名古屋のカレーショップに名古屋名物カレーというメニューがあって、写真を見ると味噌カツと、エビフライと名古屋コーチンを思しきチキンがトッピングされている。
確かに、名古屋名物ばかりのトッピングだけれど、こんなこてこてのメニュー誰がたのむのだろう、店の宣伝のためにとりあえずメニューに書いてあるだけの可能性もあると思っていた。
そうしたら、今日のお昼にカレーショップの仲居のお姉さんが「はい、名古屋名物カレー出ます」という声が聞こえてきた。
ええ? ほんまに名古屋名物カレー頼んだ人がいるんやと思って、実物を見ようと思って身を乗り出したら、カウンターについ立てのように並んでいる、コロナ対策のシールドに隠れて見えなかった。
ついたての上からのぞくのはさすがに頼んだ人に失礼というか、「何のぞいてるんや、見世物やないんやで」と言われるのが怖くてできなかった。
まあ、こういうところにもコロナの影響はまだ色濃くでているということがよくわかる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
このカレーショップはカレーと一緒に天かすと福神漬けが出てくる。
僕はカレーを食べるとかなり汗だくになる体質だ。
昔、会社で「牛丼の並、つゆだく」をもじって、「カレーの並み 汗だく」と言って受けてた人がいたけれど、僕も並みの辛さで汗だくになってしまう。
それで、カレーを食べ終わって、ハンカチで汗をぬぐってから、福神漬けをカレーのお皿に盛って、デザートのようにいただく というのがいつもの習慣になっている。
どこのカレーショップにいってもこの順序はかわらない。
ところが、このカレーショップの仲居さんはちょっとせっかちな人で、僕がカレーを食べ終わって汗を拭いているうちに福神漬けを下げてしまう。
下げないでくださいと、文句を言おうと思ったのだけれど、逆に、仲居さんは、食べ終わったのを見届けて下げるという習慣なので、僕も仲居さんもお互いに習慣を変えるのは難しい。
しかも、お昼時のカウンターは忙しいので、余計に気を使うことになるし。
それで、自分の順序を変えたほうが早いと思って、今日は福神漬けを、カレーが来ると同時にお皿に盛った。
福神漬けとカレーのルーが混じるのはあまり好きではないけれど、まあこれも慣れかなと思う。
すると、案の定、仲居さんは僕が食べ終わって汗をぬぐっている間に福神漬けを下げた。
まあ、そのタイミングでごちそうさま、と言えたので、よかったとは思うけれど。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
以前、会社で、牛丼をいつも卵と一緒に注文しているうちに、卵をかけないと牛丼を食べたような気がしないので、せめて卵の代金だけでも節約したいと思ったときに困る と言っていた人がいた。
ここのカレーショップは卵がはじめからついてくる。
それに味をしめたら、他のカレーショップでも卵をオプションで注文するケースが増えてしまった。
「僕、卵をかけないと牛丼食べたような気がしない」と言っていた人の気持ちわかるなと思う。
まあ、お店のほうとしては、そうやってちょっとずつトッピングの味に客がなれることで客単価が上がるというしくみなのだろうけれど、、、。
誘惑に負けてはいけない。 我慢のし過ぎもよくないけれど、、、・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ある方とご一緒して、僕が手を体の真ん中で合わせていたら、その方は「手を楽にしてください」とおっしゃった。
僕、その時は、手を真ん中で合わせるのが楽だから手を真ん中で合わせていた。
これは、人それぞれの感覚の違いだと思う。
その方にとっては手を真ん中で合わせるよりも下におろすほうが楽なのだろうと思った。
僕も、もちろん手を下におろすほうが楽なこともあって、それはケースバイケースなのだけれど、、、。
ただ、一般に、女性のほうが男性よりも身体の感覚は意識することが多いし、敏感だし、他人の感覚を想像する能力にも長けているように思う。
なので、女性は男性よりも身体の感覚を表現する言葉が豊富だ。
歌声教室に行ってた頃、基本的に男の先生はみんながお手本通りにできているかどうかをチェックする。
できていればOK という感覚だ。
女性の先生は、「もっと口に水を含んでいるような感覚で。息はあばら骨の側面に入れる感覚で、もっと上、わきの下くらいを意識しましょう。
音が高くなるにつれて、振動が上のほうに上がってくる感覚で。はい、上の唇から鼻、眉毛のあたりまで上がってきましたか?はい、もっと上、こんどは頭のつむじから上に抜ける感覚で、今度はそれが後頭部に回ります」などと、無尽蔵なのではないかと思うほど言葉が出てくる。
それだけ、身体の感覚を豊かにつかんでいるのだろうとも思える。
・・・・・・・・・・・・・・・
ところで、僕は歯医者に行くと、足の筋肉に力が入って足がピンと伸びてしまう癖がある。
そういうのを見ると男の歯科医は、「何?これ」という感覚だけれど、女性の先生は割と「まあ、ようわからんけど、この人は足がピンとなるんや」ととらえてくださる場合が多い。
男の先生に、「何。これ?」みたいな顔をされるのが嫌で、ある時をさかいに、ずっと女性の歯科医師のところに行くようになった。
あるとき女性の歯科医師が僕の口をあけたので足に力が入ってピンとなったらその歯科医師は「まだ、口開けただけで何もしてませんよ。怖いんですか?」と僕に言った。
大阪の女性だなと思った。「はい。怖いです」と答えた。
それはともかく いちにち いちにち 無事に過ごせますように それを第一に願っていきたい。
おまけ
吉幾三さんの雪国をカラオケボックスで歌いICレコーダーで録音したものをアップします。
聴いてくださるとうれしいです。
確かに、名古屋名物ばかりのトッピングだけれど、こんなこてこてのメニュー誰がたのむのだろう、店の宣伝のためにとりあえずメニューに書いてあるだけの可能性もあると思っていた。
そうしたら、今日のお昼にカレーショップの仲居のお姉さんが「はい、名古屋名物カレー出ます」という声が聞こえてきた。
ええ? ほんまに名古屋名物カレー頼んだ人がいるんやと思って、実物を見ようと思って身を乗り出したら、カウンターについ立てのように並んでいる、コロナ対策のシールドに隠れて見えなかった。
ついたての上からのぞくのはさすがに頼んだ人に失礼というか、「何のぞいてるんや、見世物やないんやで」と言われるのが怖くてできなかった。
まあ、こういうところにもコロナの影響はまだ色濃くでているということがよくわかる。
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このカレーショップはカレーと一緒に天かすと福神漬けが出てくる。
僕はカレーを食べるとかなり汗だくになる体質だ。
昔、会社で「牛丼の並、つゆだく」をもじって、「カレーの並み 汗だく」と言って受けてた人がいたけれど、僕も並みの辛さで汗だくになってしまう。
それで、カレーを食べ終わって、ハンカチで汗をぬぐってから、福神漬けをカレーのお皿に盛って、デザートのようにいただく というのがいつもの習慣になっている。
どこのカレーショップにいってもこの順序はかわらない。
ところが、このカレーショップの仲居さんはちょっとせっかちな人で、僕がカレーを食べ終わって汗を拭いているうちに福神漬けを下げてしまう。
下げないでくださいと、文句を言おうと思ったのだけれど、逆に、仲居さんは、食べ終わったのを見届けて下げるという習慣なので、僕も仲居さんもお互いに習慣を変えるのは難しい。
しかも、お昼時のカウンターは忙しいので、余計に気を使うことになるし。
それで、自分の順序を変えたほうが早いと思って、今日は福神漬けを、カレーが来ると同時にお皿に盛った。
福神漬けとカレーのルーが混じるのはあまり好きではないけれど、まあこれも慣れかなと思う。
すると、案の定、仲居さんは僕が食べ終わって汗をぬぐっている間に福神漬けを下げた。
まあ、そのタイミングでごちそうさま、と言えたので、よかったとは思うけれど。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
以前、会社で、牛丼をいつも卵と一緒に注文しているうちに、卵をかけないと牛丼を食べたような気がしないので、せめて卵の代金だけでも節約したいと思ったときに困る と言っていた人がいた。
ここのカレーショップは卵がはじめからついてくる。
それに味をしめたら、他のカレーショップでも卵をオプションで注文するケースが増えてしまった。
「僕、卵をかけないと牛丼食べたような気がしない」と言っていた人の気持ちわかるなと思う。
まあ、お店のほうとしては、そうやってちょっとずつトッピングの味に客がなれることで客単価が上がるというしくみなのだろうけれど、、、。
誘惑に負けてはいけない。 我慢のし過ぎもよくないけれど、、、・。
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ある方とご一緒して、僕が手を体の真ん中で合わせていたら、その方は「手を楽にしてください」とおっしゃった。
僕、その時は、手を真ん中で合わせるのが楽だから手を真ん中で合わせていた。
これは、人それぞれの感覚の違いだと思う。
その方にとっては手を真ん中で合わせるよりも下におろすほうが楽なのだろうと思った。
僕も、もちろん手を下におろすほうが楽なこともあって、それはケースバイケースなのだけれど、、、。
ただ、一般に、女性のほうが男性よりも身体の感覚は意識することが多いし、敏感だし、他人の感覚を想像する能力にも長けているように思う。
なので、女性は男性よりも身体の感覚を表現する言葉が豊富だ。
歌声教室に行ってた頃、基本的に男の先生はみんながお手本通りにできているかどうかをチェックする。
できていればOK という感覚だ。
女性の先生は、「もっと口に水を含んでいるような感覚で。息はあばら骨の側面に入れる感覚で、もっと上、わきの下くらいを意識しましょう。
音が高くなるにつれて、振動が上のほうに上がってくる感覚で。はい、上の唇から鼻、眉毛のあたりまで上がってきましたか?はい、もっと上、こんどは頭のつむじから上に抜ける感覚で、今度はそれが後頭部に回ります」などと、無尽蔵なのではないかと思うほど言葉が出てくる。
それだけ、身体の感覚を豊かにつかんでいるのだろうとも思える。
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ところで、僕は歯医者に行くと、足の筋肉に力が入って足がピンと伸びてしまう癖がある。
そういうのを見ると男の歯科医は、「何?これ」という感覚だけれど、女性の先生は割と「まあ、ようわからんけど、この人は足がピンとなるんや」ととらえてくださる場合が多い。
男の先生に、「何。これ?」みたいな顔をされるのが嫌で、ある時をさかいに、ずっと女性の歯科医師のところに行くようになった。
あるとき女性の歯科医師が僕の口をあけたので足に力が入ってピンとなったらその歯科医師は「まだ、口開けただけで何もしてませんよ。怖いんですか?」と僕に言った。
大阪の女性だなと思った。「はい。怖いです」と答えた。
それはともかく いちにち いちにち 無事に過ごせますように それを第一に願っていきたい。
おまけ
吉幾三さんの雪国をカラオケボックスで歌いICレコーダーで録音したものをアップします。
聴いてくださるとうれしいです。