小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

竹宵その2

2007-11-04 23:26:46 | 小さな気付き

龍原寺三重塔

 

 

太子塔とも呼ばれ聖徳太子を祀る塔でもある

安政5年(1858)に竣工したこの塔は九州に二つしかない江戸期の木造三重塔の一つとして知られている

 

 

臼杵城跡

大友宗麟によって築かれ、江戸時代は臼杵5万石の城として幾多の歴史を積み重ねてきた

 

 

般若姫伝説の由来

炭焼き小五郎(後の真名長者)の妻を玉津姫といい、二人の間に般若姫という気高く美しく、世間で評判の娘がいました。

そのうわさを聞いた朝廷は、妃として都へ差し出すよう命じますが、長者はそれを拒み、代わりに姫の姿を描き写した「玉絵箱」を差し出しました。

ところがその箱の絵姿を見て恋心を抱いたのが橘の豊日の皇子(後の用明天皇)でした。

 

 

皇子は般若姫に逢うため、牛飼いに身をやつし、長者のもとへやって来ました。

やがて愛し合うふたりは結ばれ、幸せな日々を過ごしましすが、朝廷に呼び戻され、身重の姫を残し都へ帰っていきました。

その後姫は、玉絵姫と言うかわいい児を出産しました。

やがて、姫は当時のならわしのために、生まれたばかりの玉絵姫を残し、都へ上がりましたが、途中で嵐に遭い帰らぬ人となってしまいました。

 

 

悲観のつのる長者は姫の供養のために石仏を彫らせました。

そのことを聞いた朝廷は、年に一度、夫妻のもとへ玉絵箱の里帰りを許しました。

秋の陽はとっぷりと暮れ、里人たちは竹の明りをともし、姫をお迎えするために足元を明るくしました。

第11回うすき竹宵 パンフレットより

 

今年の般若姫は大林監督の映画「22才の別れ」のヒロインを演じた鈴木聖奈さん。

般若姫行列の時の写真です。(この方は地元の方だそうです)

綺麗ですね。

 

 

今年で第11回目だとか。

こんな、素敵な行事を、知っていながら、今まで一回も行ったことがありませんでした。

今年初めて行って来ました。

ふふふ・・・ブログ書いてなかったら、絶対行ってないですね~。

臼杵市の皆様にご苦労様、ありがとうございました。

来年も行きますから!!!!

 

今日の私の小さな幸せ

バレー見ながらのフィギアスケート。

真央ちゃん、身長が伸びたんじゃないでしょうかね。

大人っぽくなりました。

やっぱり、上手いですね~。

でも、画面の上の文字、あれはどうにかなりませんかね。

親切で出しているのでしょうが・・・。

バレーボールの得点じゃないから、滑っている間はいらないような気がしますが。

試合結果がわかっているのって、安心してみていられる反面、ドキドキ感が味わえないですね。

 

コメント (27)
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竹宵その1

2007-11-04 00:26:15 | 小さな気付き

竹宵(たけよい)

 

臼と杵と書いて臼杵(うすき)

 

 

今夜(3日)と明日(4日)

 

 

年に一度、都より長者夫妻のもとへ里帰りする玉絵箱(般若姫)を、里人が竹に火を灯してお迎えする行事。

般若伝説の由来は明日・・・・・

 

 

市民の皆さん、地域、団体、スタッフ一丸となっての行事。

竹は毎年8月に伐採がはじまります。

 

 

こういうおもしろい「オブジェ」も。

みんな竹のなかにろうそうくがともされています。

後は長い竹です。

 

 

夕方、日が落ちてきたら、町のすべての竹に灯がともります。

 

 

色んな「ぼんぼり」「オブジェ」が工夫をこらして飾られています。

 

 

竹の中の光が、町全体にを優しく包みこんでいました。

素敵な、一夜でした。

いずれかの竹の中に、かぐや姫が・・・・。

 

今日の私の小さな幸せ

竹の中のろうそくの灯りに、別世界に迷い込んだようでした。

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