5月19日に京都コンサートホールに京都市交響楽団第623回
定期演奏会を聴きに行った。
指揮は広神淳一さん。
最初に演奏されたのがバーンスタインの交響組曲 波止場
遠いところへ響くようなホルンが鳴る。
そこにいろいろな管楽器の音色が重なる。
ティンパニが鳴る。
ジャズ風のモチーフが混沌と出てくる。
不安げに緊張を持っておどろおどろしく音楽が進む。
ファゴットの音が船の汽笛のように印象深く響く。
音楽が静かになってフルートが美しく歌う。
バイオリンが線の細い旋律をそれにつづいて奏でる。
ビオラが映画音楽のようにある情景を想像させるように歌う。
一瞬マーラーの交響曲第5番の第四楽章を思い出す。
広上さんが指揮台の上で機会仕掛けの人形のように踊っている。
再びホルンが遠くに向かって歌う。
深く、情感豊かな弦のメロディーがつづいて出る。
旋律が少し東洋風に聞こえるところもある。
混沌とした高まりのなかで音楽が終わる。
全体にステージのそで、客席からは見えないところから出ている音が
効果的だった。
次に演奏されたのがショスタコーヴィチの交響曲第9番。
第一楽章
ちょっとライトな入りかた。
広上さんは指揮棒を放して指揮台の上でコミカルに踊っておられる。
こういう指揮の仕方もあるのかなと思う。
演奏は少し旋律の鮮やかさにかけるようにも思える。
ダンスもいいけれど指揮者は体幹を固定させることも
大切と思う。
指揮者の体幹が柔らかくなると音楽の体幹も柔らかくなるように思える。
もちろんそれが狙いでなさっているのかもしれないけれど。
バイオリンのソロが少し過度におどけすぎかなとも思った。
第二楽章
クラリネットのソロがたっぷりと歌っていてうまい。
木管相互の掛け合いもとてもうまい。
それにつづく弦もいい感じで音楽が進む。
フルートもたっぷりと旋律を歌っている。
バイオリンを中心とした旋律もうまく出ていた。
第三楽章
クラリネットがおどろおどろしく歌う。
弦楽器も緊張感のある音を出している。
かなりすばらしい。
ファゴットと金管の重厚なファンファーレもかなりうまいと思った。
第四楽章
ファゴットが慎重に歌う。
バイオリンがそれに続く。
続いてクラリネットなど木管が入るところから
テンポが速くなる。
うまく音楽が進んでいく。
指揮台では広上さんがいろんな種類のダンスを踊っている。
弦の突っ込みが少しあまいと思うところもある。
音楽終盤にむかっての盛り上げは気合いが乗っている。
コーダに向かって指揮者のダンスはうまいなと思った。
20分の休憩をはさんで次に演奏されたのが
バーンスタインの交響曲第2番 不安の時代。
木管に続いてピアノがフランス音楽風の和音を奏でる。
そこに弦と管が加わって音楽が華やぐ。
ショスタコーヴィチを思い浮かべる場面があったり
ラヴェルを思い浮かべる場面があったりする。
はじめて聴く曲なのでボケーっとしている時間もあったけれど
途中で河村尚子さんのピアノがかなり熱演であることに気づく。
はじめて聴く曲なのでボーッとしていた時間も結構長く
演奏の印象がまとまらないうちに音楽が終わってしまった
側面もあった。
広上さん最後は指揮台でジャンプして音楽が終わった。
定期演奏会を聴きに行った。
指揮は広神淳一さん。
最初に演奏されたのがバーンスタインの交響組曲 波止場
遠いところへ響くようなホルンが鳴る。
そこにいろいろな管楽器の音色が重なる。
ティンパニが鳴る。
ジャズ風のモチーフが混沌と出てくる。
不安げに緊張を持っておどろおどろしく音楽が進む。
ファゴットの音が船の汽笛のように印象深く響く。
音楽が静かになってフルートが美しく歌う。
バイオリンが線の細い旋律をそれにつづいて奏でる。
ビオラが映画音楽のようにある情景を想像させるように歌う。
一瞬マーラーの交響曲第5番の第四楽章を思い出す。
広上さんが指揮台の上で機会仕掛けの人形のように踊っている。
再びホルンが遠くに向かって歌う。
深く、情感豊かな弦のメロディーがつづいて出る。
旋律が少し東洋風に聞こえるところもある。
混沌とした高まりのなかで音楽が終わる。
全体にステージのそで、客席からは見えないところから出ている音が
効果的だった。
次に演奏されたのがショスタコーヴィチの交響曲第9番。
第一楽章
ちょっとライトな入りかた。
広上さんは指揮棒を放して指揮台の上でコミカルに踊っておられる。
こういう指揮の仕方もあるのかなと思う。
演奏は少し旋律の鮮やかさにかけるようにも思える。
ダンスもいいけれど指揮者は体幹を固定させることも
大切と思う。
指揮者の体幹が柔らかくなると音楽の体幹も柔らかくなるように思える。
もちろんそれが狙いでなさっているのかもしれないけれど。
バイオリンのソロが少し過度におどけすぎかなとも思った。
第二楽章
クラリネットのソロがたっぷりと歌っていてうまい。
木管相互の掛け合いもとてもうまい。
それにつづく弦もいい感じで音楽が進む。
フルートもたっぷりと旋律を歌っている。
バイオリンを中心とした旋律もうまく出ていた。
第三楽章
クラリネットがおどろおどろしく歌う。
弦楽器も緊張感のある音を出している。
かなりすばらしい。
ファゴットと金管の重厚なファンファーレもかなりうまいと思った。
第四楽章
ファゴットが慎重に歌う。
バイオリンがそれに続く。
続いてクラリネットなど木管が入るところから
テンポが速くなる。
うまく音楽が進んでいく。
指揮台では広上さんがいろんな種類のダンスを踊っている。
弦の突っ込みが少しあまいと思うところもある。
音楽終盤にむかっての盛り上げは気合いが乗っている。
コーダに向かって指揮者のダンスはうまいなと思った。
20分の休憩をはさんで次に演奏されたのが
バーンスタインの交響曲第2番 不安の時代。
木管に続いてピアノがフランス音楽風の和音を奏でる。
そこに弦と管が加わって音楽が華やぐ。
ショスタコーヴィチを思い浮かべる場面があったり
ラヴェルを思い浮かべる場面があったりする。
はじめて聴く曲なのでボケーっとしている時間もあったけれど
途中で河村尚子さんのピアノがかなり熱演であることに気づく。
はじめて聴く曲なのでボーッとしていた時間も結構長く
演奏の印象がまとまらないうちに音楽が終わってしまった
側面もあった。
広上さん最後は指揮台でジャンプして音楽が終わった。