たままま生活

子育ての間にこっそりおでかけ・手作り・韓国語・・・。
多趣味な毎日を紹介します。

『読める』ってなんだろう??

2012-12-19 21:56:44 | 韓国語
韓国語の本はバンバン読んでいるんですけど、

時々読めなくなってしまうことがあります。(脱落→放置)


登場人物が多くて複雑なものって、一気に読み切らないと脱落することが多いです。
あと、荒唐無稽な話はついていけないな~。
面白い話だと何百ページでも行けるのにね。


一般に辞書なしで外国語が「読める」には90%の語彙力が必要と言われます。
10単語に一つくらいなら知らない単語でも想像力で補える、というわけですね。
95%あると、かなり楽なはず。
本を開いて、最初の1ページ目のわからない単語に線をひいたり附箋をはったりしてみると
自分のわからない単語がどのくらいあるかわかります。

語彙に関しては作家によって傾向がはっきり分かれます。
語彙の豊かな作家は、外国語読者にはちょっと厳しかったり・・・
大好きなはずのパク・ワンソ作家もたまに脱落してしまうのはこのケース。

文章の長さも作家によっていろいろで、複文・重文は日本語と同じですから
長い作家はめちゃくちゃ長いです。主語がどこで述語がどこかわからん・・なんてことも。
キム・ジュンヒョク作家は本当にわかりやすい単語で、1文も短いです。
(文の長さを比較してエクセルで表にしたことがあります・・・オタクなので)




あと、読むのってやっぱりしんどいので
ストーリーがわかってスッキリする醍醐味がないと。
短め完結がいいですよね。

前半はしんどいけど、後半はおもしろくて一気に読んじゃった!というケースもあるし、
そこまでたどり着けないものもあります。

その点、短編小説集ってあたりだはずれだと思いながらも少しずつ読めるからいいですよね、
どこから読んでもいいし。

数式(分数)にするとこんな感じ?


面白さ×好み(ん?一緒か??)
ーーーーーーーーーーーーーーー
長さ×むずかしさ

これが1を割ると脱落するとか。

だから、一文が長くて、難しい単語も多い、チョンミョングァンを800ページ読み切るってことは、
それだけめちゃくちゃストーリーがいいってことですよ!

でも翻訳されるのは望み薄・・・
なぜなら2巻本だから。



「留学中にベストセラーを買ってしまって、表紙を開いて、静かに閉じました」
なんて若い人の多いこと。もったいない!!

そういう意味で、BookCafeの後輩に最初におすすめするのは
2~3ページのエッセイです。
返さなきゃ・・という気持ちが負担にならないように
コピーをすすめてます。書き込みもできるしね。

明日のBookCafeでは『ソンテ マンテ プリブンテ』をみんなで読んでみようかな、と思ってます。
短め、3ページ以内の、そしてちょっといい話を選んでいくつかファイルにしてみました。



BookCafe番外編で一緒に読んでみませんか?

興味のある方はメールください。