快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  トヨタの新型エンジンとカーボンニュートラル

2018-03-31 19:51:04 | 地震 津波
 トヨタの新型エンジンについてのニュースが有りました。

引用開始(一部抜粋)

https://www.sankeibiz.jp/business/news/180326/bsa1803260500005-n1.htm
トヨタの新型エンジン、「世界トップレベルの出力と熱効率」を両立 燃費最大18%向上 (1/3ページ)
2018.3.26 06:14
 トヨタ自動車は、今春以降投入する小型車などに燃費を向上させた排気量2000ccの新型ガソリンエンジンを順次、搭載する。同じく新開発の無段変速機(CVT)と組み合わせ、従来より燃費をガソリン車で約18%、ハイブリッド車(HV)で約9%改善する一方、走行性能も向上させた。二酸化炭素(CO2)削減に向けては、電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)といった、走行時に排ガスを全く出さない車種が注目されがちだが、当面は世界中で走る自動車のほとんどはガソリンを中心とするエンジン車だ。それだけにCO2削減に向けて効果が大きいのは、エンジンの性能アップだとの見方が強い。

引用終了

 マツダの新型エンジンで効率が大幅のアップした事は以前の記事で書きましたが、マツダと連携しているトヨタもまた効率アップの新技術です。
 マツダの新型エンジンで1~2割の効率アップ、更にトヨタの新技術で最大18%の効率アップですからトータルで2~3割の効率アップと果たしてなるのかどうか、と言う所でしょうか。
 バイオエタノールによるカーボンニュートラルも夢では無くなって来た、と個人的には考えています。

仕組みとアプローチ -  鬼界カルデラのエリアに存在する薩摩硫黄島の火山活動

2018-03-31 08:38:58 | 地震 津波
 あの鬼界カルデラのエリアに有る薩摩硫黄島ですが、過去の噴火活動で日付けのわかるものについて調べた範囲での傾向です。

引用開始(一部抜粋)

http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/fukuoka/508_Satsuma-Iojima/508_history.html

1934~35(昭和9~10)年 大規模:マグマ噴火 1934年9月~35年3月。噴火場所は昭和硫黄島。9月6日から地震群発。9月20日に東方2kmの海底で噴火。12月に硫黄島新島(昭和硫黄島)生成し現存。
マグマ噴出量は0.276 DREkm 3。(VEI4)
1936(昭和11)年 地震、噴煙 10月26日~。硫黄岳の噴煙増加、火口底で鳴動。この活動により島が30cm沈下。
(中略)
1988(昭和63)年 噴煙? 1月18日。4回にわたって噴煙を上げた(火口内崩落物の巻き上げか)。
(中略)
2013(平成25)年 噴火 噴火場所は硫黄岳山頂。
6月3日から5日にかけてごく小規模な噴火が時々発生。島内で少量の降灰が確認された。

引用終了

 1934年9月は9日が新月なので6日はその数日前。
 1936年10月は15日が新月で30日が満月。
 1988年1月は19日が新月なので18日はその前日。
 2013年6月は9日が新月で3日から5日はやや離れているもののその数日前。
 これらから言えるのは、1936年の件以外は新月の数日前から活発化或いは噴火したと言う事です。
 ただ1936年の件も噴煙が出始めたのがいつなのかは書かれていません。
 そして今月17日の警戒レベル引き上げは17日が新月でした。
 どうも新月やその数日前に活動が活発化する傾向が或いは有るように見えます。
 これから夏にかけて新月は次第に大きくなって行きます。
 薩摩硫黄島の今後の火山活動がどうなるのかに注目しています。

仕組みとアプローチ -  パプアニューギニアで更に目立つ地震が発生

2018-03-30 19:23:11 | 地震 津波
 パプアニューギニアで更に目立つ地震が発生しました。
 EMSCで今年2月以降のM6以上の地震をサーチすると次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

2018-03-29 21:25:38.1 5.49 S 151.46 E 51 7.0 NEW BRITAIN REGION, P.N.G.
2018-03-26 09:51:01.4 5.46 S 151.30 E 55 6.6 NEW BRITAIN REGION, P.N.G.
2018-03-25 20:14:47.8 6.71 S 129.74 E 176 6.6 BANDA SEA
2018-03-24 19:58:33.4 45.86 S 96.03 E 10 6.3 SOUTHEAST INDIAN RIDGE
2018-03-24 11:23:32.3 5.50 S 151.48 E 40 6.3 NEW BRITAIN REGION, P.N.G.
2018-03-08 17:39:52.5 4.40 S 153.25 E 30 6.8 NEW IRELAND REGION, P.N.G.
2018-03-06 14:13:06.8 6.19 S 142.59 E 10 6.7 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-03-04 19:56:17.7 6.29 S 142.60 E 10 6.0 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-02-28 02:45:43.9 6.13 S 142.50 E 10 6.3 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-02-27 17:29:22.9 60.31 S 150.84 E 10 6.0 WEST OF MACQUARIE ISLAND
2018-02-26 15:17:59.1 6.44 S 143.26 E 10 6.3 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-02-26 13:34:54.8 2.72 S 126.81 E 17 6.1 CERAM SEA, INDONESIA
2018-02-25 17:44:44.2 6.08 S 142.79 E 30 7.5 NEW GUINEA, PAPUA NEW GUINEA
2018-02-16 23:39:40.1 16.59 N 97.73 W 15 7.2 OAXACA, MEXICO
2018-02-11 23:14:14.2 13.82 N 146.47 E 10 6.0 MARIANA ISLANDS REGION
2018-02-06 15:50:43.2 24.15 N 121.74 E 17 6.4 TAIWAN
2018-02-04 13:56:41.4 24.09 N 121.84 E 5 6.1 TAIWAN
2018-02-02 11:37:52.7 65.83 S 175.66 W 10 6.0 PACIFIC-ANTARCTIC RIDGE
2018-02-01 11:05:51.0 16.66 S 177.44 W 10 6.0 FIJI REGION

引用終了

 今年2月からパプアニューギニアやその付近のエリアで、満月の前後数日以内になると目立つ地震が有るようです。
 地球規模の地殻やプレートバランスで何が起きているのでしょうか。
 そしてこの傾向が消滅した場合、今度はどこが目立つ地震の発生エリアとなるのでしょう。

仕組みとアプローチ -  阿蘇山、霧島連山、桜島、口永良部島、諏訪之瀬島が4年以内に噴火した事をどう見るか

2018-03-29 21:38:47 | 地震 津波
 国内、特に九州で火山噴火が活発なのですが、最近4年間だけでもこれだけ有ります。

 阿蘇山     2015年 2016年
 霧島連山新燃岳 2018年
 桜島      目立つものだけでも2016年 2017年
 口永良部島   2014年 2015年
 諏訪之瀬島   2014年 2016年
 
 こんな事が過去に有ったのでしょうか?
 過去のデータを最近調べているのですが、4年以内にこれだけ連発したのは現時点では見つけられていません。
 阿蘇山は阿蘇カルデラ、桜島は姶良カルデラのエリアですが、ではあの鬼界カルデラエリアではどうなのかと言うと、次の通りです。

引用開始(一部抜粋)
 
http://www.jma.go.jp/jp/volcano/forecast_05_20180319114328.html

火山名 薩摩硫黄島 噴火警報(火口周辺)
平成30年3月19日11時45分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台
**(見出し)**
<薩摩硫黄島に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表>
 火口から概ね1kmの範囲では、小規模な噴火に警戒してください。
<噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)
に引上げ>
**(本 文)**
1.火山活動の状況及び予報警報事項
 薩摩硫黄島では、本日(19日)03時頃から振幅の小さな火山性地震が
増加し、00時から11時30分まで51回と多い状態が継続しています。
 高感度の監視カメラでは2月以降時々火映現象が観測されており、熱活動
が高まっている可能性があります。
 薩摩硫黄島では火山活動が高まっており、火口から概ね1kmの範囲に大
きな噴石が飛散する程度の小規模な噴火が発生する可能性があります。

引用終了

 薩摩硫黄島で今後噴火が有るかどうかはわかりませんが、仮に噴火した場合、4年以内に6つの火山が噴火と言う事になり、こんな連発噴火が過去に有ったのか?と言う事にもなって来ます。
 中世以前の資料が十分でないのではっきりとはわかりませんが、5つの火山が4年以内に連発したと言う事だけでもやはり不気味な感じはします。

仕組みとアプローチ -  火山噴火による火山灰で考えておかねばいけない事 それは冷房

2018-03-28 19:32:13 | 地震 津波
 今月23日に火山灰関連の記事を書きましたが、火山灰については航空機の運行に支障が発生する可能性が有るのは既に知られています。
 今回と今後はそれ以外にも考えられる事を書きたいと思います。
 想定される事は様々有るのですが、すぐに考えられるのは例えばエアコン(家庭用のエアコン、ビルなどの業務用エアコン)の室外機です。
 室外機のフィンの部分に酸性度の高い火山灰た付いた場合、そしてそこへ雨や結露などで湿気を帯びた場合の腐食作用がまず考えられ、更には室外機のファンモーターの軸受け部に果たして火山灰が入り込んで悪影響をもたらすのか?と言う事について十分考えておかねばいけません。
 特に業務用エアコンは企業のエアコン、更にはそこに有るコンピュータールームの冷房のエアコンに関わっている事も少なく有りません。
 火山灰が来た場合はカバーなどをかけたりして室外機の運転を停止しなければならず、それでコンピュータールームの冷房が効かなくなって、サーバなどのシステムもダウンさせねばならないと言う事にもなって来ます。
 バックアップのシステムを他の地方に拠点を持っていれば切り替えて維持可能ですから、それを今から十分に体制を採ると言う事は必要かと思われます。
 「自社はエアコンではなく冷凍機や吸収式冷凍機などで冷却水を利用しているから大丈夫」などと思う勿れ。
 まず開放式冷却塔ならば冷却水に酸性の火山灰が入り込んで冷却水系統の配管に火山灰が入って配管腐食などの悪影響、そして冷却塔ファンの軸受け部への火山灰の侵入で軸受け部劣化など様々な被害が想定され、とても運転などできるものでは有りません。
 そして「ならば自社は密閉式冷却塔だから大丈夫」などと思う勿れ。
 密閉式冷却塔であっても開放部であるファンや開放部の冷却水などが受ける影響は開放式と同様、実質運転などできないと考えれられます。
 火山灰に影響が無いエリアにサーバなどのバックアップを十分構築しているのか、それは仮に企業のものであってもダウンした時の社会的影響度によっては国家が管理するべきものだと考えています。