフ地震の部分的小規模版なのかどうか、と言う所が定かでは有りません。
キラウエア火山の大規模噴火とその前後の地震が1790年型となるのか、1923年型となるのか、それとも別のパターンとなるのか。果たしてどうなるのでしょう。
いずれにしても備え有れば憂いなし、と言う所でしょうか。
引用開始(一部抜粋)
http://www.bbc.com/japanese/44164686
キラウエア火山で爆発的噴火 米ハワイ
2018年05月18日
活動が活発化している米ハワイ州のキラウエア火山で17日午前4時15分(日本時間午後11時15分)、爆発的噴火が発生し、火山灰が上空9100メートルまで吹き上がった。同火山で爆発的噴火が起こったのは、1924年以降で初めて。
引用終了
と言う事ですが、1924年爆発的噴火は最終であって、その前年の1923年8月25日から爆発的噴火は始まっていたそうです。
この時は僅か数日後の9月1日にあの関東大震災が発生しました。
しかしこの時は有史で最大の爆発的噴火と言うわけでは有りませんでした。
一方でキラウエア火山の最大爆発的噴火はいつだったのか?と言うと、
引用開始(一部抜粋)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%82%A2%E7%81%AB%E5%B1%B1
1790年に有史での最大の爆発が起こっている。火砕サージが発生し約80名が死亡した[8]。1924年にはハレマウマウ火口に近づいて写真を撮っていた1名が爆発によって飛んだ岩に打たれ死亡している[8]。
引用終了
ならば有史での最大の爆発的噴火ある1790年と比べて、今回がどうなのか?と言うのが気になって来るので、調べて見ました。
最近の世界の地震をM6以上についてEMSCで調べて確認すると、
引用開始(一部抜粋)
https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes
2018-06-21 21:13:32.6 17.73 S 168.20 E 30 6.1 VANUATU
2018-06-16 03:23:31.8 16.27 S 177.60 W 10 6.0 FIJI REGION
2018-06-12 23:08:28.8 2.00 S 98.68 E 10 6.0 SOUTHWEST OF SUMATRA, INDONESIA
2018-05-18 01:45:31.3 34.66 S 178.38 W 10 6.2 SOUTH OF KERMADEC ISLANDS
2018-05-09 10:41:44.3 36.98 N 71.43 E 109 6.2 HINDU KUSH REGION, AFGHANISTAN
2018-05-09 07:57:54.8 5.88 S 151.80 E 10 6.0 NEW BRITAIN REGION, P.N.G.
2018-05-05 06:19:04.5 14.47 N 123.92 E 20 6.1 LUZON, PHILIPPINES
2018-05-04 22:32:55.9 19.46 N 155.06 W 5 6.9 ISLAND OF HAWAII, HAWAII
2018-05-02 06:32:48.9 24.26 S 111.65 W 10 6.0 EASTER ISLAND REGION
2018-04-19 21:09:16.7 42.82 S 42.22 E 10 6.0 PRINCE EDWARD ISLANDS REGION
2018-04-10 10:19:34.1 31.00 S 71.39 W 68 6.2 COQUIMBO, CHILE
2018-04-07 05:48:41.1 5.84 S 142.55 E 29 6.3 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-04-02 13:40:34.0 20.65 S 63.05 W 550 6.8 CHUQUISACA, BOLIVIA
2018-04-02 05:57:32.8 24.95 S 176.80 W 80 6.2 SOUTH OF FIJI ISLANDS
引用終了
これは今年4月以降だけのデータですが、その以前の月も同様にわかります。
5月17日はたったの4件。
既に40日以上経っていて4件、しかもM6.5以上は1件もも無い、と言う点が目に止まり、今回のキラウエア火山の最大爆発的噴火後に世界では大きな地震が少なくなっているのか?と思い、もしかすると1790年の時も同様だったのか?と言う事で調べて見ると、
引用開始(一部抜粋)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8#%E8%BF%91%E4%BB%A3%E4%BB%A5%E5%89%8D
東アジア・ロシア東部
(中略)
1789年6月7日 雲南、華寧で地震 - M 7、死者300人 - 1,000人。
1792年
8月9日 台湾、嘉義・彰化地震 - M 7、死者617人。
8月23日 カムチャツカで地震 - Mw 8.5。
9月7日 四川、道孚で地震 - M 6.8、死者205人。
1793年5月15日 四川、道孚で地震 - M 6、死者200人。
(中略)
東南アジア・オセアニア
(中略)
18世紀
1762年4月2日 バングラデシュ・ミャンマー北西部で地震 - M 7.5、津波などにより多数が死亡。
1797年 インドネシア、スマトラ島中部沖で地震 - M 8.4。
(中略)
南・中央・西アジア
(中略)
1789年5月29日 トルコ東部で地震 - M 7、死者5万人。
1796年4月26日 シリア北西部で地震 - M 6.6、死者1,500人。
(中略)
ヨーロッパ
(中略)
1789年9月30日 イタリア中部で地震 - M 5.8、死者500人。
1799年7月28日 イタリア、カメリーノで地震 - M 5.8、死者104人。
(中略)
アフリカ
(中略)
紀元前17世紀
紀元前1630年頃 ヘレニック海溝での巨大地震と大津波[53][54]。
19世紀
1825年3月2日 アルジェリア、ブリダで地震 - 死者7,000人。
(中略)
南北アメリカ
(中略)
1787年
3月28日 メキシコ西岸で地震 - Mw 8.5(M 8.2)、死者11人。
5月2日 プエルトリコで地震 - M 8.0。
1797年2月4日 エクアドル沖で地震 - M 8.3、死者4万人。
引用終了
では日本ではどうかと言うと、
引用開始(一部抜粋)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)#18%E4%B8%96%E7%B4%80
1782年8月23日(天明2年7月15日) 天明小田原地震 - M 7.0、住宅約800破損、小田原城損壊など。
1786年3月22日〜3月23日箱根山で2日間で100回以上の群発地震(有史以来の初記録)[103]。
1789年5月11日(寛政元年4月17日) 阿波で地震 - M 7.0±0.1、土佐室津に津波。
1792年
5月21日(寛政4年4月1日) 島原大変肥後迷惑 - 長崎県島原半島で雲仙普賢岳の噴火が起こり、眉山の山体崩壊による対岸の肥後国(熊本県)大津波。M 6.4±0.2、死者約15,000人。
6月13日(寛政4年4月24日) 北海道後志神威岬沖合で地震 - M ≒ 7.1又はM 7.3[104]。小樽から積丹(しゃこたん)岬にかけての地域で揺れを感じ、津波が発生したとされている[105]。日付を5月24日とする文献もある(『北海道史』)。
1793年
2月8日(寛政4年12月28日) 西津軽地震(鯵ヶ沢地震) - M 6.9〜7.1。西津軽・鰺ヶ沢で強震、津軽山地西縁断層帯が震源で、地震発生よりも前に海水が引く前兆現象があった。津波による死者3人。
2月17日(寛政5年1月7日) 寛政地震(連動型宮城県沖地震) - M 8.0〜8.4、死者100人程度、陸中から常陸にかけて津波。
1799年6月29日(寛政11年5月26日) 金沢地震 - M 6.0±1⁄4又はM 6.7[104]。金沢などで地震。640人死亡、その他の地域でも死傷者あり。
引用終了
すごい。
1790年当年と翌年である1791年はウィキペディアに書かれた歴史に残る地震としては皆無です。
しかも東南アジア・オセアニア、南・中央・西アジア、ヨーロッパ、南北アメリカはデータが結構有ると思われるのにかなりの空白期となっていす。
では日本国内の地震で似ている所はと言うと、数年前の、
1786年3月22日〜3月23日箱根山で2日間で100回以上の群発地震
です。
一方で異なるのは、
1782年8月23日(天明2年7月15日) 天明小田原地震 - M 7.0、住宅約800破損、小田原城損壊など。
1789年5月11日(寛政元年4月17日) 阿波で地震 - M 7.0±0.1、土佐室津に津波。
の2件です。
小田原地震の周期が約73年とも言われているのは以前の記事で引用しましたが、関東大震災でかなりストレスは解消さた可能性もありそれが今回までの空白期となっているのかどうかと言うところです。
しかし既に関東大震災から約95年位になっているため、今後についてはいつになるのか全くわかりません。
阿波に相当する徳島の地震はやや目立って来ているようにも思えますが、津波を伴うものとなると南海トラフ地震の部分的小規模版なのかどうか、と言う所が定かでは有りません。
キラウエア火山の大規模噴火とその前後の地震が1790年型となるのか、1923年型となるのか、それとも別のパターンとなるのか。果たしてどうなるのでしょう。
いずれにしても備え有れば憂いなし、と言う所でしょうか。