小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

優しい春の雨

2006-03-19 00:05:43 | 小さな気付き

「風のハルカ」観てますか?

もう、最終回が近いというのに、恋の行方がわかりません。

地元のラジオ放送で

「ハルカのウエディングドレス姿の収録がありました。勿論お相手は○○さんです。」

って言ったんです。でも○○さんだったら、○○さんはどうなるの?と思ったりしながら、やきもきしながら観ています。

あ、ごめんなさいね、観ていない方。

 

今日も雨が降ったりやんだりのお天気でした。

♪こぬか雨降る 御堂筋~

今日のような優しい雨の事を小糠雨って言うんですね。

又昨日に続き

 きれいを磨く 美しい日本語帳 道行めぐ著より

小糠雨

もう一度会いたいと

ずっとずっと願っていたのに

あなたはわたしを覚えてなかった

笑顔のままで 小糠雨

 

音もなく降る細かな雨粒

雨粒が米糠の粒子のように細かい雨。

・・・・

雨音も立てず、傘をささなくても歩ける。

あるいは傘をさしても、どこからともなく衣服をしっとりと濡らしてしまうような、この雨の降り方を表現するにはまさに言い得て妙な言葉ですね。

 

本当に、今日はそんな雨でした。

でも雨が降るとやっぱりまだ寒いですね。

こんな句を見つけました。

春めくや 肌に甘ゆる 首飾り  中込 誠子

少し開いた襟元にペンダントをつけたいのですが、つけた瞬間はまだヒヤッとします。甘ゆると感じるまでもう少し。

 

と、ここまで書いていたら、テレビで「南極物語」やっています。泣くから観まいと思っていたのに、観てしまいました。いや~みんな若いですね。夏目雅子さんはやっぱり綺麗です。で、あの役は健さん以外はないですね。

 

外は小糠雨。

栃東が負けて、心の中は涙雨。は~!!!!

 

今日の私の小さな幸せ

利休梅の花が咲き始めました。

 

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佐保姫

2006-03-17 23:39:03 | 読書

きゃ~、三度目の正直。

日曜日は、きっと勝って欲しいですね。

広島以外でこんなに野球であつくなったのは久しぶり。

王監督はやっぱり「世界の王」ですね。コメントの一つ一つも紳士です。

あんなにクールだったイチローもすっごくあついし。

でも今日負けたアメリカの野球関係者ってどんな気持ちかしら?

大相撲で、千秋楽に朝青龍と白鵬と琴欧州で優勝決定戦するみたいな感じ?

ま、今は人様の気持ちを思いやるほどの心の余裕はないので。

後は勝つだけ、頑張れ、ニッポン!!!!

 

話しかわりま~す。

本屋さんのレジでお金を払おうとしたら、レジの横に、可愛らしい大きさの本が置かれていました。

きれいを磨く 美しい日本語帳 道行めぐ著

綺麗な日本語に美しい詩を添え、その言葉にまつわる話が書かれています。

その中で、「佐保姫」から

佐保姫

光の粒子を全身にまとって

そのひとは現れた

一瞬で恋に落ちたぼくのことなど

気付きもしない 鮮やかさで

 

芽吹きの季節をつかさどる”姫”

佐保姫は春の女神です。古代中国の思想で東は春にあたるところから、奈良の都の東にある佐保山の姫が、芽吹きの季節をつかさどる女神とされました。・・・・・

春を連れてくる佐保姫とは、艶っぽい幸せの光に包まれている美しい姫を想像させられますね。

 

と書かれていました。

佐保姫って春の季語なんですね。初めて知りました。

で、私、佐保姫様の事がもっと知りたくて調べてみました。

実は彼女、春の季語には似つかわしくないほどの物凄い情熱家なんですよ。

古事記の「佐保彦の乱」に出てくるんです。

あらすじいきますよ~。今日もながくなりま~す。いいよね、今日も金曜日だし。

彼女は、天皇の妃なんです。

でも、優しい天皇より別に好きな人がいるんですね。

その好きな人とは、一体誰でしょう?

あのね、ここだけの話よ。彼女のお兄ちゃんの佐保彦様なの。

お兄ちゃんとは、パパが違うのね。

ある日、そのお兄ちゃんから

「兄の私と、夫の天皇どっちを愛しているか?」

と聞かれ、もち、お兄ちゃんと答えたら

「この世を二人で治めよう、僕の為に天皇を暗殺してくれるね」

と頼まれちゃうのよ。

で、好きな人の頼みは断れなくて、彼女の膝の上で眠っている天皇に小刀を・・・・・。

でも、殺せなかったんですね、とっても天皇は優しかったからね。三度ほど振り上げては、振り下ろし・・・。たまらず流した涙が天皇の頬を濡らし、彼は姫の涙で目を覚ますんです。

「今、夢の中で佐保から現れた蛇が私の首をしめようとした。どうしてだろう?」

姫は全部天皇に打ち明けるんですね。

勿論、天皇は佐保に兵を出して、佐保彦との戦いが始まります。

間に立つ佐保姫は、いたたまれず、やっぱり愛するお兄ちゃんのいる佐保に向かいます。

でもこのとき佐保姫は天皇の御子をみごもっていたんですね。

戦火の中で皇子を産み落とす姫。

天皇は愛する佐保姫と皇子を取り返そうとあの手この手と必死で手を尽くします。

このあの手この手がすごく面白いのですが書いていると土曜日になってしまいそうなので省略。

で、結局は、皇子だけは天皇に返し、彼女は愛する佐保彦お兄ちゃんの後を追って炎の中に身を投じるのでした~。

「この世では一緒になれない、兄と妹。あの世で一緒になりましょ~!!」

みたいなことを言ったかどうかはわかりませんが・・・・。

私も、ゆっくり、古事記を紐解いてみようと思います。

彼女が多分只の悲劇のヒロインとしてだけで描かれてはいないような気がしますので。

どうか、皆様、今宵は佐保姫様の出てくるようなロマンティックな夢をみてくださいね。

 

今日の私の小さな幸せ

タイツリソウの花が咲きました。

今晩は、鯛が沢山釣れた夢を見るかしら?

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介護は誰が?

2006-03-15 22:02:53 | 小さな気付き

ここ2、3日、君に冷たくしてごめん。

今日は、僕があったかく包んであげるよ。

とでも言っているような、今日のお天気。

あ~この心変わりの激しいお天気にもてあそばれています。

 

今日は朝日新聞にこんな記事が。

「介護は誰が?」三者三様の閣僚

「誰に老後の介護をしてもらいたいか」。

14日の参院予算委員会で下田敦子氏が質問。

川崎厚生労働相

「夫婦の議論になっている。おれの方が先になくなるから、おまえがしっかりおれの面倒を見てくれ、と。女房の面倒は、息子がしっかりやらなきゃならんだろうなと考えている」

谷垣財務相

「子どもがそういうことをやってくれるか、まだ議論したことがない。やってくれそうな気もするし、とてもそこまでも望めないような気もするし」

額賀防衛庁長官

「選挙でずっと女房の世話になっているから、女房より長生きして面倒を見たい。自分のことはそれから考える」

 

ふふふ、この3人の答弁いかがです?

この答えだけで、選べって言われたら、私、額賀さんに1票入れますね。

 

夫の両親はとっても元気に私達に持って帰らせようと野菜作りに精をだしています。

「ブロッコリーが大きくなったよ。春キャベツが巻いたよ。」

という電話。近くのスーパーで安い値段で売っています。

でも、やっぱり気持ちが嬉しくて

「は~い。」

と言って、1時間半かけていただきに帰ります。

私の実家の母も兄夫婦や孫達と丁々発止とやっています。

でもいずれは親の介護という問題が出てきます。

その時は、腹をくくってじっくり取り組みたいとは思っています。

 

ふふふ、今日は少し真面目なお話でした。

あ、一応私、長男の嫁なんですが、友達にそう言うと

「うそ~」

って言います。どうしてかしら?

 

今日の私の小さな幸せ

アカデミー賞の作品賞「クラッシュ」観てきました。

人種差別がテーマ。

もしこれから行こうかなって思っていらっしゃるなら、気力、体力とも充実した日に。

いい作品ですがとっても疲れます。

 

 

 

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人間と猫はどっちが賢い?

2006-03-14 21:46:18 | 小さな気付き

きゃ~今日も寒かったですね。

寒空に、まんまるくて少し赤い色をした月がとっても綺麗です。

こんな寒い日は笑うにかぎります。

 

面白いの、見つけました。

田辺聖子さんが「女の口髭」の中で、北井一夫氏の写真集「新世界物語」の事書いています。新世界は大阪の新世界の事。

 

オジンとオバンが集まって討論しているらしき一枚の写真、説明はないので分からないが、障子に紙が貼ってあって、そこにタイトルと討論結果が書いてある。

人間と猫とどっちが賢いか  注: (=^・・^=)猫。(*^。^*)人間

(=^・・^=)  働かない

(*^。^*)   汗を流して働く

(=^・・^=)  食器を洗わない

(*^。^*)     猫の食器を洗う

(=^・・^=)  嫌いなものは食わぬ

(*^。^*)   イヤイヤ食う

(=^・・^=)  食後は眠る

(*^。^*)   また働く

(=^・・^=)  学校へ行かない

(*^。^*)   12年以上も苦しむ

(=^・・^=)  子供は必ず育てる

(*^。^*)   邪魔になれば捨てる

(=^・・^=)  裸でいても美しい

(*^。^*)   みにくい

(=^・・^=)  他人の家の魚を盗む

(*^。^*)   よう盗まない

(=^・・^=)  生まれて1年で独立する

(*^。^*)    20年経ってもスネをかじる

(=^・・^=)  死期をさとると去る

(*^。^*)   死ぬまでじたばたする

(=^・・^=)  猫と猫は金儲けの為に殴り合いはしない

(*^。^*)   人間と人間の殴り合いを金を払って見て楽しむ

爺さんはいい顔でじーっと考え込んでいる、この感じが、まさにこの町の顔。

 

大阪のおじさんとおばさんが猫と人間はどっちが賢いかって討論している姿、想像しただけでも可笑しいですね。

そしてこの内容も又とっても可笑しいでしょ。

犬vs人間とか 犬vs猫とかも討論しあうのかしらね?

でもこれ読んで、人間より猫の方が賢いじゃないのって思いましたよ。

犬とだったらなおさら完敗のような気がします。

私もこの大阪のおじさん、おばさんの討論に入れてもらってと。

(=^・・^=)は小判はいらない

(*^。^*)は小判が大好き

 

ふふふ、寒さしのぎに、貴方も考えてみて!

でも、明日は、あたたかくなるとか。

 

今日の私の小さな幸せ

とっても綺麗な月を見たこと。

会社の外をふくら雀のように丸くなって歩いていたら

「寒いといって体をすくめて歩いていたら、又転ぶよ。気をつけなさいよ。」

って他所の会社の方から声をかけていただきました。

「は~い、ありがとうございま~す。」

 

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寒いね!

2006-03-13 22:01:03 | 小さな気付き

やっぱり今日は、力いっぱい寒かったですね。

お天気だけでなくて、スポーツも寒かったです。

野球、あれって、可笑しいですよね。

普通、判定変わらないでしょう!!!!

途中までは、物凄くいい試合してましたよね。

川崎がフライを反対向いてとったときなんかもう鳥肌たちました。

あ~本当にあの審判員の方は、寒いです。

 

で、夕方、大相撲。

トッチー、何やってんだ~!!!!

もう~寒いぞ~。

 

今日の寒さは本当に身にしみました。

 

今朝、ラジオが伝えていました。

この3月の思いがけない寒さを、「棚はずし」って呼ぶところがあるそうです。

棚卸しじゃないんですよ。ははは・・年度末ですものね。

冬の間にすっかり薪を燃やしてしまって、この突然の寒さに、もう燃やす薪がない。

で、棚をはずしても燃やして暖をとる、って言う事だそうです。

今なら、さながら

あちゃ~、灯油ないわ~。買うと余るし、買って来ないと寒いし。

どうする~、棚はずすう~?そんな事、ないない!

この寒さ、棚はずしの他に場所によっては、「桜かくし」「小鳥殺し」というところもあるそうです。

なんかいいですね。こういう言葉好きです。

あ~、明日も桜かくされたり、小鳥殺されたり、棚はずさないといけないくらい寒そうです。

体調崩したりしませんように。

 

今日の私の小さな幸せ

何時だったかしら?カンアヤメが咲きましたって書きましたよね。

あれから随分経つけど、まだ咲き続けています。

けなげです。

上が土曜日の蕾の時

日曜日には・・・・。

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テレビの前でスポーツ観戦!

2006-03-12 23:21:29 | スポーツ

沈丁花の香りが、春寒の中、甘く香っています。

今日は、午後からはコタツの中にもぐりこんでスポーツ観戦。

 

名古屋国際女子マラソン。

弘山選手、マラソン挑戦10回目で初優勝。

ピンクとグレーの資生堂の見慣れた彼女のユニホーム。

ゴール後のコーチでもあるご主人との抱擁。

きゃ~、もう私、前にも書きましたが、こういう場面好きですね。

ご主人、なかなかのおっとこまえです。

はっきり言ってタイプです。

 

弘山選手で感動した後は、サッカー。

トリニータ、ロスタイムで広島に同点にされました。

思いっきり、ガクッ!

マグノ~帰ってきて~!!!

 

気を取り直して、大相撲。

栃東、勝ちました。ヤリ~!!!!

あ~又2週間、一喜一憂の日々がはじまります。

又、今場所も思いっきり応援します。

今日、良いな~と思ったのが、安馬。

大関魁皇関をやぶってのインタビュー。

「これからどういう相撲をとっていきたいですか?」

という質問に、前に出て行く相撲をとかそういうありきたりの答えじゃなかったんですね。

ごめんなさい、何て答えたかはっきり覚えてないけど、見ている人が喜んでくれるような相撲・・・みたいな事を言われていました。

110キロくらいしかないんですね、彼は。

う~ん、外国人力士でも、頑張ってて、心がいい人は好きです。

 

明日の天気予報を観ました?

九州にも雪マークが出ていました。

この時期に降る雪の事を、振りじまいの雪、雪の別れ、忘れ雪って言うそうです。

こんな綺麗な名前を持つ今頃の雪。

明日、こんな名前を持つ雪、ここにも降るかしら?

 

今日の私の小さな幸せ

雪がらみで。

この花は、ゆきやなぎ。

こちらは、ねこやなぎ。

あれ?これが今日の幸せ?

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強さ、優しさ、あったかさ

2006-03-10 21:38:29 | 小さな気付き

今日は昨日とはうってかわって、朝からうららかな春の陽射し。

もう、天気さえ良ければこっちのもの。

ハイジも真っ青になるくらいの元気がムクムクとわいてきます。

私を元気にするのにキャッシュはいらぬ、お日さま顔出すだけでいい。

いや、やっぱりお金も欲しい。

 

今日はちょっとながくなります。

いいよね、今日は金曜日だから。ゆっくりお付き合いくださいね。

大分に飯田高原というところがあります。

その大自然の真ん中に、俳優の榎木孝明さんのギャラリーがあります。

その榎木孝明美術館に隣接して大野勝彦美術館もあります。

今日はその大野勝彦さんをご紹介します。

昭和19年熊本県生まれ。

平成元年、農作業中、機械により両手切断。

この神様からのメッセージはその失意のどん底から、不死鳥のようによみがえる瞬間の心の変化を書き上げている詩です。

(この詩をブログにご紹介させていただく事の了解をいただきました。)

心をこめて書き写します。

 

「やっぱいっしょがええな」    大野勝彦絵手紙詩画集より

神様からのメッセージ

それでも生きるんじゃ

それだから生きるんじゃ

何だ偉そうに

「格好悪い。ああ人生はおしまいだ」

なんて、一人前の口を叩くな

 

あのな、お前が手を切って

悲劇の主人公みたいな顔して

ベッドで、うなっていた時なー

家族みんな、誰も一言も

声が出なかったんだぞ

ご飯な、食卓に並べるのは並べるけど、

箸をつける者はだぁれもいなかったんだぞ

これまで一度も、神様に手なんか

合わせたことがない三人の子どもらナ

毎晩、じいさんと一緒に、正座して

神棚に手を合わせたんだぞ

 

バカが

そんな気持ちも分からんと

「なんも生きる夢がのうなった」

「他の人がバカにする」

そんなこと言うとるんだったら

早よ、死ね

こちらがおことわりじゃ

お前のそんな顔見とうもナイワイ

どっか行って、メソメソと

遺書でも書いて、早よ、死ね

なー体が欠けたんじゃ

それでも生きるんじゃ

それだから生きるんじゃ

考えてみい、お前の両親いくつと思う

腰曲がって、少々ボケて、もう年なんじゃ

一度くらい、こやつが、私の子どもで良かった

「ハイハイ、これは私達の自慢作です」って

人前でいばらしてやらんかい

もう時間がなかぞ

 

両手切って、手は宝物だった

持っているうちに、気づけば良かった

それに気づかんと、おしいことをした

それが分かったんだったら

腰の曲がった、親の後ろ姿よー見てみい

親孝行せにゃーと、お前が本気で思ったら

それは、両手を切ったお陰じゃないか・・・・

今度の事故はな

あの老いた二人には、こたえとるわい

親父な、無口な親父な

七キロもやせたんだぞ

「ありがとう」の一言も言うてみい

涙流して喜ぶぞ、それが出来て

初めて人ってもんだ

 

子ども達に、お前はこれまで何してやった

作りっぱなし、自分の気持ちでドナリッパナシ

思うようにならんと

子育てに失敗した、子育てに失敗した

あたり前じゃ

お前は、子育ての前に

自分づくりに失敗しているじゃなかか

あの三人は、いじらしいじゃないか

病室に入って来る時ニコニコしとったろが

お前は「子達は俺の痛みも分かっとらん」

と俺にグチ、こぼしとった

本当はな、病室の前で、涙を拭いて

「お父さんの前では楽しか話ばっかりするとよ」と、確認して

三人で頭でうなずき合ってからドアを開けたんだぞ

学校へ行ってなー

「俺のお父さんは手を切ってもすごいんだぞ。

何でも出来て、人前だって平気なんだぞ」

仲間に自慢しているっていうぞ

その姿思ってみい

先に逝った手が泣いて喜ぶぞ

 

しゃんとせにゃ

よし、俺が見届けてやろう

お前が死ぬ時な

「よーやった。お父さんすばらしかった。お父さんの子どもで良かった」

子どもが一人でも口走ったら俺の負けじゃ

分かったか

どうせまた、言い訳ばかりしてブツブツ言うんだろうが

かかってこんかい!

歯をくいしばって、度胸を決めて

ぶっつかってこんかい

死んだつもりでやらんかい

もう一遍言うぞ

大切な人の喜ぶことをするのが人生ぞ

大切な人の喜ぶことをするのが人生ぞ

 

時間がなかぞ・・・・・・・

時間がなかぞ・・・・・・・

 

いかがでしたか?

大野さんは、全国を個展、講演会と活躍を続けていらっしゃいます。

大野勝彦さんのホームページhttp://www2.infobears.ne.jp/oonokatuhiko/です。

(リンクの許可もいただきました)

この詩の中で出てきた息子さんはもうご結婚されて、大野さんはおじいちゃんになられたようです。

この本にこういう詩も。

リハビリを終えて病室にかえると

枕元に一輪のバラが飾ってありました

小さな字で 

今後手が必要な時には

私の両手をえんりょなくお使いください

と書いてありました

その日は

私が人のやさしさに初めて泣いた記念日となりました

 

私が大野さんを知ったきっかけは偶然にネットで、「神様のメッセージ」の感想文を小学生が書いていたのを読んだんです。

隣県にそんな凄い人がいるんだとびっくりしました。

そして、近頃、大分にも美術館が出来ていたので行ってきました。

一つ一つの作品の中に込められた文字を何回読んでも胸があつくなります。

どの絵にも詩にも大野さんの優しさ強さあったかさを感じます。

 

やっぱりながくなってしまいましたね。いいよね金曜日だものね。

 

今日の私の小さな幸せ

庭の花にモンシロチョウがとまっているのを見つけました。

あわてて、携帯で撮ったのですが、パシャリという音にびっくりして隣の庭に飛んで行ってしまいました。

どこにとまっているか、わかるかなあ~わかんねえだろうなあ~。フルッ。誰のフレーズだったかしら?

 

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イヌノフグリの花

2006-03-09 22:23:28 | 小さな気付き

つくしや、タンポポの写真アップしながら、テンプレートは猫(=^・・^=)ちゃんが炬燵に入って居眠りしている冬バージョン。

そろそろ、テンプレートも衣替え。

というわけで、今日からこれ!

 

今日の天気。

春霞でも黄砂でもなくただの曇り。

太陽が出ていないと、ドキドキしたり、ワクワクしたりする感情のセンサーの働きが鈍いんです。

こういうときこそ,自己暗示。

「私は今日も幸せだ!」

「今日も楽しいことが一杯だ!」

ありゃ、天気の悪い日は、自己暗示もかかりにくいみたいです。

 

気分直しに、パラパラとお花の詩集をめくっていたら、こんな詩を見つけました。

 

花陰     江森 國友

イヌノフグリの開花は3月9日

接骨木の芽(眼)が耳殻を割ってヒゲをのばす

母の墓域に咲いていたベニワビスケ

幼いイタドリが舌を尖らして赫らむ 春

 

はるかに花綬をくわえた鳥の

<求愛給餌>

翼をふるわせてする餌《恋》い

翼をふるわせながら口移しする

 

花朝 花下

《君》の 花唇を 摘む 

 

花の詩集 串田孫一・田中清光編 筑摩書房より

注:接骨木はニワトコと読むそうです。

この詩をどういうふうに解釈するか?

これは読み手の感性によって随分違いの出る詩ですね。

色んな括弧が詩に独特なカラーを出しているようです。

それぞれの感性でこの詩を感じてとってみてください。

これ、イヌノフグリの花。

余り美人に撮れていないのがちと残念。

でも、あなたも詩に詠まれていたんですよ、よかったねえ~。

(先日のつくしとタンポポの隣に咲いていました。)

 

私の今日の小さな幸せ

とっても美味しい菓子パンを見つけました。

フジパンの「黒コッペ」

キャチフレーズは なつかしいのにどこか新しい

まさにそんな感じ。

一度食べてみてください。おススメです。

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かたきうちの話

2006-03-08 00:58:02 | 読書

明日は1カ月お休みしていたボランティア再開。

老健施設に紙芝居を読みに行くはずでしたが、でも先方の都合により延期になりました。

週末に、そこで読む紙芝居を図書館に借りに行ったのですが、とてもいい作品がありました。

内容が少し暗いので、施設で読むのには向いていないのですが、誰かに聞いて欲しくて借りてきました。

我が家には、紙芝居に手をたたいて喜んでくれるような可愛らしいちびっ子はいないので、私の自己満足の犠牲者になるのは我がダンナ。

泣く子と何とかに勝てないみたいな顔をして聞いていたのですが、最後のほうになると結構絵を見ていました。

でもって、ふふふふ、皆様にも今日は私の犠牲者になってもらいま~す。

12月15日「へっこきよめさま」に続き第2だ~ん!

じゃあ、いきますよ~!はじまり、はじまり~い。

原作 新美南吉 脚本 堀尾青史 画 輪島清隆

「かたきうちの話」

鎌のような月が冷たく光り、黒い闇が一人の侍を包んでいた。

そうなんですよ、このお話、時代劇なんですよ。

かいつまんで書いちゃいますと、小山半十郎さんという人は笛がお上手。

でも、あとから召抱えられた松木主人さんの方がもっと上手でお殿様のお気に入りになちゃうんですね。

で、プライドが傷ついた小山さんは松木さんを待ち伏せて殺そうとするんです。それが最初のシーン。

でも、反対に殺されちゃうんです。

で、ここで殺された小山さんの弟、主人公である三郎太君の登場!

           

この人がそうで~す。ちょっとうらぶれてます。なんせもう十年も旅を続けてますからね~。

ちゃんとしたら、結構いい男だと思うんだけど・・・。

さ、次に準主役の登場!

その名はシラミ君。そうあのかまれると痒くなるシラミ。

このシラミ君

「お前も結構悪じゃの~!」

チョイ悪です。

旅の途中で泊った宿で首筋が痒いので見ると、シラミが。

そこで、つぶせばいいものを、三郎太さん

「シラミでも、俺の血を分けた兄弟というわけだ。よしよし。」

で、それからどうするかと思いきや、なんとまあ、柱に穴を開けてそこにチョイ悪シラミ君を入れて蓋をするんです。

な~に考えてんだか、わけわからん。

それから、又旅を続けて1年後。

偶然にも又、同じ宿の同じ部屋にチエックイン。

ふ~っと、チョイ悪シラミ君の事思い出しました。

蓋を開けると彼は生きていたんですね~、怖いですね~どうなるんですかね~。

又、三郎太さんがおバカ。

「ほほう、生きておったか。

俺は一年間お前を苦しめたのだから、しばらく我慢して血を吸わせてやろう。

満足するまで吸うがよい。」

         

まあ、人がいいたらありゃしない。

チョイ悪シラミ君、思いっきり吸いました。

お陰で、三郎太さんは7日7晩うなされました。

してやったり、一年間閉じ込められたかたきを見事にとりました。

三郎太さんを治療したお医者の先生

「私は人の命を救うのが仕事。

だから言うのだが、かたきうちのような殺生は好きじゃない。

できればやめてもらいたい。治療代はただにするから貴方も相手を助けてやったらどうかね。」

が、しか~し、彼は

「シラミですら、かたきを打つために一年間命をかけて待っていた。

一匹の虫けらに万物の霊長たる人間が負けておれるか。

俺は必ずかたきをしとめるぞ。」

僕のライバルはチョイ悪シラミ君だも~ん!

そうこうしていると、さ~出会えました、三郎太さん、かたきに。

松木安太郎さんじゃなかった松木主人さんに。

でもね、松木さん、目が見えなくなってたんです。

「お恥ずかしい事ですが、私は十年前、人様を殺めたことがあるのです。

いつかそのむくいを受けたいと待っているうちに目が見えなくなりました。」

切ろうか!

でもそこで三郎太さん、チョイ悪シラミ君の事思い出しちゃいました。

「この目の見えぬものを討つのは大根を切るのと同じだ。

そんな事をしたら、俺にかたきをうったシラミと同じ、いやシラミより劣る。

俺は人間なのだ。シラミなんかじゃない。

・・・・・

俺は考える力もない虫けらじゃない。人間だ。

人間が人間を殺せるか!」

 

ひとりの僧が托鉢をしていた。

それが武士を捨てた小山三郎太の後の姿である。

おしまい。

 

いかがでしたか?

楽しんでいただけましたか?

さすが、「ごんぎつね」の新美南吉さんの作品ですね。

16場面ですが、一匹のシラミによって変化していく心理描写。

私がおちゃらけて書いてしまったので、その半分も良さをお伝えできなくてごめんなさい。

でも、紙芝居でも結構面白いでしょ?

 

今日の私の小さな幸せ

アカデミー賞もっと先だと思っていたら発表されましたね。

先日アップした「ウォーク・ザ・ライン」でリーズウィザースプーンが主演女優賞をゲット。

なんか嬉しいですね。親戚でもないのに。

 

 

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笑顔の魔法

2006-03-06 22:16:20 | スポーツ

今日は、朝から雨。

やっぱり、晴れの日は三日続きませんでした。

あ、そうそう、今日は啓蟄ですって。

冬眠中の虫たちが、ゾロゾロ、ニョロニョロ、・・・。

あんまり嬉しくないのですが、彼らにもお仕事がありますしね。

 

で、今日は女子ゴルフネタです。

さくらちゃん、一打差で惜しかったですね~と横峰さくらちゃんの話ではなくて、優勝した西塚美希世さんについて。

34歳西塚、逆転初V。

「笑顔が奇跡を呼ぶ」本を実践。

弱気の虫 克服。

こんな見出しに私はとても弱いんです。

なんでも彼女は自らを

「性格を自己分析すると弱気」

と。これまで3位以内は10度あるけれど、優勝を意識した途端、ガタガタと崩れるんですって。

今回、沖縄入りする前、大阪の空港で、1、260円の自己啓発系の本を買ったそうです。

この本に書いていることを実践して沖縄を去る日に1、440万円に・・・。

何?え、なんていう本?知りたい!知りたい!

朝日さん、本の名前を書いてないじゃない。

で会社に行き、地元ローカル紙と日経新聞を見るけれど、やはり本の名前は書いてない。

寝た子を起こされた私。

家に帰ってネット。

見つけましたよ、日刊スポーツに書いてました。

           あなたに奇跡を起こす笑顔の魔法 心から笑えなくても大丈夫

「~あなたに奇跡を起こす~笑顔の魔法」 野坂礼子著 でした。

この本は持ってませんけれど、彼女の書いた「笑顔セラピー」っていう本、手元にあります。

自分のイメージを明るくする方法

自分自身が肯定的な明るい気持ちでいることが、明るい笑顔への近道になります。

それには、

自分を否定することをやめて、自分のセルフイメージを明るくすることがいちばんです。

さて、このセルフイメージを明るくすることは、なかなかむずかしい面があります。

なぜなら、私たちは、比較的たやすくネガティブな言葉の暗示にかかって、縛られていきますが、明るい言葉の暗示にかかりにくいからです。

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すでにある潜在意識を覆すのですから、かなり強烈な力が必要です。

そんなときは、私たちがもっている潜在意識に働きかけるのがいいと思います。

・・・・

潜在意識は、言葉のくり返しによく反応します。

①短く、単純な言葉

②肯定的な言葉

③具体的な言葉

④現在完了形・進行形の言葉

たとえば、

「私の笑顔は輝いていく」

「私は仕事を楽しんでいる」

「今の私が大好き」

なんてどうでしょう。

いい言葉が決まったら、あとは呪文のように、くり返していればいいのです。

 

西塚さんは、「笑顔の魔法」を読んで

「いつも笑顔で、いつもありがとうございますという気持ちを持てば、いつか幸せになれる」

とその本を読み、実践したそうです。

彼女は4年前に結婚。御主人は17歳年上。

優勝したら、子供をつくろっうって話していたんですって。

笑顔の可愛い赤ちゃんができるといいですね。

おめでとうございま~す、西塚選手!

 

今日の私の小さな幸せ

あまり知られていない選手の活躍は嬉しいです。

その影に家族愛や夫婦愛があったりするとなおさらです。

 

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