ニューヨーク・ヤンキースからフリーエージェントとなっていた黒田博樹投手が広島カープに復帰のニュースには驚いた。一部では19~21億円ともいわれるメジャー球団からの巨額のオファーを断っての復帰劇に、義理と人情の任侠映画を見ているような気分にさせられ、胸が熱くなった。
『仁義なき戦い』で、山守親分(金子信雄)が子分の広能昌三(菅原文太)に「昌三、わしゃぁおまえだけが頼りじゃ」と言ったように、カープ側も黒田に「黒田、わしゃぁおまえだけが頼りじゃ」なんて言ったのだろうか。それを受けた黒田もすごいが…。
文太主演の大河ドラマ「獅子の時代」の挿入歌「OUR HISTORY AGAIN ―時の彼方に―」の歌詞が黒田にピッタリ合う。
金が仇の世の中で 夢を追い駆けていく奴がいる。夜毎に酔いどれて 路地裏で眠っても 胸に赤いバラ そんな感じさ。十五で世の中を分かっちまったよな 奴らから見れば 馬鹿げた話さ。日々の暮らしは 晴れた日ばかりじゃないが 明日が雲間に見え隠れ あ~繰り返す 時を 見逃すな 熱く 燃えて生きる アワー・ヒストリー・アゲイン
ここで聴ける↓
https://www.youtube.com/watch?v=S5BNxEyJMDI
「野球はビジネスが全てじゃない。だから楽しむんだ」という『ミリオンダラー・アーム』のセリフを思い出した。