小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

イナバウアー旋風

2006-03-05 22:39:15 | スポーツ

世の中、「イナバウアー」という単語が飛び交っています。

ご本人の、荒川選手さえ

「イナバウアーは私より人気者になっている」

と、シアター・オン・アイス2006の時のインタビューで言われていました。

実家に帰ると、母でさえ

「今ね、イナバウアーさんがテレビに出ていたよ。」

と興奮気味に私の顔を見るなり、そう言うのです。

「え、荒川選手の事?」

って聞くと

「あんた、何にも知らんのんやね~。

イナバウアーって言う技は、昔、イナバウアーさんて言う人が最初にやってその人の名前がついたんよ・・・・・・」

私がちょっと聞きかじったことを、人にしゃべらないとおれないのは、この母の血をひいたようです。

イナバウアーの事を母の受け売りを書くより、お知りになりたい方は、http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060303&a=20060303-00000059-mai-spo

で、面白い使い方。

自民党の中川政調会長の言葉。

「フィギュアスケートの荒川静香選手がトリノ五輪で反り返った技を披露したが、衆院本会議で昨日、武部幹事長の周りが逆イナバウアー状態だった。」

ですって。皮肉?そんな皮肉に使われてもね~。

 

これは面白いです。笑ってください。

先週木曜日の朝日新聞、天野祐吉さんの「CM天気図」より

・・・・

とりわけ「よかったよかった」とよろこんだのは、トーヨーライスの社長さんだろう。

金芽米のCMに荒川選手とスピードスケートの加藤条治選手を起用したのはいいけれど、両選手とも金をとれなかったら、ちょっとカッコがつかなかったんじゃないだろうか。

ま、メダルがすべてではないが、どちらかが金をとってほしいと、社長さんは毎日、朝まで生テレビ状態だったに違いない。

その甲斐あって荒川選手の金がきまったあと、金芽米への問い合わせや注文が殺到し、400トンを見込んでいた月間生産量が500トンに達する勢いだというから、やはり、金の力はすごいものがある。

・・・・

いまごろ社長さんは、あまりのうれしさに、お得意先をイナバウアーでまわっているんじゃないだろうか。

 

もうこれ、朝、読んだとき爆笑してしまいました。

 

今日の新聞には、佐賀県の鳥栖市のうどん店「めん吉」が期間限定で「静香うどん」を売り出したんですって。

イナバウアーを丸天で表現し、靴をかまぼこ、頭は「トリノ」五輪で鳥肉、日の丸は卵。

この経営者は小泉首相誕生時に「純ちゃんうどん」を売り出したんですって。

 

あ~やっぱり、私、あの母の子。知ってる事み~んな書いちゃいました。

 

今日の私の小さな幸せ

ポッカポカのお日様にほしたお布団で、今晩眠る事ができるこ

と。

広島カープが横浜に勝った事。

 

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あっ、春!

2006-03-04 20:22:14 | 読書

昨日で、ひな祭りも終わり、ひな祭り寒波も行き過ぎました。

今日は、ポカポカと小春日和。

仏の里、国東でみ~っけ!

横でたんぽぽもひなたぼっこ。

              

ひな祭りは5節句の1つ。5節句全部ご存知?

1日遅れの節句のうんちく。

清少納言ちゃんに説明してもらいますね。

 

枕草子 橋本治著 (河出書房新社)

3月3日だと今の人は菱餅なんかを食べるけどさ、あたし達の時代はね、その日は草餅を食べたの。

3月の3日が草餅で、5月の5日がちまきでって、何月の何日には何を食べるって、そういうのが決まっていたのね。

特別なものを食べる日のことを”節日(せちにち)”って言うんだけどさ、その節日に食べるお供えのことを”節供(せく)””節供(せっく)”って言ったのね。

それが後になって、そういう節供を食べる日のことを”お節供(せっく)”っていうことになったんだけどね。

お節句って知ってるでしょ?

3月3日に5月5日に、7月7日も9月9日もお節句だったのよ。

このお節供を食べる”節日”っていうのがさ、そもそも”季節の替わり目”っていう意味があったのよ。

そろそろ季節が変わるからみんなで栄養のあるものを食べて体力つけましょうねっていう、そういう日だったのよ。

だから特別なお粥や草餅やちまきを食べたのよ。

どうせ不思議な顔すんでしょ?

「お粥のどこに栄養があるんだ?」

って。

どうせそうでしょうよ。

いいもんなんか食べていませんよ、あたし達の時代はァ!!

3月3日、5月5日、7月7日、9月9日、それに1月7日を5節句ってさ、あたし達の時代から後になると言うようになるんだけどさ・・・・・

 

ふふふ、わかりました?お節句のルーツ。

豊か過ぎる現代の食生活に納言ちゃん、少しいじけてましたが

今よりそのころの方が豊かだったものが沢山ありますよね。

風情、情趣、物の哀れ・・・など等。

その頃の歌に詠まれる花は、梅が主流。

今は桜。本当に近頃桜の花が良く歌われますね。

ぱ~っと咲いてぱ~っとちっちゃおうか~って?

しかし、ず~っと1000年の昔からの行事がいまだに受け継がれてるって嬉しいですね。

 

今日の私の小さな幸せ

右手のギブスも外れました。

でも、ぜ~んぜん、骨はくっついてないんですって。ガクッ!!

嬉しさも半分。

「決して重いもの持っちゃいけませんよ。無理しちゃいけませんよ。」

って元気先生。

よ~し、箸より重いものは持たないぞ~!!!

 

 

 

コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雛祭り寒波

2006-03-03 00:20:38 | 小さな気付き

今日は寒かったですね。

皆様のところはいかがでしたか?

「風のハルカ」でおなじみの由布岳も今日はうっすらと雪化粧をしていたそうです。

この寒さ「雛祭り寒波」のせい。

節分寒波。

お彼岸寒波。

 

朝、通勤途中に地元のラジオ放送を聴きます。

5分間だけど大分気象台の橋本さんがとてもわかりやすいお天気のお話をしてくれます。

今日はこの寒波の名前について。

よくこじつけじゃないですかと言われますが、これはデータに基いているんですよとの事。

流行語のようにす~っと使われてす~っと消えていく言葉と違うんですね。

長い歳月、毎年繰り返される気候にあわせて行事ができあがってきたんですね。

3月になって第1回、桜の開花予想日が発表されました。

ここ大分は22日。

皆様のところは何日?

今年は寒かったので例年より早めだそうです。

寒いほうが開花が早まるのって、逆のような気がしますね。

でも寒さが花芽の目覚めを促すんですって。

春眠暁を覚えずって私だけ?

朝寝坊していたら今年の桜に笑われそう。

 

今日の私の小さな幸せ

部屋干ししていたお洗濯物がみ~んな乾いた事。

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウォーク・ザ・ライン

2006-03-01 23:48:05 | 映画

1日は「映画の日」で1000円。

水曜日はレディースデイで1000円。

今日は3月1日、水曜日。

何か損をした気分。

1日で1000円。水曜日だからその半額で500円ならいいのにね。

文句言いながら、雨の中、映画に行ってきました。

ウォーク・ザ・ライン」君に続く道

僕は ずっと昔から 君が好きだった

 

さてさて、来てみたけれど何を観ようかな~?

スーパーの閉店セールで買う予定のものはないけど、行かなくちゃ。一杯買ったけれど、夕飯のメニュー何にしようか・・・みたいな感じ。

で、結局、「ウォーク・ザ・ライン」を観ました。

何の予備知識もなかったのが良かったです。

ビートルズ・ボブディラン・ローリングストーン・U2等すべてのアーテストに多大な影響を与えたミュージシャン、ジョニー・キャッシュの挫折と成功のサクセスストーリーです。

恥ずかしいんですが、ジョニー・キャッシュという人、全然知りませんでした。

この主人公を演じたのがホアキン・フェニックス。

「炎のメモリアル」で消防士の役を演じた人。

彼が奥さんがいながらずっと憧れていた女性シンガー、ジューン・カーターにリーズ・ウイザースプーン。

この二人の歌声がとびっきりいいんですね。

吹き替えかなと思っていたのですが、なんと半年間ボイストレーニングをしたそうです。

この歌を聴くだけでも、1000円、惜しくないです。

ストーリーは上のホームページ見てください。(又手を抜く)

シンデレラマンを観た時もそうでしたが、どうしても主人公よりその主人公に関わっている女性の心理に思いをはせてしまいます。

彼と小さな幸せだけを平凡な幸せだけを願っている妻。

彼の夢より現実が大切な妻。

彼の奥さんは、彼にスターになって欲しいなんてこれっぽちも思っていなかったんですね。

普通の女性はそうですよね。夢だけでは食べていけませんものね。

シンデレラマンの奥さんと大きく違っていたのはここ。

やっぱり奥さん子供を連れて出ていちゃいました。

親とも深い溝があり、彼は孤独です。

彼の希望の星は、子供の時からラジオから流れていた歌声の主ジューン・カーター。

愛を伝えても伝えても拒絶され、拒絶されるたびに薬に救いを求めてしまう彼。

薬物中毒により、スターの座から、真っ逆さま。

何もかもなくした彼。

その彼を救ったのは、彼の愛を拒絶し続けたジューン。

彼を救い出しはしたのですが、プロポーズはNO。

ここら辺の彼女の心理も同じ女性としてよくわかりますね。

彼女自身にも養わなければならない家族がいる。

その上何時又、道を踏み外すかわからない危なっかしい彼を見守り続けるのは相当の覚悟がいります。

しかし、ステージの上で再度プロポーズ。

あれでは断れません、誰だって。ましてや愛していれば。

その後彼は親との関係も修復し、音楽界でも成功をおさめたそうです。

この映画で1番感動したセリフ。

彼がどん底の時、彼の親も彼女も彼を残して立ち去ろうとした時、彼女の母親が

「行ってあげなさい、貴方まで彼を見捨てるの?」

言えませんよね、この言葉。関わりなさんな(←あれ、これ方言?)とは言っても。流石しっかりした彼女を育てた母親だと思いました。

 

この作品アカデミー賞、主要5部門にノミネートされています。

今月末の発表が楽しみです。

お暇な時間がありましたらチラッといえいえじっくりと観て、二人の歌声を聴いてください。お勧めですよ。

 

今日の私の小さな幸せ

いい映画を観た事。

サントラ版ほし~い。

 

 

 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする