ケンのブログ

日々の雑感や日記

感覚的なこと

2021年12月13日 | 日記歌入り
名古屋のカレーショップに名古屋名物カレーというメニューがあって、写真を見ると味噌カツと、エビフライと名古屋コーチンを思しきチキンがトッピングされている。

確かに、名古屋名物ばかりのトッピングだけれど、こんなこてこてのメニュー誰がたのむのだろう、店の宣伝のためにとりあえずメニューに書いてあるだけの可能性もあると思っていた。

そうしたら、今日のお昼にカレーショップの仲居のお姉さんが「はい、名古屋名物カレー出ます」という声が聞こえてきた。

ええ? ほんまに名古屋名物カレー頼んだ人がいるんやと思って、実物を見ようと思って身を乗り出したら、カウンターについ立てのように並んでいる、コロナ対策のシールドに隠れて見えなかった。

ついたての上からのぞくのはさすがに頼んだ人に失礼というか、「何のぞいてるんや、見世物やないんやで」と言われるのが怖くてできなかった。

まあ、こういうところにもコロナの影響はまだ色濃くでているということがよくわかる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
このカレーショップはカレーと一緒に天かすと福神漬けが出てくる。

僕はカレーを食べるとかなり汗だくになる体質だ。

昔、会社で「牛丼の並、つゆだく」をもじって、「カレーの並み 汗だく」と言って受けてた人がいたけれど、僕も並みの辛さで汗だくになってしまう。

それで、カレーを食べ終わって、ハンカチで汗をぬぐってから、福神漬けをカレーのお皿に盛って、デザートのようにいただく というのがいつもの習慣になっている。

どこのカレーショップにいってもこの順序はかわらない。

ところが、このカレーショップの仲居さんはちょっとせっかちな人で、僕がカレーを食べ終わって汗を拭いているうちに福神漬けを下げてしまう。

下げないでくださいと、文句を言おうと思ったのだけれど、逆に、仲居さんは、食べ終わったのを見届けて下げるという習慣なので、僕も仲居さんもお互いに習慣を変えるのは難しい。

しかも、お昼時のカウンターは忙しいので、余計に気を使うことになるし。

それで、自分の順序を変えたほうが早いと思って、今日は福神漬けを、カレーが来ると同時にお皿に盛った。

福神漬けとカレーのルーが混じるのはあまり好きではないけれど、まあこれも慣れかなと思う。

すると、案の定、仲居さんは僕が食べ終わって汗をぬぐっている間に福神漬けを下げた。

まあ、そのタイミングでごちそうさま、と言えたので、よかったとは思うけれど。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
以前、会社で、牛丼をいつも卵と一緒に注文しているうちに、卵をかけないと牛丼を食べたような気がしないので、せめて卵の代金だけでも節約したいと思ったときに困る と言っていた人がいた。

ここのカレーショップは卵がはじめからついてくる。

それに味をしめたら、他のカレーショップでも卵をオプションで注文するケースが増えてしまった。

「僕、卵をかけないと牛丼食べたような気がしない」と言っていた人の気持ちわかるなと思う。

まあ、お店のほうとしては、そうやってちょっとずつトッピングの味に客がなれることで客単価が上がるというしくみなのだろうけれど、、、。

誘惑に負けてはいけない。 我慢のし過ぎもよくないけれど、、、・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ある方とご一緒して、僕が手を体の真ん中で合わせていたら、その方は「手を楽にしてください」とおっしゃった。

僕、その時は、手を真ん中で合わせるのが楽だから手を真ん中で合わせていた。

これは、人それぞれの感覚の違いだと思う。

その方にとっては手を真ん中で合わせるよりも下におろすほうが楽なのだろうと思った。

僕も、もちろん手を下におろすほうが楽なこともあって、それはケースバイケースなのだけれど、、、。

ただ、一般に、女性のほうが男性よりも身体の感覚は意識することが多いし、敏感だし、他人の感覚を想像する能力にも長けているように思う。

なので、女性は男性よりも身体の感覚を表現する言葉が豊富だ。

歌声教室に行ってた頃、基本的に男の先生はみんながお手本通りにできているかどうかをチェックする。

できていればOK という感覚だ。

女性の先生は、「もっと口に水を含んでいるような感覚で。息はあばら骨の側面に入れる感覚で、もっと上、わきの下くらいを意識しましょう。

音が高くなるにつれて、振動が上のほうに上がってくる感覚で。はい、上の唇から鼻、眉毛のあたりまで上がってきましたか?はい、もっと上、こんどは頭のつむじから上に抜ける感覚で、今度はそれが後頭部に回ります」などと、無尽蔵なのではないかと思うほど言葉が出てくる。

それだけ、身体の感覚を豊かにつかんでいるのだろうとも思える。

・・・・・・・・・・・・・・・
ところで、僕は歯医者に行くと、足の筋肉に力が入って足がピンと伸びてしまう癖がある。

そういうのを見ると男の歯科医は、「何?これ」という感覚だけれど、女性の先生は割と「まあ、ようわからんけど、この人は足がピンとなるんや」ととらえてくださる場合が多い。

男の先生に、「何。これ?」みたいな顔をされるのが嫌で、ある時をさかいに、ずっと女性の歯科医師のところに行くようになった。

あるとき女性の歯科医師が僕の口をあけたので足に力が入ってピンとなったらその歯科医師は「まだ、口開けただけで何もしてませんよ。怖いんですか?」と僕に言った。

大阪の女性だなと思った。「はい。怖いです」と答えた。

それはともかく いちにち いちにち 無事に過ごせますように それを第一に願っていきたい。

おまけ
吉幾三さんの雪国をカラオケボックスで歌いICレコーダーで録音したものをアップします。
聴いてくださるとうれしいです。

雪国mp4

吉幾三の雪国をカラオケボックスで歌いICレコーダーで録音しました。

youtube#video

 


ルールを守って安全に

2021年12月13日 | 日記
気温などはあまり細かくチェックしていないけれど、12月に入ってさすがに寒いなと思う。

新聞にプロレスの三沢光晴さんが2009年の試合中にバックドロップをかけられて亡くなった事件のことが出ている。

記事によると、プロレスの基準だとそれほど危険な技をかけたわけではないけれど、不運が重なってこのような痛ましいことになってしまったという主旨のことが書いてある。

本当に、三沢選手にバックドロップをかけた選手も断腸の思いだったろうし、そのような事故を想像するだけで、胸がキューっと苦しくなってくる。

僕、プロレスはほとんど知らない。何気に見ていると相撲に比べて動作が緩慢に見えるけれど、やはり厳しい世界なんだなとしみじみと思う。

それは、格闘技好きが見に来るのだから、適当に軽くやっていたら人気がなくなってしまうだろうし、本当に何事もプロというのは命がけなんだなと思う。

その横に、日大理事長の汚職事件関連の記事が出ている。

この人も相撲、つまり格闘技関係の人らしい。

・・・・・・・・・・・・・

そんなことを考えていたら、連想でいろいろ考えが頭に巡ってくる僕の癖で、2.3年前に日大のアメフトの選手が、パスを終えて、力を抜いて脱力状態になった相手チームの選手に後ろからタックルしてケガをさせた事件を思い出した。

あの時の映像をあらためて見ると、本当に相手の選手がパスをしてほっとして力を抜いた瞬間を真後ろから襲っていて、いかに指導者からの指示とは言えよくあんなことができるものだと思ってしまう。

ルール通りにやっても落としどころが悪いと死亡事故になってしまうのに、、、。

この日大アメフト部のタックルに関して落合博満さんは「プロでは起きない事件。なぜならプロなら生活がかかっているから自制心が働くから」とコメントしておられる。

落合さんらしくそれだけ語っているだけだけれど、要するにプロがそんな力を抜いた相手を真後ろから襲ったりしたら、報復行為が待っているからということが言いたいのだと思う。

ルール通りにやることがお互いに最大限、安全に、過ごせることを少ない言葉数で落合さんが教えてくれているような気がする。

・・・・・・・・・・・・・

それに関連して、自動車の車間距離ということにも連想が及んだ。

道を自動車で走っていると、自分も車間距離を詰めて走られることもあるし、また、他の自動車が車間距離を詰められているさまを見ることもある。

見ていると、大概の車は車間距離を詰められると速度が落ちる。

それはそうだと思う、車間距離を詰められれば、だれでも危ないと思う。

危ないと思ったときに、人間の本能として速度を上げる人はあまりいないと思う。

それが自然の摂理だと感じる。

それで、車間距離をテーマにした動画を見ていたら、やはり、その動画のレクチャーでも車間距離を詰められた車は危険を感じて速度が落ちると出ていた。

ならば、車間距離をつめるひとは何のために詰めているのだろう?

いやがらせのためか?

そうは思いたくないけれど。

いやに、車間距離をつめてくるなあと思って、信号停止の時に後ろを見ると、前傾姿勢で運転している女性ということも案外多いということに最近気づいた。

女性のあおり運転ってあんまり聞かないから、きっとそういう場合は、前傾姿勢で運転しているうちに自然に車間距離が短くなってしまうのだろう。

ちなみに、安全な車間距離は一般道の場合速度-25メートル つまり時速60キロの時だったら60-25=35メートルだという。

高速道路の場合は速度=車間距離 つまり時速80キロメートルなら80メートルとその動画サイトに出ていた。

若いときに、八王源先生に車間距離を詰められると怖いという話をしたら、八王源先生は「そういうときはどしゃべったればええんや」とおっしゃった。

「どんなふうにどしゃべればいいですか」と僕が言ったら。

「そら、相手のとこに行って『おまえさん、車間距離つめてくるけど、それで俺がスピード出しすぎて事故したら、おまえさん責任負ってくれるんか』とこう、どしゃべったったらええんや」と真面目くさっておっしゃっていた。

※どしゃべる は岐阜の方言で強くものを言うという意味です。

それは、先生は、八百屋の競り市などで鍛えてるからそんなしゃべりかたもできるだろうけど僕にはとても無理だと思って話を聞いていた。

その手の、八王源先生の話で一番面白かったのは、近所の八百屋さんが八王源先生の豆腐の値札を見に来て、いつもそれより一円安い値段で売る。

最後は八王源先生、頭にきて原価割れで豆腐売ったった とおっしゃっていた。

まあ、先生ならやりかねないことだなと思う。

スポーツも、道路交通も、価格競争も ルールを守って少しでも多くの人が安全に過ごせるようにしたいものだなと思う。

それはともかく いちにち いちにち 無事に過ごせますように それを第一に願っていきたい。