ガマの穂。
蓮池の横にずら~っと並んでいました。
このガマの穂にラメ入り金粉まぶしたり、色んな色にカラーリングしてお花屋さんで売られてるんですって。
ちょっと可愛そうな気もしますが。
菱の葉。
葉っぱが菱形。
確か黒い尖った実ができたような気がします。
ヘメロカリスという花。
ニッコウキスゲの品種改良された花。
ギリシャ語で「1日の美しさ」。
こんなに綺麗に咲く花の命はわずか1日。
(九重 千町無田水田公園にて)
野球ブログになりつつある私の小さな幸せ。
今日は、広島カープの黒田投手で勝ったので余裕で違うネタ行きます。
心が優しくなるお話です。
少し長くなりますが、「もういいでしょう、tamiさん」なんて言わないで。
ここのところ報道されるニュースは悲しいものばかり。
そんな中、夕方のローカルニュース(TOSスーパーニュース)の画面に
「別府の忠犬物語」
という文字。
このお話は、一通のメールがTOSに届いたことからはじまりました。
そのメールの内容。
忠犬ハチ公がいます!
別府の関の江のマルショク前の信号の所に、3ヶ月位前から、黒白のかわいい犬が、毎朝、通り過ぎる車を目で追っています!!
捨てられたのでしょうか・・・・車を見つめる目が、とても淋しそうです。
里親でも探してあげたらどうでしょうか?
そこで、このワンちゃんの取材をすることに。
随分前に、2匹の犬を空き地の木につないで立ち去っって行くのを見た人がいました。
一匹は鎖を外し、交通量の多い国道に飛び出し交通事故死。
残ったワンちゃんはその空き地で野良犬になりました。
専門家の方がその犬を診て
「随分いじめられたのでしょう。人間不信になっていますね。」
でも一人だけ心を許している人がいました。
その空き地のご近所に住んでいるおばさん。
ずっと
「ノラ」
って言いながら、餌をやり続け、犬小屋まで置いてあげました。
そのおばさんの家にはすでに犬を飼っているので、その野良犬を家に連れては帰れなかったのですね。
いじめられながらも、おばさんに餌を貰いながら、ひたすら元の飼い主が迎えに来てくれるものと信じているかのように、車を見つめ待ち続けるノラ。
朝、夕、毎日同じ時間、同じ場所で。
このニュースを知った方が、ノラを引き取りたいと申し出たのです。
お寺の住職さん。
おばさんは首輪を持ってノラの犬小屋に向かいます。
でも、いつもとは違う雰囲気に小屋から出てこないノラ。
時間をかけ、なんとか首輪をつけ、おばさんはノラに同行して一路住職さんの住むお寺に。
お寺に着いたものの、今度は車から降りようとしないノラ。
おばさんは、ノラの頭や体を撫でながら
「可愛がってもらうんだよ」
と何回も何回も耳元で言って聞かせます。
そして、ノラとおばさんの涙、涙のお別れです。
しかし、人間不信のノラの心を解きほぐすのはたやすいことではありません。
この住職さん、ノラの犬小屋の横に寝袋を持ち込み、寝起きを共にしたのです。
名前も檀家の皆さんにも愛されるようにと「アイ」という名前に変えてあげました。
そして、その後のアイの様子が取材され、元気に飛びまわっている姿が画面に映し出されました。
もう生まれた時から、ずっとここのお寺で育ったように見えました。
犬を飼ったことがないから良くわからないのですが、生まれてしばらくは本当に可愛がられて育ったんじゃないかと思うんです。
だから、いつかは迎えに来てくれると、来る日も来る日も車を見つめ続けていたのかもしれません。
住職さんの心からの愛情に接して、愛された記憶が戻ったのかも。
でも、そんなアイの幸せな今日があるのも、餌をやり続けたおばさんの慈愛があったからこそです。
もし、もし、このニュースを、最初の飼い主が観ていたらどんな気持ちになったでしょうね。
朝から夜まで、毎日、暗いニュースばかり。
当然のごとく、連鎖のように似たような事件が必ず起きます。
こんな心がほっとするニュースも取材すればもっともっとあるはず。
1日1回でもそんな心が優しくなるようなニュースを流してくれれば、優しさの連鎖が起きるのではないかと思うのですが、どうでしょう?
やっぱり文章、長過ぎましたね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
今日の私の小さな幸せ
7月の月間NVP
黒田投手と栗原内野手。
広島が投手、打者二人選ばれたのは2000年4月、佐々岡、前田以来ですって。
きゃ~とっても嬉しい。