岡崎→横浜→金沢にやってきました

愛知県岡崎市から横浜を経由して、2023年に金沢にやってきました。主にロードバイクとグルメの話題をつぶやきます。

シマノ鈴鹿ロードレース

2010-08-30 23:45:40 | 自転車レース

昨日の日曜日は鈴鹿サーキットで開催された第27回シマノ鈴鹿ロードレースに家族で参加してきました。

結果 
私 インターメディエイト(
5.8キロメートルを2周)、上から70%くらい、自分としては大惨敗でした。
妻 ビギナーW(1周)、上位から30%くらい、40代では上位なので大健闘だと思います。
上の息子 ジュニアⅢ(2周)、上から75%くらい。惨敗ですね。
下の息子 ジュニアⅡ(1周)、あと一歩で入賞でした。日頃の走り込みの成果ですね。

それでは、もう少し詳しく。

朝3時に岡崎を出発しました。東名から伊勢湾岸に入り鈴鹿
ICで下ります。鈴鹿に向かう車の多くが自転車を積んでいるのが分かります。20分ほど走って鈴鹿サーキットに到着しました。予約してあった駐車場に入ります。ここで車中泊をしている人もかなりいるみたいです。
朝ご飯を食べてから受付を行い、ゼッケンとナンバープレート、計測センサーをもらいました。それぞれ自転車を組み立てて計測センサーとナンバープレートを自転車に取り付けます。

そして会場に移動。
6時15分から一周
5.8キロメートルのコースを2周試走した後、初めてコースを走る人のための初心者講習を受けました。シマノのプロチームの方から、コースを実際に走りながら注意するところを教えてもらいました。落車しやすいところがいくつかあるみたいです。それと、勝負どころ。スタートのストレート後にある坂道だそうです。ここで頑張れば順位を上げやすいとのことでした。

講習後自転車をピット前のスタンドに置き、3階の観覧席に移動しました。結構空いていて、終始ゆったりと観戦できて良かったです。

午前中は曇り時々小雨。暑くなくて良いコンディションでした。
午前には、妻のビギナー
Wと下の子のジュニアⅡがあります。

まずは妻が出走。100人弱の出場者です。

出遅れたようですが、目の前のストレートのところで次々と追い抜いて行くのが見えました。

妻によると、その後の坂のところでかなりの人数を抜いたそうです。日頃の坂上りの成果ですね。
その後この人達には負けたくないと思った数人に競り勝ってゴール!
満足感を味わえたレースだったみたいです。
でも、年下のパワーに対抗するのは大変そうです。

次は下の息子が走ります。
100人ほどの出場者。彼自身の目標は20位以内。
彼もスタートは出遅れましたが、ストレートでそこそこ抜き、坂道に入るあたりでは先頭集団の少し後ろを走っているのが見えました。坂道直後のシケイン(連続カーブ)のところで一緒に走っていた集団から抜け出したそうです。その後ある男の子と競り合いになったそうですが、ゴール直前でかわしてフィニッシュ!ゴール直前は緩やかな坂道なので、登板力のある息子が有利だったのでしょう。

実はゴールしたときはそれほど良い順位には見えませんでした。観戦していた上の息子は、「20位以内に入ると豪語していたのに口だけだね」とか言っていましたが、張り出されたリザルトを見てびっくり。十分に目標達成でした。ゴール地点で前のレースの遅い人たちと混ざってしまったので、見間違えたみたいですね。

朝ご飯が早かったのでお腹が空きました。そこで食堂で昼食にしました。その後各メーカーのテントを見学しました。値引きされている新しいジャージを何枚か買いました。こういう雰囲気では財布の紐もゆるみがちですね。

その後観覧席で1時間サイクルロードレースやエリートクラスのレースを観戦しました。エリートクラスはさすがに早いですね。

午後になって晴れてきました。強い日差しが照りつけてきます。私と上の息子のレースは厳しくなりそうです。

まずは私の出番です。インターメディエイトクラスで、コースを2周します。
初心者も
OKと書いてあったので深く考えずに決めてしまいましたが、ちょっと後悔しました。出走前に周りを見ると、前輪部分だけで私の自転車が買えてしまう感じの自転車で埋め尽くされています。選手もそれ相応の感じの人たちばかりです。スタート地点に並んで後ろを振り返ると、かなり後ろの方でした。
スタートの号砲が鳴っても前方の人がスタートするまで時間がかかります。いよいよ私もスタート。ビンディングも一発で入りました。
妻から見やすいようにコースの右側を走るように言われていたので右端を走ります。それと、勝負どころはスタート直後の坂道だというのを思い出して加速しました。
いつもの感じで坂道を上っていきます。右端を走っていて他の人の走り方は全然目に入っていませんでした。ふと気が付くと前方にほとんど人がいません。先頭付近まで来てしまっていたのでした。このままのペースだと先頭に躍り出てしまいます。気の弱い私はここでペースダウンしました。
先頭集団の右端の位置のままシケインに突入です。一番インコース寄りで曲がっていきます。朝の講習で、イン側に押し出されて落車することもあると言っていたような・・・。
緊張しながらシケインを通過すると、ちょっとした下り坂に入ります。すると、後ろの人々がどんどん抜かして行きます。集団の普通のペースに付いて行けません。スプーンカーブ手前の坂道では少し持ち直しましたが、その後の平坦部と長い下りでは完全に集団から取り残されてしまいました。
一週目終了時ではまだ先頭集団が視野に入っていましたが、二週目に入って少ししたら見えなくなってしまいました。その後は完全にペースダウンして、平坦部分と下りで多くの人に抜かれ、上り部分で少数を抜き返すという感じで、息も絶え絶えにゴールにたどり着きました。完全にグロッキー状態でした。短時間だからとボトルを持って行かなかったのも誤りでした。
それにしても、上り坂以外での遅さは目を覆うばかりです。それと持久力の無さですね。今後はこれらを克服するのが課題です。新しい自転車が来たら全てが解決なんてことは無いでしょうから、地道に脚力・体力をつけていかないといけませんね。

上の息子は私が走っているときにスタートしました。スタート時には何人かを抜かしていたみたいです。
私がゴール後に観覧席に戻って来たら、一週目を終えてメインストレートに入って来るところでした。先頭集団からはかなり離されています。後もさらに離れているので、一人旅です。結局、このままの状態でゴールしました。
私と同じようにグロッキー状態でへろへろです。中学生は忙しいですから、参加しているのは自転車競技に本格的に取り組んでいる子供達が多いみたいです。今回の入賞者の名前を眺めていても、見たことがある名前がちらほらとありますね。体力差もどんどん出て来ると思うので、ホビーで走っている子供とは大きな差ができて当然ですね。
上の子は、来年はビギナーに出ると言っていました。

まとめ レースはしんどくて大変だったけれど、家族みんなとても楽しみました。体力と脚力を付けて、次はもっと良い成績を残したいですね。


ちょっと憂鬱、でも楽しみ 鈴鹿ロードレース

2010-08-27 21:58:31 | 日記
日曜日は家族でシマノ鈴鹿ロードレースに参加してきます。

みんな初めてのスピードレースです。

周りの人に迷惑をかけないように、怪我しないように、楽しんできます。

下の子は、夏休みに入ってから、よく一人で走りに行ってたから少し期待できるかもです。

私は・・・、30キロ以上のスピードで走り続けられるか、とても不安です。


日曜日はくらがり渓谷、田原坂へ

2010-08-24 22:04:42 | 自転車

日曜日は家族4人で、「自宅-くらがり渓谷-田原坂-作手道の駅」の往復を走ってきました。
朝7時に出発ですが、自転車の準備をしているだけで汗が出てきます。

私が先頭でひきますが、いつもより少し速いペースで走ります。
家族全員が、ある事情で体を鍛えないといけないので。
でも、次第に私と上の息子、妻と下の息子の二組に分かれてしまいました。

天恩寺で小休憩。
妻と下の子が着いた直後に某ショップのジャージを着たローディさん達の集団が通り過ぎて行きました。10人以上の集団なので迫力がありますね。その後も少し早めのペースでくらがり渓谷を目指します。
千万町口で上の息子に「上る?」と尋ねましたが拒否されました。
くらがり近くの坂まで来たら上の息子もかなりスローペースになって来ました。仕方がないので、私もアウタートップにしてペースを合わせます。

くらがり渓谷ではジュースを1本ずつ飲んで水分補給しました。
今日はゆっくり田原坂を上るつもりです。
他の三人を先に行かせて後をついて行きます。
上の息子は本当に坂上りが苦手みたいでずるずると引き離されて行きます。上半身を使わずに下半身だけで上っているみたいです。しばらく一緒に走って、初級者の私ができるアドバイスをしてから、先に行かせてもらいました。
妻に追い付いて、後ろでぴったり張り付いて走っていたらとても嫌がられたので、追い抜かして先頭の下の息子のところまで進みました。
二人でプチバトルを楽しんでから、ヘアピンのところで私がアタックをかけて引き離し、そのまま頂上にゴールです。25分くらいでした。


その後道の駅に行ってアイスを食べてから復路を走ります。
その頃には曇り空から太陽が出てきて、日差しが強くなってきました。
田原坂を下りてくらがりに着くと、沢山のローディさんやクロスバイクの人がいました。その後の帰り道でもかなりの数のローディさんとすれ違いました。
暑い中、みんなサイクリングを楽しんでますね。

いつものミニストップでパフェやジュースを飲んで、11時頃に帰宅しました。

走行距離:
69.5キロ 走行時間:2時間45分 平均時速:25.2キロでした。


千万町坂から浜名湖まで一人ツーリング

2010-08-15 16:55:24 | 自転車ロングライド

昨日は久しぶりに一人でツーリングしてきました。
千万町坂と巴山を上った後301号を南下して浜名湖の北西を走り、一号線沿いで岡崎に帰宅する予定です。

7時半くらいに自宅を出発して、まずは千万町坂を目指します。
湿度が高く、熱が体にたまるような気候でした。
一人ではハイペースになるのと、休憩もあまり取らなくなるので、抑え気味で走るようにしました。

自宅から休憩無しで千万町坂を上った後は、シャワーを浴びたように頭から汗がしたたり落ちてきました。妻にメールしてるときにはサングラスが完全に曇ってしまいました。
でも、山間部のため自転車で走ると汗が蒸発して涼しかったです。

デイリーヤマザキでアイスと水分を補給してから301号をひたすら南下します。
かなり暑くなってきました。暑さとの闘いは厳しかったです。コンビニが無いと確実に死亡しますね。

11時くらいに浜名湖に対面です。

しばらく湖岸沿いに走ってから、湖西市で豊橋方面に向かいました。
しばらく行ってから一号線に合流です。
豊橋市庁付近からは一号線沿いの旧東海道を使って自宅を目指しました。
途中でお昼ご飯を食べるか迷ったのですが、食べずに帰宅することにしました。

でも、御油あたりで急に失速。ペダルが回りません。ここまでひどいのは初めてです。20キロくらいまでしか速度が上がらず、へろへろです。
何とか本宿のサークルKにたどり着き、糖分と水分を補給。しばらく自転車に寄りかかってボーとしていました。

しばらくして再出発してみると、見事に回復した様子です。
疲れはありますが、何とか30キロ弱で進めるようになりました。
2時前に帰宅。
走行距離:128.5キロメートル 走行時間5時間34分 平均速度23.0キロ でした。


岡崎花火大会

2010-08-08 16:01:58 | 日記
昨日(8月7日)は岡崎の花火大会でした。
毎年8月の第一土曜日に開催されています。

岡崎は江戸時代から三河花火の本場で、今でも花火師が花火を作っているそうです。
大会では約2万発の花火が打ち上げられる他、河川敷で仕掛け花火が炸裂します。

今年は打ち上げ会場から少し離れた中央総合運動公園(通称「中総」)まで自転車で行って鑑賞しました。上の息子は友達と見るそうで、妻と下の子の3人です。
途中でモスバーガーに寄って食料を調達しました。

なかなか綺麗に見えましたが、やはり近くで見る方が迫力がありますね。

終了前に帰宅しましたが、帰る途中でも花火が見られて、なかなか良い感じでした。

飲酒運転になるので花火を見ながらお酒を飲めなかったので、帰宅してから冷やしてあったスパークリングワインを妻と二人で飲みました。汗をかいて喉が渇いていたので、なかなか美味しく感じられました。

乗鞍・美ヶ原ヒルクライム(2)

2010-08-04 23:23:28 | 自転車ロングライド

81()の朝、宿で目が覚めたら予報通り晴れでした。今日も暑くなりそうです。
宿の朝食は
7時半からなので朝風呂に入ったりしました。
朝食の席で一月前にツールド美ヶ原に出たことを仲居さんに話したところ、美鈴湖のところで子供達と太鼓をたたいて応援されたとのことでした。

朝食後すぐにチェックアウトを済ませ、自転車の準備をします。
地本屋さんのご好意で、美ヶ原から戻ってくるまで駐車場に車を置かせてもらえました。

ツールド美ヶ原のスタート地点まで移動して、全員で一斉にスタートです。かなり暑いです。
温泉街を抜けて坂道に入ると、妻と上の子が遅れ始めます。
私はと言うと、・・・激坂に入った途端、辛くて心が折れそうです。乗鞍の疲れが残っているのか、すぐに息があがって来ました。
暑さのせいとか、重いカメラを背負っているからだとか自分自身に言い訳をして、激坂のカーブ付近は押して上りました。
下の息子は水泳部で鍛えているせいか、元気いっぱいで上って行きます。彼曰く、美ヶ原を上るよりも水泳部の練習の方がキツイそうです。結局、美鈴湖に着くまでに彼の姿は見えなくなってしまいました。

美鈴湖で全員がそろうまで待ちます。
熱中症の心配もあるので、ゴールするまでに
3カ所で休憩をしました。


かなり遅れて妻と上の息子がやって来ました。上の子はかなりの部分を押して上ったとかです。昨日の頑張りはどうしたのでしょうか?

十分に水分補給をしてから再スタートです。次はツールド美ヶ原のジュニアコースのゴール地点で休憩です。美鈴湖に沿って平坦な道を走った後、また坂道が始まります。

乗鞍は平坦部がほとんど無く、上り坂が続くのに対して、美ヶ原は上り坂に加えて平坦部や下り坂部分が途中途中でかなりあります。このため、両者の平均勾配は似ていますが、上り坂部分については美ヶ原の方が全体的にキツイです。また、後半部分にかなり急勾配の坂道があるので、それまでの疲れと相まって心が折れてしまい、自転車を降りてしまう人もそこそこいるそうです。特に武石
(たけし)峠を過ぎた後の、まっすぐ上って行く坂道はとても急に見えるために、私としては精神的に一番辛くなるように思います。

坂道を少し上っていきますと
MTBに乗った若者が見えました。先を走っている下の息子が追い抜きをかけているのが見えます。カーブが続くのでよく見えませんでしたが、私がやっと追い付いたところ、十人以上のグループというのが分かりました。全員を抜くのはしんどいなと思って後ろについて走っていると、最後尾の人が話しかけてきました。子供のことを聞くと、「すごい勢いで抜いていきましたよ」とのこと。仕方ないので私も頑張ることにしました。

なんとか追い抜いてからしばらく走り、ジュニアのゴール地点に到着です。下の子と二人で、妻と上の息子を待ちます。かなり遅れて妻が到着です。「絶対にツールド美ヶ原には出ない」と言っています。

さらに遅れて、上の息子が自転車を押しながら到着です。休憩十分の私と下の子は先に出発です。

この先は少し急勾配が続きます。また、九十九折りではインコースを取ると、かなりの急勾配になります。レースでは道全体を使えますが、今日は車やオートバイが上ってくると左端を走るしか無く、インを走らないといけないことが多かったです。
それにしても下の息子は元気です。少し距離が開くと私がペースを上げて追い付こうとするのですが、私の姿が見えると彼もペースを上げるので一向に追い付きません。今日は小学生に完敗でした。

九十九折りの最後の方で休憩を取ります。時間がたっぷりあるので、花の写真を撮ったりしていましたが、何やら変な虫に太ももをぶすりと刺されてしまいました。しっかり穴が開いて、血が少し出てきました。その後腫れたりはしなかったので良かったですが、かなり痛かったです。


妻が上って来たので、上の息子を待たずに下の子と二人で出発しました。九十九折りを抜け、武石峠を過ぎて辛い坂道を越え、尾根伝いに高速部分に入っていきます。ぱっと視界が開け、美ヶ原高原がいっぱいに広がります。
美ヶ原高原の高速コースです

長い直線の下り坂が続くので、自然とスピードが出ます。その後小さい上り坂を越え、少し下って最後の上り坂を上ればゴールです。電波塔が見えます。
美ヶ原のシンボル?電波塔です

観光客はそれほどいないようです。休憩所でアイスクリームを食べ、ジュースを飲んでくつろぎました。
太陽の光を浴びると暑いですが、吹きぬける風は涼しいです。
すっかり汗もひきました。屋内にいると息子が寒いと言い出しました。そこで坂を下りて残りの二人をお迎えに行くことにしました。でも、少し下ったところで二人がやってくるのが見えました。上の息子は全体の
6割は自転車を押して歩いてきたそうです。押して歩くのも辛いと思うのですが、なかなか面白いです。
皆で休憩所に戻ってカップ麺を食べて、下山しました。
当たり前ですが、下界は本当に暑いですね。

宿の駐車場に戻り、自転車を車に乗せて、近くの日帰り温泉施設「ホットプラザ浅間」に移動です。
汗を流し、温泉につかってくつろぎます。子供達の要望で一緒にサウナに入ってさらに汗をかきました。
ホットプラザ浅間で汗を流します

水分補給をしながら涼んでから家路につきました。途中で事故渋滞に巻き込まれましたが、
8時前に無事に岡崎に到着しました。

乗鞍と美ヶ原を上ってみての感想ですが、天候に恵まれなかった今回でも乗鞍はとても魅力的なコースで何度でも行きたくなります。次回は是非絶景を拝みたいです。今度はエコーラインではなく、スカイラインの方からも上ってみたいです。一方、美ヶ原は「坂バカ」のためのコースで、坂好きでないのなら自動車で上ることをおすすめします。特に夏に上るのは「おバカさん」だと思いました。


乗鞍・美ヶ原ヒルクライム(1)

2010-08-02 22:28:30 | 自転車ロングライド

この週末は家族みんなで、自転車で乗鞍と美ヶ原に上って来ました。
初日は乗鞍です。みんな初めての乗鞍。
絶景は拝めるでしょうか?

4時に岡崎を出発です。
いつものように自転車
4台を輪行袋につめて、車の後ろに積んでいます。
岡崎インターから東名に入り、豊田ジャンクションで東海環状へ。土岐ジャンクションで中央道に入り、松本を目指します。
途中、駒ヶ岳サービスエリアで休憩しました。駐車場は何故か満杯です。どうも登山をする人が車中泊をしているみたいです。

予定通り
6時頃に松本に到着です。
国道
158号に入って、乗鞍を目指します。
一車線の国道です。だんだんと山道になって行きます。
10台くらいの車列になって狭い山道を上って行きますが、多くがタクシーです。前川渡トンネルを出て乗鞍方面と上高地方面に分岐しましたが、乗鞍方面に向かうのは私たちだけになりました。

しばらく進むと乗鞍の観光センターに到着です。
7時頃です。8月下旬に開催されるヒルクライムレース、「マウンテンサイクリングin乗鞍」のスタート地点はこの前らしいです。
観光センター駐車場です

車を停めて朝食をとります。周りを見回すと自転車の姿もちらほら見えます。当たり前ですが、多くは登山客のようです。

朝食後、自転車を組み立てます。
いよいよサイクリングのスタートです。
観光センター前から畳平まで全長
20キロ、平均勾配6%のヒルクライムです。標高1500メートルから2700メートルまでかけ上ります。途中で高木が生育しなくなる森林限界を越えるみたいです。

気候は暑くも無く、寒くも無く、丁度良い感じです。ただ曇っているのが気がかりでした。山の上の方も見えません。

観光センター前から乗鞍エコーラインのゲートまで林の中を上って行きます。林の中の景色は良く、とても楽しいです。
今日は上の息子も頑張って上っています。ただ、私の脚が少しつりかけたため、先頭を二人の息子に任せ、私自身はゆっくりペースで上ります。
息子達を先頭に林の中を進んで行きます

乗鞍エコーラインのゲートで妻を待ちます。ゲートから先はマイカー規制がされており、バス・タクシーか徒歩・自転車でないと上れません。バス待ちの登山客が私たちを見て、「自転車で上るんだ]と、驚いている様子です。
エコーラインのゲートです

妻が合流して、エコーラインを上り始めます。
斜度はそれほど激しくないので、自分のペースを守れば楽しく上れます。
ただ、時々バスやタクシーが来るので注意が必要です。
適度な坂道を楽しく上ります

しばらく上ると、小雨が降り出してしまいました。どうも雲の中に入ったようです。霧も出てきて視界が悪くなります。気温も徐々に下がって来ているみたいで、寒くなってきました。まるで一月前のツールド美ヶ原です。
それぞれ長ズボンとウインドブレーカーを着てから走行再開です。
小雨と霧です

ゴール手前で急に森林限界を迎えたみたいで、背の高い木はなくなりました。ところどころ雪渓が見えます。


2時間でゴールです。でも、すごい霧です。
一番先に着いたのは下の息子でした。着実に力をつけています。
上の息子も走行時間は下の子より短かったので、今回はよく頑張って上ったということですね。
霧の中の下の息子

乗鞍は美ヶ原に比べて坂もゆるいし、景色も良いので、楽しく上れる気がします。逆に楽しいからペースも落ち気味になるかも知れませんね。夏休み最後のイベントとしては格好のものだと思いますので、来年は是非レースに参加したいです(抽選に通ればね)。

畳平の駐車場に着いても、休憩所がどこにあるのかもよく分かりません。霧のなかを手探りで歩いて、何とかたどり着きました。中は登山客であふれていました。私たちは豚汁や肉まんで体を温めました。

外に出るととても寒いので、直ぐに下り始めました。
下りはスピードが出るので注意が必要です。特にカーブでは、バスが大回りで反対車線にはみ出してくることがあったので、すこし怖い思いをしました。

途中、大きな雪渓がある斜面を多くの人が上ったり、スキーやスノボーで滑っているのが見えました。いろんな楽しみ方があるんですね。
大雪渓です

下りの途中で多くのローディさんとすれ違いました。レースに向けて試走している人も多いと思います。一番後ろで下りて来た妻によると、下の息子は何人ものローディさんに二度見をされていたそうです。ロードで乗鞍を上る子供はめずらしいのでしょうね。

上りは大変でしたが、下りはあっと言う間です。ゲートで係員さんに「お疲れ様」と声をかけられました。さらに下って観光センターの駐車場に到着です。自転車を分解して輪行袋に詰めて、一汗流しにすぐ近くの日帰り温泉施設「湯けむり館」に行きました。硫黄温泉の白く濁った湯につかって、ヒルクライムの疲れを癒します。
湯けむり館で疲れを癒します

温泉から出ると時間はちょうど昼食時なので、観光センターから少し坂を上った「メイプル」というカフェでご飯を食べました。チーズがいっぱい乗った手作りピザでみんな満腹になりました。

それから松本市内を目指しました。今夜は浅間温泉で宿泊することになっていますが、その前に松本城の見学です。

でも、暑くて暑くて、みんなグロッキー気味です。乗鞍との温度差がありすぎです。早々と切り上げ、宿泊先の「地本屋さん」へ。
宿でしばらくくつろいで、明日上る激坂を見学に行きました。妻と上の息子は、絶対無理と既に白旗状態です。

少し浅間温泉街を歩いた後、宿に戻って食事をしました。とても食べきれない量で、たいへん満腹になりました。
その後、温泉にゆっくりつかり、念入りに脚の疲れをとりました。
部屋に戻って、信州ワインを楽しんで、早めに床につきました。
さて、明日は美ヶ原の坂を上りきれるでしょうか?